葛切りとは?原材料やレシピ、カロリーや京都祇園の有名店「鍵善良房」を紹介!
葛切りとは?
「葛切り(くずきり)」は、日本の伝統的な和菓子で、冷たいデザートとして夏に人気があります。透明でつるんとした喉越しが特徴で、冷たい黒蜜や白蜜と一緒に楽しむのが一般的です。その見た目や食感が涼しさを感じさせ、暑い季節にはぴったりの一品です。
原材料は、植物「葛(くず)」の根から採れる澱粉を主成分とし、水を加えて加熱し、冷やして固めたものを細長く切って作られます。葛は、奈良時代から薬用植物として用いられており、滋養強壮や美肌効果もあるとされ、体に優しい食材です。
葛切りの原材料
葛切りの主な原材料は、本葛粉です。本葛粉は、葛の根から取れる澱粉で、純度が高く、非常に滑らかな食感と透明感が特徴です。市販されている葛切りには、葛粉の代わりに他の澱粉(タピオカ澱粉や馬鈴薯澱粉)が使われることもありますが、特に高級な葛切りには本葛粉が使用されます。
原材料一覧:
- 本葛粉(または他の澱粉)
- 水
- 黒蜜または白蜜(かけだれ)
葛粉は熱を加えると透明になり、柔らかく弾力のある食感を生み出します。この独特の食感と清涼感が、葛切りの魅力です。
葛切りのレシピ
葛切りは、シンプルな材料で作ることができますが、正しい調理方法を守ることで、その美しい透明感と滑らかな食感を最大限に引き出せます。以下に基本的な葛切りの作り方を紹介します。
材料(2人分)
- 本葛粉:50g
- 水:300ml
- 黒蜜または白蜜(お好みで)
作り方
- 鍋に本葛粉と水を入れ、ダマにならないようにしっかりと混ぜます。
- 中火で加熱しながら、木べらでゆっくりかき混ぜ続けます。
- 透明感が出てきたら、火を弱め、さらに混ぜて滑らかな状態にします。
- 火からおろし、バットなどに広げ、冷蔵庫で冷やし固めます。
- 固まったら、細長く切り分け、氷水で冷やして黒蜜や白蜜をかけて召し上がります。
ポイントは、加熱しすぎないことと、しっかり冷やすことです。葛粉は火を通すとすぐに固まり始めるので、透明になった時点で火を止めるのがコツです。
カロリー
葛切りは、ヘルシーな和菓子としても知られています。カロリーは低めで、特にダイエット中でも安心して楽しむことができる一品です。
1人前(100g)のカロリーの目安
- 葛切り(本葛粉使用):約80~90kcal
- 黒蜜や白蜜をかけた場合:120~150kcal
本葛粉自体は炭水化物が主成分であり、脂肪やたんぱく質はほとんど含まれていません。そのため、比較的低カロリーで、消化が良い食品です。ただし、黒蜜や白蜜のカロリーが高めなので、量を調整して楽しむことをおすすめします。
京都祇園の有名店「鍵善良房」
京都の祇園には、「鍵善良房(かぎぜんよしふさ)」という、葛切りで有名な老舗和菓子店があります。創業300年以上という長い歴史を持つこの店は、和菓子の伝統を守り続け、京都を訪れる観光客に愛されています。
特に、鍵善良房の葛切りは、職人技による手作りで、葛粉を使用した透明感とツルツルした食感が絶品です。注文してから丁寧に作られる葛切りは、冷たい黒蜜とともに提供され、口に入れた瞬間に溶けるような繊細な味わいが広がります。
鍵善良房の葛切りの特徴
- 本葛粉100%使用で、純度の高い透明感
- ひんやりとした黒蜜との絶妙な組み合わせ
- 祇園の風情ある空間でいただく、至高の和スイーツ
鍵善良房では、葛切り以外にも上品な和菓子が数多く揃っており、店舗での飲食はもちろん、お土産としても購入できます。祇園を訪れた際には、ぜひ立ち寄って味わってみてください。
鍵善良房 四条本店
所在地:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側264
営業時間:9時30分~18時00分
定休日:月曜日
電話番号:0755611818
まとめ
葛切りは、日本の伝統的なデザートで、涼しげな見た目とつるんとした喉越しが魅力の一品です。本葛粉を使用することで、独特の透明感と滑らかな食感が生まれ、特に夏にぴったりの和菓子です。カロリーも比較的低く、ヘルシーなおやつとしても人気があります。
京都祇園の老舗「鍵善良房」では、職人が丁寧に作る本格的な葛切りを味わうことができ、黒蜜との相性も抜群です。家庭でも簡単に作れるので、ぜひ自分で作ってみたり、京都を訪れる際に鍵善良房で本場の葛切りを堪能してみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール
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宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。