仙台「和菓子 まめいち」訪問記:進化する和菓子を求めて

仙台の和菓子屋「まめいち」の詳細は下記の記事をご覧ください。

仙台「和菓子 まめいち」訪問記:進化する和菓子を求めて

仙台の洗練された街並みに溶け込むように、ひっそりと佇む「和菓子 まめいち」。 勾当台公園駅から徒歩5分、SKビルの2階に店舗を構える、2023年5月16日にオープンした新しい和菓子屋さんです。 以前は仙台市青葉区本町にありましたが、現在の場所に移転しました。 今日は、話題の創作和菓子を求めて、お店を訪れてみました。

和菓子屋「まめいち」の店内には伝統和菓子から地元食材の和菓子までいっぱい

白と木目を基調とした店内は、明るく開放的な雰囲気で、ショーケースには、季節感あふれる美しい和菓子が並んでいます。 定番の「どら焼き」や「上生菓子」はもちろんのこと、「ビー玉」という名前の可愛らしい和菓子や、地元白石産ササニシキを使用した「ぼーろ」など、気になる和菓子が目白押しです。 何度か足を運んだという常連客らしき方の姿も見られ、このお店の和菓子が愛されていることを感じます。

今回私が選んだのは、口コミサイトで評判の「ビー玉」と、見た目にも涼しげな「夏の涼」、そしてお土産用に日持ちのする「焼き菓子詰め合わせ」です。 「ビー玉」は、その名前の通り、ビー玉のように丸くて可愛らしいフォルム。 一口食べると、外側の寒天はぷるんとした食感で、中には滑らかな餡子が入っています。 見た目の可愛らしさだけでなく、上品な甘さで、日本茶にもぴったりです。

「夏の涼」は、葛を使った涼菓子で、つるんとした喉越しが夏の暑さを和らげてくれます。 涼しげな見た目も美しく、食べるのがもったいないほどです。 お土産に購入した「焼き菓子詰め合わせ」は、和三盆や抹茶など、素材にこだわったクッキーやマドレーヌなど、さまざまな味が楽しめます。 個包装になっているのも嬉しいポイントです。

「和菓子 まめいち」は、伝統的な和菓子の中に、新しさも感じられる、魅力的なお店でした。 素材の味を活かした、甘すぎない優しい味わいは、何度でも食べたくなる美味しさです。 次回は、カフェスペースで、和菓子とお抹茶をゆっくりと楽しみたいと思います。

「まめいち」の楽しみ方

「和菓子 まめいち」の営業時間は10:00~17:00、定休日は木曜日です。 価格は、今回私が購入した「ビー玉」や「夏の涼」などの上生菓子は一つ400円前後、「焼き菓子詰め合わせ」は1500円ほどでした。 ただし、商品は季節や日によって変わるため、詳しくはお店にお問い合わせください。 また、「和菓子 まめいち」はカフェスペースも併設されているため、購入した和菓子をその場で楽しむこともできます。

「和菓子 まめいち」の基本情報

  • 住所: 宮城県仙台市青葉区春日町1-5 SKビル 2F
  • 電話番号: 022-302-4720
  • 営業時間: 10:00~17:00
  • 定休日: 木曜日
  • アクセス:勾当台公園駅から徒歩5分

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。