前橋パワースポット総社神社のご利益とは？なんの神様？見どころ・観光、骨董市、御朱印やお守り情報、厄除け、七五三、アクセスや駐車場情報など解説！

群馬県前橋市元総社町に位置する総社神社（そうじゃじんじゃ）は、上野国総社としてその歴史と格式を誇る神社です。

主祭神は磐筒男命（いわつつのおのみこと）、磐筒女命（いわつつのめのみこと）、宇迦之御魂命（うかのみたまのみこと）、経津主命（ふつぬしのみこと）、須佐之男命（すさのおのみこと）の五柱で、特に交通安全、商売繁盛、学業成就、家内安全、良縁成就など多岐にわたるご利益があるとされています。

この神社は、崇神天皇の皇子である豊城入彦命が、東国平定のために経津主命を祀ったことに始まります。また、平安時代には国内の神々を一堂に祀る総社として、地域の信仰の中心となり、現在でも多くの参拝者が訪れます。

この記事では、総社神社のご利益や祭神、見どころ、御朱印やお守り情報、厄除け、七五三、アクセスや駐車場情報などを詳しく解説します。

ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。

所在地：〒371-0846 群馬県前橋市元総社町１丁目３１−４５

電話番号：0272520975

参考：上野国総社神社（公式サイト）、元総社・東の文化財を訪ねて／前橋市

総社神社のご利益とは？

群馬県前橋市元総社町に位置する総社神社は、上野国総社として知られる歴史ある神社です。正式名称は「總社神社」で、主祭神には磐筒男命（いわつつのおのみこと）、磐筒女命（いわつつのめのみこと）、宇迦之御魂命（うかのみたまのみこと）、経津主命（ふつぬしのみこと）、須佐之男命（すさのおのみこと）の五柱が祀られています。

この神社は、特に交通安全、商売繁盛、学業成就、家内安全、良縁成就など、多岐にわたるご利益で知られています。

総社神社は、古代の国司が任務の一環として国内の神社に奉幣を行う際の拠点として創建されました。

歴史を通じて、地域の人々から厚い信仰を集めてきました。特に、交通安全や商売繁盛などの祈願が行われ、多くの参拝者が訪れています。

なんの神様？

総社神社の主祭神は、磐筒男命、磐筒女命、宇迦之御魂命、経津主命、須佐之男命の五柱です。これらの神々は、国の守護や豊穣、平和を象徴する神として崇められています。また、相殿神として『上野国神名帳』に記載されている「鎮守十社」の神々が祀られており、地域の神々が一堂に会する神聖な場所となっています。

総社神社の歴史は、崇神天皇の皇子である豊城入彦命が軍神として経津主命を祀ったことに始まり、安閑天皇の時代には上毛野小熊が社殿を改築し「蒼海明神」と称したと伝えられています。また、天平10年（738年）には上野国549社を合祀し、「総社明神」と称されたといいます。

これらの歴史的背景から、総社神社は地域の信仰の中心として重要な役割を果たしています。

見どころ・観光

総社神社の境内には、見どころが多くあります。まず、間口三間・奥行二間の三間社流造の本殿は、慶長年間に造営され、桃山時代の様式を残しています。この本殿は、群馬県指定重要文化財に指定されています。

また、天保14年（1843年）に再建された拝殿も、前橋市指定重要文化財となっており、その歴史的価値が評価されています。

境内には、神楽殿や参道もあり、訪れる人々を迎え入れる荘厳な雰囲気を醸し出しています。特に、正月元旦や春季例祭、秋期例祭などの祭事が行われる際には、多くの参拝者で賑わいます。

さらに、総社神社の周辺には観光スポットが点在しており、歴史的な建造物や自然景観を楽しむことができます。

骨董市

群馬県高崎市にある総社神社では、毎月第1日曜日に骨董市が開催されます。令和7年のスケジュールは以下の通りです：

1月12日（初会）
2月2日
3月15日（例祭日に開催）
4月6日
5月4日
6月1日
7月6日
8月3日
9月7日
10月5日
11月23日（勤労感謝の日に開催）
12月7日

骨董市は毎月第1日曜日に開催され、雨天決行です。日の出から午後4時まで行われます。会場は群馬県高崎市上小鳥490に位置し、広い駐車場も完備されているため、車でのアクセスが便利です。詳しい地図や問い合わせ先の電話番号は027-363-3783です。

