【九重本舗玉澤】とは?仙台銘菓を300年以上受け継ぐ老舗和菓子店の魅力

「九重本舗玉澤」という名前を聞いたことはありますか? 九重本舗玉澤は、宮城県仙台市にある老舗和菓子店です。1675年(延宝3年)創業という長い歴史を持ち、現代まで伝統の味を守り続けています。

この記事では、九重本舗玉澤の歴史や魅力、おすすめ商品などを詳しくご紹介します。仙台土産を探している方や、和菓子好きの方は、ぜひ参考にしてみてください。

和菓子好きの方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

九重本舗玉澤の歴史

九重本舗玉澤は、1675年(延宝3年)に創業しました。仙台藩祖である伊達政宗公が城下町を整備した、その歴史とともに歩んできた老舗店です。創業以来、変わらぬ製法で伝統の味を守り続け、地元の人々から愛され続けてきました。

初代創業者の想いを受け継ぎ、14代にわたって「お客様に喜ばれる御菓子」を作り続けています。伝統を守りながらも、時代の変化に合わせて新しい商品を生み出しているのも、九重本舗玉澤の魅力です。

九重本舗玉澤のこだわり

九重本舗玉澤は、 「伝統と革新」 を理念に掲げ、高品質な和菓子を提供し続けています。

厳選された素材 を使い、 熟練した職人の技 で、一つひとつ丁寧に作られる和菓子は、まさに芸術品です。

また、四季折々の風情を表現した 季節限定の商品 も人気があります。

九重本舗玉澤の人気商品

九重本舗玉澤には、魅力的な和菓子がたくさんありますが、その中でも特に人気が高い商品を3つご紹介します。

九重

九重本舗玉澤の看板商品である「九重」は、厳選された国内産もち米を使用した、 ふんわりと柔らかな食感が特徴 の蒸し菓子です。創業当時から変わらぬ製法で、一つひとつ丁寧に蒸し上げられています。仙台では茶道煎茶道の茶会の菓子として、陶器の銘々皿にのってよく提供されます。

ゆべし

「ゆべし」も、九重本舗玉澤の定番商品の一つです。こちらも厳選された国内産もち米を使用し、 上品な甘さと、もっちりとした食感が特徴 です。くるみゆべしなど、味のバリエーションも豊富です。ちょうどよい甘さで、日本茶との相性が良いです。

霜ばしら【冬季限定】

霜ばしら」は、冬季限定 の飴菓子です。蔵王の麓に霜柱が立つ晩秋から早春にかけて、職人が天候を見極めながら、伝統の技で作り上げます。口に含むと、 とろけるような食感と、上品な甘さ が広がります。

九重本舗玉澤の店舗情報

九重本舗玉澤は、仙台市内に複数の店舗を構えています。本店は、仙台市太白区郡山にあります

その他にも、JR仙台駅構内や、藤崎百貨店、ザ・モール仙台長町などにも店舗があります

オンラインショップも開設しており、遠方の方でも購入可能です。

<九重本舗玉澤 店舗一覧>

●仙台本店

●仙台エスパル店

●藤崎店(仙台の百貨店)

●仙台長町モール店

まとめ

九重本舗玉澤は、300年以上もの間、仙台の地で愛され続けてきた老舗和菓子店です。伝統を守りながらも、進化を続ける九重本舗玉澤の和菓子は、お土産や贈り物にはもちろん、自分へのご褒美にも最適です。

仙台を訪れた際は、ぜひ九重本舗玉澤に足を運んでみて下さい。きっと、素敵な和菓子との出会いがあるはずです。

霜ばしらは仙台の老舗和菓子屋売茶翁の「みちのくせんべい」と並び仙台土産としても有名です。日本茶サロンおすすめの仙台土産の記事も合わせてご覧ください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。