奈良県の大和茶とは?歴史や味、概要について説明
みなさんは奈良県のお茶を飲んだことはありますか?
愛知県の西尾茶や埼玉の狭山茶はよく飲んだことがあるかもしれませんが、実は奈良県はお茶の生産が盛んで、和菓子と一緒に食べるととても美味しいと評判です。
今回は奈良県の大和茶の概要や歴史、味の特徴についてご紹介します。
大和茶とは
大和茶とは、奈良県で栽培される緑茶の名称です。
おもに奈良県中部エリアにある月ヶ瀬が田原で生産されていて、煎茶や番茶として出荷されることが多いです。
大和茶の歴史
大和茶の歴史は古く、今から1000年以上前の平安時代にさかのぼります。中国・唐で修行をした弘法大師空海が日本に戻ってきた折、お茶の種子も携えて帰ってきました。奈良県宇陀市にある佛隆寺に種をまき、そこから大和平野全域で栽培されるようになったと言い伝えられています。
大和茶の味
大和茶の味の特徴は、清々しい味と、心地よい薫りが、お茶を淹れた瞬間に広がるところにあります。
盆地でもある奈良は、朝晩の寒暖差のある気候と豊富にある清流は、お茶の生育に最適で、味や香りの凝縮された美味しいお茶が生産されます。
味が濃厚のため、和菓子のような甘いスイーツと相性が良いです。
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