骨董市とは、骨董商やアマチュアの人々が骨董品を持ち寄って開催する市で、西洋でいう蚤の市に相当します。最近ではフリーマーケットと似た要素も持ち合わせていますが、骨董市ならではの魅力があります。普段は敷居が高く感じられる骨董屋でも、骨董市なら入りやすく、価値ある品物に出会えるチャンスがあります。

総社神社での骨董市は、神社の味わい深い雰囲気の中で開催されるため、一味違った趣があります。大都市の施設で開催される骨董市も良いですが、こうした神社の雰囲気の中での市は、より特別な体験となるでしょう。ぜひ一度訪れて、掘り出し物を見つけてみてください。骨董品との出会いが、新たな趣味やコレクションの始まりになるかもしれません。

この骨董市は、地元の人々だけでなく、観光客にも人気のイベントであり、掘り出し物を探す楽しみがあります。また、骨董市の開催に合わせて、祭りや神楽の奉納などが行われ、地域の文化を感じることができます。

御朱印やお守り情報

総社神社では、さまざまな御朱印やお守りを授かることができます。特に人気のある御朱印は、如月限定の御朱印で、2月をモチーフにした直書きと書置きの双方が用意されています。参拝の際には、ぜひ御朱印をいただき、記念に残してください。

また、お守りは交通安全や商売繁盛、学業成就など、さまざまなご利益に応じた種類が揃っています。総社神社の御朱印帳やお守りを手に入れることで、ご利益を身近に感じることができるでしょう。

厄除け

総社神社では、厄除けの御祈祷も行われています。人生の節目や厄年にあたる方々は、総社神社で厄除けの祈願をすることで、不運を避け、平穏な生活を送ることができるとされています。特に、男性42歳、女性33歳の厄年には、多くの参拝者が訪れます。

七五三

総社神社では、七五三のご祈祷も承っています。三歳の男女子、五歳の男子、七歳の女子が対象で、ご両親と共に厄を祓い、健やかな成長を祈る大切な儀式です。総社神社では、着付けやヘアメイク、記念写真の撮影など、七五三に必要なサービスをすべて提供しており、安心して参拝することができます。

アクセスや駐車場情報

総社神社へのアクセスは、鉄道とバスの利用が便利です。最寄り駅はJR東日本上越線・両毛線の新前橋駅で、駅から徒歩約20分の距離にあります。

また、群馬中央バスの前橋駅～立川町通り～新前橋駅西口線を利用し、総社神社南バス停または明神前バス停で下車するとすぐに到着します。車で訪れる場合は、神社に隣接する駐車場が利用できるため、アクセスも良好です。

総社神社参拝者用駐車場

〒371-0846 群馬県前橋市元総社町１丁目３１

総社神社の歴史や由緒

総社神社（そうじゃじんじゃ）は、群馬県前橋市元総社町に位置し、上野国の総社として古くから信仰を集めてきた神社です。崇神天皇の皇子である豊城入彦命が、東国の平定を命じられ上野国に赴いた際、軍神として経津主命を祀ったのが始まりとされています。また、経津主命の親神である磐筒男命と磐筒女命も合祀されました。これが総社神社の起源とされています。

総社神社は、古代から国司が新任の際に行う神拝や毎月朔日に行う朔幣の場として重要な役割を果たしていました。国司が国衙の近くに総社を設け、国内の主要な神社に代わってここで幣帛を奉ることで、国内の神々を一堂に祀り、国の安寧を祈る場とされました。上野国における総社が現在の総社神社です。

社殿の改築と「蒼海明神」の号を賜ったのは、安閑天皇の時代であり、上毛野君小熊王によって行われました。さらに、天平10年（738年）には上野国の549社が合祀され、「総社明神」と称されるようになりました。しかし、国府で国中の神々を合祀する風潮が生まれたのは律令制の衰退期とされており、総社神社の成立年代はさらに下ると見られています。

一時期、総社神社は蒼海城内の宮ノ辺にありましたが、長享2年（1488年）に万里集九が訪れた際の記録にもその存在が確認されています。永禄9年（1566年）に兵火で焼失した後、元亀年間（1570年-1573年）に現在の地に再建されました。

現存する本殿は、元和2年（1616年）に総社城主秋元泰朝によって大修理が施されたもので、群馬県指定重要文化財に指定されています。また、総社神社懸仏や雲版などの工芸品も群馬県指定重要文化財として保存されています。

