2024年鳴子峡の紅葉の見どころを紹介!見頃時期や電車でのアクセス、駐車場を紹介
宮城県北西部に位置する鳴子峡(なるこきょう)は、松島、蔵王と並ぶ宮城県を代表する紅葉の名所です。高さ約100mの断崖絶壁が約2.5kmに渡り続くV字峡谷は、ダイナミックな景観美で訪れる人々を圧倒します。 秋には、モミジ、カエデ、ミズナラ、アカシデなどの落葉広葉樹が赤や黄色に色づき、白い崖と渓谷を鮮やかに彩ります。
本記事では、2024年鳴子峡の紅葉の見頃や電車・車でのアクセス情報と駐車場、おすすめの絶景スポット、周辺のアクティビティ情報などを詳しく紹介します。
鳴子峡の紅葉:見頃時期と混雑状況
2024年の鳴子峡の紅葉の見頃は、例年通り11月上旬と予想されています。
見頃は例年10月中旬から11月上旬です。
紅葉シーズンには多くの観光客が訪れ、特に週末は混雑が予想されます。
特に11月上旬の祝日と重なる2日(土)・3日(日・祝)・4日(月・振替休日)は混雑が予想されるため、時間に余裕を持って訪れるか、平日の訪問を検討しましょう。
鳴子峡紅葉へのアクセス
公共交通機関を使う場合、JR陸羽東線の鳴子温泉駅または中山平温泉駅が最寄り駅となります。 鳴子温泉駅から鳴子峡まではタクシーで約10分、中山平温泉駅からはタクシーで約5分です。
車で行く場合は、東北自動車道・古川ICから約50分で到着します。 鳴子峡には、普通車500円、中型車1,000円、大型車1,500円で利用できる駐車場があります。
鳴子峡紅葉の駐車場
鳴子峡レストハウス付近にある鳴子峡駐車場、鳴子峡第2駐車場が駐車場になります。紅葉の時期は有料(500円/1日)になりますのでご注意ください。
また紅葉の時期は多くの観光客の車で駐車場に停めれなくなることもあります。駐車場が空くのを待つのが嫌な方は、少し遠いですが、中山平無料駐車場を利用することも検討されると良いかもしれません。
鳴子峡駐車場
所在地:〒989-6711 宮城県大崎市鳴子温泉
鳴子峡第2駐車場
所在地:〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉星沼13−73
中山平無料駐車場
所在地:〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉星沼19−1
鳴子峡の紅葉を楽しむ:3つの絶景スポット
鳴子峡の紅葉を満喫できるおすすめの絶景スポットを3つご紹介します。
1 鳴子峡レストハウス(見晴台)
鳴子峡レストハウスの展望台からは、V字峡谷全体と、それを彩る紅葉を一望できます。 レストハウス周辺には、お土産店や軽食コーナーもあり、休憩も可能です。 JR陸羽東線の線路も見下ろすことができ、タイミングが合えば紅葉の中を走る列車を写真に収めることもできます。
所在地:〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉星沼13−5
電話番号:0229872050
2 鳴子峡遊歩道
鳴子峡には、間近で紅葉を感じられる遊歩道が整備されています。 中山平口から回顧橋までの約350mの道のりでは、渓谷の美しさと紅葉を同時に楽しめます。 遊歩道は9:00~16:00まで開放されています。時間外は閉鎖されるため、時間に余裕を持って散策しましょう。
所在地:〒989-6100 宮城県大崎市鳴子温泉
3 大深沢橋
鳴子峡レストハウスから少し歩いた場所にある大深沢橋からは、ダイナミックな断崖絶壁と、その上に広がる紅葉を眺めることができます。 特に、数々の奇岩や渓谷の底まで見下ろせるこのスポットは、写真愛好家にもおすすめです。
所在地:〒989-6832 宮城県大崎市鳴子温泉 国道47号線
鳴子峡周辺のアクティビティ
鳴子峡周辺では、紅葉以外にも楽しめるアクティビティがあります。
- 鳴子温泉郷: 鳴子峡周辺には、鳴子温泉、東鳴子温泉、中山平温泉など、多くの温泉地があります。 日帰り温泉施設も多いので、紅葉狩りの疲れを癒やしてみてはいかがでしょうか。
- パラグライダー: 上空から鳴子峡の紅葉を楽しむならパラグライダーがおすすめです。 体験コースもあり、初心者でも安心して参加できます。
- 大崎バルーンフェスティバル: 毎年11月に開催される大崎バルーンフェスティバルでは、色とりどりの熱気球が秋空を舞う様子を楽しめます。 会場は、鳴子峡からほど近い岩出山江合川河川公園です。 バルーンフェスティバルは東日本最大級の規模で、全国から熱気球チームが集まり、競技や展示飛行を行います。
まとめ:鳴子峡で紅葉を満喫しよう
鳴子峡は、ダイナミックな自然と鮮やかな紅葉が織りなす絶景を楽しむことができる、宮城県屈指の紅葉スポットです。 遊歩道を散策したり、見晴らし台から景色を眺めたり、温泉で疲れを癒やしたりと、様々な楽しみ方ができます。
2024年の秋は、ぜひ鳴子峡を訪れて、心に残る紅葉体験をしてみませんか?
投稿者プロフィール
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宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。