【事例】煎茶道体験・日本茶ワークショップ|大学の茶道サークルとコラボ~

煎茶道体験・煎茶道サロンのイメージ

みんなの日本茶サロンでは、とある大学の茶道サークルとのコラボレーションにより、煎茶道体験ワークショップを開催しました。このワークショップは、若い世代に日本茶の文化である煎茶道の魅力を伝えることを目的とし、特に日本茶や日本文化に興味を持つ学生たちに、その伝統文化の深さと楽しさを体験してもらう機会を提供しました。

煎茶道ワークショップ開催の背景

日本茶サロン事前打ち合わせ

日本茶サロン事前打ち合わせ

煎茶道は、茶道とは異なる美しさと静けさを持つ伝統文化です。その所作やお茶の淹れ方には、心を落ち着け、精神を集中させる効果があり、現代の若者にも非常に魅力的に映るものです。

今回のワークショップは、大学の茶道サークルの長からのご依頼を受けて実現しました。彼らは、通常の茶道活動に加えて、新しい視点や技法を学びたいという学生の要望を受け、煎茶道に興味を持たれていました。そこで、みんなの日本茶サロンメンバーがその要望に応える形でワークショップを企画しました。

ワークショップの内容と進行

煎茶道の茶会

ワークショップは、約2時間のプログラムで進行しました。参加者は約15名で、まずは煎茶道の基本的な歴史や思想についての簡単な講義を行いました。学生たちは熱心に耳を傾け、煎茶道のルーツや茶道との違いについて深く理解していました。

その後、実際にお茶を点てる体験に移りました。茶道に慣れている学生たちも、煎茶道の異なる所作に最初は戸惑いながらも、すぐにそのリズムや流れを掴んでいきました。特に、茶碗の扱い方やお茶の淹れ方については、学生たちが非常に興味を持って取り組んでいる様子が印象的でした。

ワークショップの後半では、各自が淹れた日本茶を味わいながら、感想や質問を共有する時間を設けました。学生たちは、自分たちの体験を通じて感じたことを率直に述べ合い、煎茶道の魅力についてディスカッションしました。ある学生は、「煎茶道の静寂な時間が心地よく、自分自身と向き合う良い機会になった」と話し、また別の学生は、「茶道とは違う新しい視点を学べて、とても新鮮だった」と述べていました。

参加者からのフィードバックと満足度

ワークショップ終了後、学生たちからのフィードバックを集めたところ、非常に高い満足度が得られました。「煎茶道の繊細さと美しさに感動した」「新しい文化に触れることで、茶道に対する理解が深まった」などの声が多く寄せられました。

また、煎茶道の実技に挑戦したことで、学生たちは自分たちの技術や知識を再確認し、新たな視点から茶道を見つめ直す機会にもなったようです。特に、自分で淹れたお茶を味わうという体験が、彼らにとっては非常に印象深かったとのことでした。

煎茶道ワークショップの意義と今後の展望

今回のワークショップを通じて、煎茶道の持つ魅力を若い世代にも広く伝えることができたことを大変嬉しく思います。学生たちが真剣に取り組み、心から楽しんでくれたことが、煎茶道の魅力を再確認する良い機会となりました。

今後は、他の大学やサークルとのコラボレーションも積極的に展開していきたいと考えています。煎茶道を通じて、より多くの学生に心の安らぎと日本文化の奥深さを体感してもらいたいと考えています。

お問い合わせと今後のご依頼について

煎茶道体験ワークショップは、学生の皆さんにとって新しい視点を提供し、日常とは異なる特別な時間を過ごす機会となります。もし、貴大学やサークルでもこのようなワークショップにご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

私たちは、煎茶道を通じて、若い世代に日本文化の魅力を伝え、心と体の健康をサポートする活動を続けていきます。皆様からのご依頼を心よりお待ちしております。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。