総社神社は、平安時代には多くの神社が合祀されたことで「総社」と呼ばれるようになりました。特に『上野国神名帳』には、上野国の十四郡に鎮座する総五百四十九社が記載されており、総社神社に参拝することでこれらの神々を一度に拝むことができるとされています。この『上野国神名帳』は、現在でも神体として大切に祀られています。

総社神社の歴史は、古代から現代に至るまで、地域の信仰と共に歩んできた長い歴史を持っています。その歴史と由緒を感じるために、ぜひ一度訪れてみてください。

総社神社周辺の観光情報

総社神社は群馬県前橋市元総社町1丁目31に位置し、歴史と自然が調和した魅力的なエリアです。この周辺には、観光やお出かけスポットが豊富にあり、訪れる人々を楽しませてくれます。

世界の名犬牧場

総社神社から少し離れた場所にある「世界の名犬牧場」は、70種類約300頭の犬たちが暮らすコミュニティパークです。「犬と人との触れ合い」をテーマにしており、犬と触れ合えるだけでなく、犬と人との共生を考える場でもあります。家族連れや犬好きな方々にとって、楽しいひとときを過ごせる場所です。

赤城山オートキャンプ場

自然を満喫したい方には、「赤城山オートキャンプ場」がおすすめです。赤城山の美しい自然の中でキャンプを楽しむことができ、テントサイトやバンガロー、キャビンなどの宿泊施設が充実しています。バーベキューセットのレンタルも可能で、手ぶらで気軽にアウトドアを楽しむことができます。

けやきウォーク前橋

ショッピングを楽しみたい方には、JR両毛線前橋駅から徒歩約10分の場所にある「けやきウォーク前橋」があります。ファッション、日用品、飲食店など、さまざまなジャンルの店舗が揃っており、映画館やゲームセンターもあるため、一日中楽しむことができます。

Baron(バロン)

スイーツ好きには、「Baron(バロン)」というジェラート専門店がおすすめです。群馬の郷土食である焼きまんじゅうを再現した「焼きまんじゅうジェラート」など、旬の食材を活かした無添加・無着色のジェラートを楽しめます。

あいのやまの湯

リラックスしたい方には、温泉複合施設「あいのやまの湯」が最適です。赤城山の麓から前橋市街地が一望できる露天風呂で、優しく滑らかな湯を堪能できます。また、館内には室内プールやレストラン、農産物直売所なども併設されています。

前橋こども公園

子供連れのご家族には、「前橋こども公園」がぴったりです。広々とした園内には大型のコンビネーション遊具や乗り物遊具、ウォールクライミングなどがあり、子供から大人まで楽しめる施設が充実しています。

敷島公園門倉テクノばら園

自然を楽しむなら、「敷島公園門倉テクノばら園」も見逃せません。約600種類7000株のバラが植えられており、見ごろには「ばら園まつり」が開催されます。夜間ライトアップも行われ、多くの人々で賑わいます。

総社神社の訪問と合わせて、これらのスポットを巡ることで、前橋市での楽しいひとときを過ごすことができるでしょう。観光、ショッピング、リラクゼーション、そして家族での楽しい時間を存分に楽しんでください。

まとめ文

総社神社は、群馬県前橋市に位置し、上野国の総社として古くから信仰を集めてきた神社です。主祭神の五柱は、国の守護や豊穣、平和を象徴し、多岐にわたるご利益をもたらします。

境内には、本殿や拝殿、神楽殿、参道などの美しい建造物があり、その歴史的価値は群馬県指定重要文化財として評価されています。

総社神社では、定期的に骨董市が開催され、多くの参拝者で賑わいます。また、交通安全や商売繁盛、学業成就、家内安全、良縁成就など、さまざまな祈願を行うことができ、御朱印やお守りも豊富に揃っています。

さらに、七五三のご祈祷も行われ、子供たちの健やかな成長を祈願する大切な儀式が執り行われます。総社神社へのアクセスは、鉄道やバスを利用して便利に訪れることができ、駐車場も完備されています。

総社神社の豊かな歴史と伝統、ご利益をぜひ一度体感してみてください。訪れることで、地域の信仰と文化に触れることができるでしょう。

投稿者プロフィール

tea-writer日本茶講師/和文化PR

大学卒業後、老舗和菓子屋に入社。京都にて茶道、生け花、日本画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社に勤務。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。