京都の秋の栗菓子を紹介!有名和菓子店や和スイーツも紹介
秋の京都は、美しい紅葉だけでなく、旬の味覚である栗を使った和菓子やスイーツも楽しめる季節です。京都は日本有数の和菓子の名産地であり、伝統的な栗菓子から現代的な和スイーツまで、多彩な栗を使った逸品が揃います。本記事では、京都で楽しめる秋の栗菓子、有名和菓子店、そして栗を使用した和スイーツをご紹介します。
京都の和菓子や和スイーツについて興味を持たれた方はぜひ下記の記事もご覧ください。
栗を使った和菓子の魅力
栗は、古くから日本の秋の味覚として親しまれてきました。その自然な甘さとほっくりとした食感は、和菓子に最適で、多くの名店が栗を使った逸品を提供しています。京都では、秋になると栗の旬を迎え、和菓子店や茶屋で様々な栗菓子を味わうことができます。
有名和菓子店で楽しむ秋の栗菓子
亀屋良長(かめやよしなが)
創業200年以上の歴史を誇る老舗「亀屋良長」は、栗を使った上品な和菓子が秋の京都で人気です。代表的な栗菓子は「栗蒸し羊羹」。大粒の栗がふんだんに入った羊羹は、しっとりとした食感と栗の自然な甘みが楽しめます。
所在地:〒600-8498 京都府京都市下京区柏屋町17−19
電話番号:0752212005
営業時間:9時30分~18時00分
俵屋吉富(たわらやよしとみ)
享保年間に創業した俵屋吉富は、京都で有名な和菓子店の一つ。秋には「栗きんとん」が登場します。ほろほろと崩れる口どけの良さと、栗そのものの味わいが絶品。見た目も美しく、贈り物にもぴったりです。
所在地:〒602-0029 京都府京都市上京区室町頭町285−1
電話番号:0754322211
営業時間:8時00分~16時00分
定休日:水曜日
老松(おいまつ)北野本店
老松の秋限定商品「栗鹿の子(くりかのこ)」は、職人が丁寧に作り上げた一品。煮込んだ栗がごろっと入った贅沢な栗菓子で、上品な甘さが特徴です。茶会や贈答用にも人気の高い和菓子です。
所在地:〒602-8395 京都府京都市上京区社家長屋町675−2
電話番号:0754633050
営業時間:9時00分~17時00分
鶴屋吉信(つるやよしのぶ)
鶴屋吉信の「栗入りどら焼き」は、しっとりとした皮とたっぷりの餡に大粒の栗が入った豪華などら焼きです。伝統的な和菓子と栗の融合を楽しめる秋の逸品です。
所在地:〒602-8434 京都府京都市上京区西船橋町340−1 1階
電話番号:0754410105
営業時間:9時00分~18時00分
定休日:水曜日
くりや(元祖栗納豆本家)
京都西京区の桂を拠点に展開する栗菓子専門店で、栗菓子「金の実」は絶品です。また「栗赤飯」や「栗羊羹」も京都在住の方から高い評価を得ています。
所在地:〒615-8086 京都府京都市西京区桂乾町4−11
電話番号:0753915202
営業時間:9時~18時
和スイーツで味わう栗の風味
和菓子だけでなく、近年では和の素材を活かしたモダンなスイーツも注目されています。栗を使った和スイーツは、伝統的な和菓子とはまた違った角度で楽しめる秋の味覚です。
- 一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)
- 京都吉祥庵(きょうときっしょうあん)
- こちらのお店では、「栗のわらび餅パフェ」が話題。滑らかなわらび餅に加えて、栗の甘露煮や栗アイスがトッピングされた贅沢な一品です。和の素材をふんだんに使った和スイーツで、秋ならではの風味を楽しめます。
- 京洋菓子司 梅園(きょうようがしし うめぞの)
- 伝統的な和菓子と洋菓子の融合が楽しめる梅園では、「栗モンブラン」が大人気です。繊細な栗のペーストがたっぷりとかかったモンブランは、和と洋の美味しさが見事に調和したスイーツ。栗本来の味わいを楽しめます。
栗を使った手軽なレシピ
自宅で秋の味覚を楽しむために、栗を使った簡単な和菓子作りもおすすめです。ここでは、手軽にできる栗菓子「栗きんとん」のレシピをご紹介します。
栗きんとんの作り方
- 材料:
- 栗:500g
- 砂糖:100g
- 塩:少々
- 栗を茹でて皮をむき、裏ごしします。
- 鍋に裏ごしした栗と砂糖を入れ、弱火で混ぜながら煮詰めます。
- 塩を少々加えて風味を整えます。
- 生地がしっとりとまとまったら、手で形を整えて完成です。
このシンプルな栗きんとんは、素材の味を最大限に生かした素朴で美味しい和菓子です。秋のティータイムにぴったり。
まとめ
京都の秋は、栗菓子が豊富に揃い、老舗の和菓子店から新しい和スイーツまで楽しめる時期です。伝統的な栗菓子の素朴な甘さや現代的なスイーツの斬新な味わいを、京都の風情と共に堪能してみてはいかがでしょうか。
和菓子好きの方は合わせてこちらの記事をご覧ください。
投稿者プロフィール
-
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。
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