茶道の禅語「清流無間断」とは?掛軸の意味、読み方、使い方を解説
清流無間断の読み方
清流無間断の読み方は、「せいりゅうにかんだんなし」となります。
清流無間断の意味
清流無間断の意味は、途絶えることが無いぐらいに流れる清流のように、努力や良い習慣は継続しなければいけないということになります。
清らかな水の流れは、とどまることなく常に流れるという意味ですが、一方、その水が流れなくなってしまうと途端に澱んでしまいます。これは清流や水の流れを例にして、物事は水の流れのように継続することが必要ということになります。
日常生活において、つい緩んでしまいがちな自分を律しながら、日々の努力や習慣を行い続けましょう。
清流無間断の時期
清流無間断を華道や茶道・煎茶道のお茶会で床の間に飾る時期は、夏が多いです。
清らかな水の流れが、絶えることなく流れている涼しげな情景を思い浮かべることから、夏の季節に合っていると考えられています。
夏の暑い日々の中で開催され茶会において、この軸を見て、涼しげな風景を思い浮かべたら、少しは暑さも和らぐかもしれませんね。