滋賀県の紅葉スポットをご紹介!アクセス情報や見ごろの時期まで解説
滋賀県は、美しい琵琶湖をはじめ、自然豊かな風景が広がるエリアです。特に秋になると、色鮮やかな紅葉が県内各地を彩り、多くの観光客が訪れます。この記事では、滋賀県のおすすめ紅葉スポットとそのアクセス情報、そして紅葉が見ごろとなる時期について詳しく解説します。
1. 比叡山延暦寺
比叡山延暦寺は、滋賀県を代表する世界遺産の一つであり、秋には美しい紅葉が山全体を覆います。延暦寺は、標高800メートルを超える比叡山の山頂近くにあり、境内の紅葉が色づく様子は壮大です。また、延暦寺は古刹としても有名で、紅葉とともに歴史的な建造物が立ち並ぶ風景を楽しむことができます。
- 見ごろの時期: 10月下旬~11月中旬
- アクセス:
- 電車:JR湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩10分ほどでケーブルカー「坂本ケーブル」に乗り、山頂まで約11分。
- 車:名神高速道路「京都東IC」から国道161号線経由で約40分。
- 所在地:〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4220
2. 湖東三山(西明寺・金剛輪寺・百済寺)
湖東三山は、滋賀県東部に位置する三つのお寺、西明寺、金剛輪寺、百済寺の総称です。紅葉の美しさは日本全国でも名高く、それぞれのお寺で異なる表情の紅葉を楽しむことができます。特に、苔むした庭園と赤や黄色の紅葉が織り成す景色は、秋の風情を感じさせてくれる絶景スポットです。
- 見ごろの時期: 11月中旬~12月上旬
- アクセス:
- 電車:JR琵琶湖線「近江八幡駅」から近江鉄道バスでそれぞれのお寺へ向かう(西明寺・金剛輪寺・百済寺)。
- 車:名神高速道路「八日市IC」から車で約20分。
3. 朽木渓谷
朽木渓谷は、滋賀県高島市に位置する自然豊かな渓谷で、秋になると山全体が鮮やかな紅葉に包まれます。川沿いを歩きながら、紅葉のトンネルを楽しむことができ、自然の中で静かに秋の訪れを感じることができます。ハイキングやピクニックを楽しむのにも最適な場所で、琵琶湖の近くに位置しているため、湖と紅葉の絶景を同時に楽しむことができます。
- 見ごろの時期: 10月下旬~11月中旬
- アクセス:
- 電車:JR湖西線「近江高島駅」からタクシーで約20分。
- 車:名神高速道路「京都東IC」から約90分。
- 所在地:〒520-1411 滋賀県高島市朽木荒川
4. 石山寺
石山寺は、琵琶湖の南端に位置し、境内に広がる石山や庭園が紅葉に彩られる風景は圧巻です。石山寺は、西国三十三所の札所としても知られており、歴史的な魅力と自然美を同時に楽しむことができます。特に、秋の夕方には紅葉がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
- 見ごろの時期: 11月中旬~12月上旬
- アクセス:
- 電車:京阪電車「石山寺駅」から徒歩約10分。
- 車:名神高速道路「瀬田西IC」または「瀬田東IC」から約15分。
- 所在地:〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1丁目1−1
5. メタセコイア並木
メタセコイア並木は、滋賀県高島市にある約500本のメタセコイアが連なる約2.4キロメートルの並木道です。秋になると、この並木が黄金色に染まり、まるで絵画のような美しい風景を作り出します。観光地としても非常に人気があり、ドライブやサイクリングを楽しむ人々が多く訪れます。
- 見ごろの時期: 11月下旬~12月上旬
- アクセス:
- 電車:JR湖西線「マキノ駅」から徒歩約30分。
- 車:名神高速道路「京都東IC」から約90分。
- 所在地:〒520-1835 滋賀県高島市マキノ町牧野
6. 永源寺
永源寺は、滋賀県東近江市に位置する古刹で、山間に広がる紅葉が見事です。紅葉の季節になると、参道や境内は赤や黄色の葉で覆われ、自然と歴史が調和した美しい景色が広がります。永源寺の紅葉は、遠方からも多くの観光客が訪れる人気スポットで、紅葉狩りを楽しむには絶好の場所です。
- 見ごろの時期: 11月上旬~11月下旬
- アクセス:
- 電車:近江鉄道「八日市駅」から永源寺行きのバスで約40分。
- 車:名神高速道路「八日市IC」から約20分。
- 所在地:〒527-0212 滋賀県東近江市永源寺高野町41
まとめ
滋賀県には、自然と歴史が融合した紅葉スポットが多数あります。特に、比叡山延暦寺や湖東三山といった有名な寺院では、美しい紅葉とともに文化的な魅力も感じることができます。さらに、メタセコイア並木のような自然が生み出す絶景スポットも見逃せません。紅葉の見ごろはスポットによって異なりますが、10月下旬から12月上旬にかけて訪れると、滋賀県の紅葉を存分に楽しむことができるでしょう。
ぜひ、今年の秋は滋賀県の紅葉を巡ってみてはいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
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宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。
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