煎茶道具「袱紗(ふくさ)」

煎茶碗をのせる煎茶道具「袱紗」をご紹介します。

【茶道具】 出帛紗 本能寺緞子 *土田友湖* 出袱紗*出服紗*

※参考:煎茶全書 主婦の友社 

 名称や扱い方は、各煎茶道流派や先生によって異なる可能性があります。

煎茶道具「袱紗」(ふくさ)とは

袱紗とは、ほかの煎茶道具を清める、拭う作法のときに用いる、柔らかい布のお道具です。

別に絹紦(けんば)、帛紗(ふくさ)、服紗(ふくさ)などと呼ばれています。

煎茶道具「袱紗」の材質や形とは

材質としては絹(きぬ)や木綿(もめん)、更紗(さらさ)、混織(こんしょく:二種以上の糸を混ぜて織ること)などが多く用いられます。

大きさは、流派やその時の茶会によって異なったりしますが、だいたい縦28センチ、横26センチぐらいを使うことをおすすめされます。

煎茶道具「袱紗」の画像はこちら

煎茶道具や茶道具として扱われる袱紗を画像でご紹介します。

煎茶道具の関連ページをご紹介

さらに煎茶道具に興味を持たれた方へおすすめの関連ページをご紹介します。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。