煎茶道具「火箸(ひばし)」
煎茶道具「火箸」の使い方や素材を解説
本記事では、火箸の素材や使い方を解説します。
煎茶道具「火箸」(ひばし)
火箸は、炭手前(すみでまえ)の際、もしくはお手前の最中に、炭の配置や種火を調整するために使用します。
煎茶道具「火箸」の材質や大きさとは
長さは一般家庭でかつて使われていたものより短く20センチぐらいで、素材は銅などの金属で出来ています。
中には、飾火箸(かざりひばし) という真鍮・南鐐・鉄などの素材のものがあります。花鳥や宝珠などの細工が頭に付いています。
火箸の柄の部分には、松ぼっくり(※)などミニチュアが付けであることが多く、凝ったデザインが楽しめます。
※松ぼっくりは着火剤としてよく用いられるため、それにちなみ、意匠として残されています。
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※参考:煎茶全書 主婦の友社 昭和49年
道具の名称や扱い方は、流派や先生によって異なる可能性があります。