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【事例】日本茶イベント|京都河原町のお寺ではじめての日本茶体験~煎茶観念仏~イベントレポート

2023年12月7日、京都の聖光寺にて「京都ではじめての日本茶体験~煎茶観念仏~」というイベントを開催しました。ここ最近は個人宅やプライベートイベントなどで数十回の日本茶イベントを行ってきましたが、お寺でのイベントは滅多に行わないため、特別にレポートにまとめました。

当日の参加者は15名程度で、SNSでライブ配信も行い、合計200名の方が視聴しました。

実際の参加者の方には、和菓子京焼の器、京都の玉露などをお楽しみいただきました。

イベント詳細

テーマと内容

イベントのテーマは「鬼の観念仏」。茶席には大津絵の「鬼の寒念仏」を結界として飾り、仙太郎の栗菓子と京都の宇治の玉露を用意しました。鬼の寒念仏は、偽善者を風刺し、見た目だけでは人の本質は分からないという教えを伝えます。このテーマは参加者に大きな印象を与えました。

大津絵の紹介

大津絵は山科の追分地区で発祥し、名前は滋賀の大津に由来しますが、京都発祥の文化です。仏教の教えをコミカルに描き、文字が読めない民衆に分かりやすく伝えるための日本独自の文化です。現在でも京都では僧侶による寒念仏が行われ、冬の風物詩となっています。

イベントの講師

今回のイベントの講師は、フリーランス茶人で「みんなの日本茶サロン」編集長の東叡庵洛雁(とうえいあんらくがん)でした。東叡庵洛雁は江戸時代の禅僧「売茶翁」の精神性を尊敬しており、売茶翁は京都の各地でお茶を市民に振る舞いながら、禅や人の生き方を説きました。今回のイベントでも、洛雁はお茶を振る舞いながら日本茶に関わる文化の話や、文化が人生を豊かにする話をしました。

参加者の反応

参加者からは、「大津絵ってそんなにすごい絵なのか」「日本茶が美味しい」「煎茶道って面白い」「また茶会やオンライン日本茶レッスンをやってほしい」といった声が多く寄せられました。大津絵や煎茶趣味の哲学的な深さを再認識し、その魅力を存分に楽しんでいただけたようです。

次回の日本茶イベント

次回の日本茶イベントは2025年2月に「街道(仮)」をテーマに、京都または大阪で行う予定です。より多くの方に日本文化の奥深さを感じていただくため、準備を進めています。

最後に

この日本茶イベントを通じて、参加者の皆様に日本文化(玉露、煎茶趣味、京菓子など)を楽しんでいただきました。これからも、より豊かな人生を送るための一助として、イベントを開催していきたいと思います。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

投稿者プロフィール

tea-writer
tea-writer日本茶講師/和文化PR
大学卒業後、老舗和菓子屋に入社。京都にて茶道、生け花、日本画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社に勤務。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。

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