京都で行ってはいけない神社とは?晴明神社や貴船神社などパワースポットを紹介

京都で行ってはいけない神社まとめ

京都は、日本の歴史と文化を象徴する神社が数多く存在する場所です。その中には、観光地として広く知られ、誰もが訪れることを勧められる神社もあれば、古くからの言い伝えや都市伝説に基づいて「行ってはいけない」とされる場所もあります。本記事では、「京都で行ってはいけない神社」として語り継がれる場所や、その理由について詳しく解説していきます。

1. 行ってはいけない神社の由来

まず、「行ってはいけない神社」とは何を指すのでしょうか。一般的に「行ってはいけない」とされる神社には、以下のような特徴があります。

  • 霊的な力が強すぎるとされる場所
  • 縁切り呪いに関連する神社
  • 特定の人にだけ災いをもたらすと言い伝えられている神社
  • 祟り不吉な出来事が起きるとされる場所

京都には、数百年以上の歴史を持つ神社が多く、その中には古くからの言い伝えに基づき、特定の人々が訪れることを控えるべき場所とされる神社も存在します。特に「縁切り」や「厄除け」といった特殊な願望を持つ人々が集まる場所には、訪れる際に注意が必要だとされています。

2. 安井金比羅宮

京都で「行ってはいけない神社」として最も有名なのが、安井金比羅宮です。この神社は、「縁切り」のご利益があるとされ、悪縁を断ち切り、良縁を結ぶために多くの参拝者が訪れます。しかし、その強力な霊的パワーから「軽い気持ちで参拝すると悪影響を受ける」と言われることもあります。

安井金毘羅宮の基本情報

所在地:〒605-0823 京都府京都市東山区下弁天町70

営業時間:24時間無休

電話番号:0755615127

安井金比羅宮の由来と縁切り

安井金比羅宮は、縁切り祈願の神社として有名です。その歴史は古く、平安時代から祈願所として機能してきました。特に、悪縁を断ち切るために訪れる人々が多く、恋愛関係や仕事、人間関係のトラブルを解消したいという願望を持つ人々が集まります。

ただし、ここでの「縁切り」の力は非常に強力とされており、悪縁だけでなく良縁までも切れてしまうことがあるとも言われています。そのため、「本当に必要な縁まで切れてしまった」という報告も少なくありません。このため、「軽い気持ちで行くべきではない」とされているのです。

参拝時の注意点

安井金比羅宮に参拝する際は、強い意志と目的を持って訪れることが推奨されています。「悪縁を絶対に断ちたい」と心から願っている人でなければ、その霊的パワーに影響を受けてしまう可能性があるため、注意が必要です。

3. 貴船神社

貴船神社もまた、行ってはいけない神社として語られることがあります。この神社は水の神を祀り、縁結びの神社としても知られていますが、同時に呪術や祈祷に関連した伝説が数多く残っています。

貴船神社と呪い

古くから、貴船神社は「丑の刻参り」の場所として有名です。丑の刻参りとは、怨みを持った者が夜中に神社で呪いをかける儀式です。このため、貴船神社には「呪いの力が強い場所」としての側面もあり、特に夜に訪れることは避けるべきだとされています。

参拝時の注意点

貴船神社自体は縁結びのご利益があるため、カップルや夫婦が訪れることが多い場所です。しかし、神社の歴史や伝説を知ると、その裏にある暗い側面を感じることもあるかもしれません。特に、丑の刻参りの伝承を信じる人々にとって、貴船神社は「軽々しく訪れるべきではない」場所とされています。

4. 清明神社

清明神社は、平安時代の陰陽師・安倍晴明を祀る神社として有名です。陰陽道に基づいた祈祷や厄除けの力が強いとされていますが、そのために「強すぎる霊的な影響を受ける可能性がある」と言われることもあります。

陰陽道と清明神社

陰陽道は、日本古来の神道や仏教に中国の道教や占星術が融合したもので、特に霊的な力や呪術的な要素が強く含まれています。安倍晴明は、その卓越した霊能力で多くの人々を助けたとされ、彼を祀る清明神社には多くの参拝者が訪れます。

ただし、陰陽道の力は強力であり、悪霊を祓うだけでなく、強い霊的なパワーを感じることもあるとされています。そのため、「心身が弱っている時には行くべきではない」という意見もあります。

参拝時の注意点

清明神社に参拝する際は、霊的な影響を強く受けやすい人や、心身が弱っている時には避けた方が良いとされています。特に、安倍晴明の力を借りて厄除けや祈願をする際には、強い覚悟を持って臨むことが大切です。

5. まとめ

京都には、数多くの神社があり、その中には強力な霊的パワーを持つ場所も存在します。「行ってはいけない神社」として語られるこれらの場所は、特定の目的や覚悟を持って訪れるべき神社として認識されています。特に縁切りや呪いに関連する神社、陰陽道や霊的な力が強い神社は、軽い気持ちで訪れると悪影響を受ける可能性があるため、慎重に考えて参拝することが大切です。

自分の心身の状態や目的をしっかりと確認し、霊的な影響を受けやすい人や不安を感じる人は、無理に参拝しない方が良いかもしれません。京都の神社は歴史と伝統が深く、霊的な力も強い場所が多いため、敬意を持って参拝することが重要です。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。