奈良県でおすすめの日本茶カフェ3選

歴史深い奈良県の日本茶カフェをご紹介

こちらの記事では、奈良県でおすすめしたい日本茶カフェのお店をまとめております。

執筆者は煎茶道大阪上本町教室講師の翼仙です。

どこのお店も美味しいお茶をお出ししてるので、奈良観光に訪れた際はぜひお立ち寄りください。

奈良県といえば、お茶の生産高が全国的に高く、特産品である大和茶(やまとちゃ)があり、日本茶文化が根付いている県です。

みなさんぜひ美味しい日本茶を奈良県で味わってください!

奈良県の日本茶カフェ①好きな器で好きな日本茶を飲める「茶・アートカフェうつぎ

奈良市西木辻町にある”茶・アートカフェうつぎ”、こちらは本格的な日本茶(とくに煎茶)のカフェです。

奈良県の煎茶道の流派である美風流(びふうりゅう)の御家元(おいえもと)が携わられています。

煎茶道とはいえど、まったく固い雰囲気ではなく、普通のカフェと同じように、好みのお茶(煎茶)と手作りの美味しい和菓子を楽しむことができます。店内の壁には本棚があって、美術画集や煎茶の本が並んでいてゆったり過ごすことができます。

いただくお茶が決まったら、湯呑と湯冷まし・急須を選びます。自分の好きな器で、好きなお茶を、好きな時間まで過ごすことのできる素敵なカフェです。

茶・アートカフェうつぎの基本情報はこちらです。

  • 住所:〒630-8325 奈良県奈良市西木辻町200−62
  • 営業時間:11:00~18:00(毎週火曜日定休)
  • 問合せ先:080-9123-4829
  • アクセス:近鉄奈良駅から徒歩5分、JR奈良駅から徒歩10分

奈良県の日本茶カフェ②あの中川政七商店さんのカフェ「茶論 奈良町店」

茶論 奈良町店(さろんならまちてん)は、日本の伝統的な意匠に今の感覚を合わせた雑貨で全国展開する中川政七商店(なかがわまさしちしょうてん)「遊 中川」本店です。奈良のレトロな町屋がならぶ観光地である”ならまち”にあり、大きな暖簾(のれん)と奈良町屋(ならまちや)の雰囲気が素敵なお店です。

店内に入ると、スっと澄んだような、時の流れが丁寧で心が安らぐ空間がひろがっています。

広くとられた喫茶スペースに、大和茶や中川政七商店さんらしい日本全国の工芸品が置かれています。

丁寧にいれられたお茶とお菓子をいただけて、ずっと見ていられる店内の空間、とっても素敵な時間が過ごせると思います。

茶論奈良町店の基本情報はこちらです。

  • 住所:〒630-8221 奈良県奈良市元林院町31−1 遊中川ならまち本店の奥
  • 営業時間:10:00~18:30
  • 問合せ先:074-293-8833
  • アクセス:近鉄奈良駅から徒歩8分、JR関西本線奈良駅から徒歩15分

奈良県の日本茶カフェ③奈良の茶農家さんによる絶品大和茶「遊茶庵」

遊茶庵(ゆうちゃあん)さんは、茶畑が広がる田原の里にある、日本茶カフェ&農家レストランです。

この遊茶庵のオーナーである「竹西農園(たけにしのうえん)」さんは、田原地区で江戸時代から続く茶農園で、現在は5代目の農園主が家族ぐるみでお茶づくりを行っているそうです。

無農薬有機栽培の大和茶農家カフェでいただく料理は、ほうじ茶を煮出したもので炊いたご飯や自家栽培の採れたて野菜などがあり、どれも新鮮でおいしいです。また竹西農園の日本茶インストラクター竹西多香子さんが淹れるお茶は絶品。奈良県の名産品である大和茶をおいしくいただける名店です。

遊茶庵の基本情報はこちらです。

  • 住所:〒630-2163 奈良県奈良市中之庄町458
  • 営業時間:11:00~17:00(毎週土日祝日のみ営業)
  • 問合せ先:0742-81-0383(要問合せ)
  • アクセス:近鉄奈良駅から東へ約12km

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歴史深い奈良の良さを生かした日本茶カフェがたくさんありましたね。

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投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。