兵庫の日本三奇パワースポット「生石神社」のご利益とは?見どころ、読み方、なんの神様?石の宝殿、浮石、宇宙人、お守りの種類や御朱印情報、駐車場・最寄り駅やアクセス情報を解説!

生石神社(おうしこじんじゃ)は、兵庫県高砂市に位置する歴史ある神社で、「日本三奇」の一つとされる「石の宝殿」をご神体としています。ご利益は「厄除け・病気平癒・健康祈願」などがあり、「石の宝殿」には特別なパワーが宿っているとされ、「必勝祈願」などにも最適です。この神社は神代の昔、オオナムチとスクナヒコナが天津神からこの国を整え守るよう命じられた地で、未完成のままとなった石の宝殿が残されています。

所在地:〒676-0823 兵庫県高砂市阿弥陀町生石171

電話番号:0794471006

拝観時間:24時間拝観可能

参考:生石神社(石の宝殿) | 観光スポット | 【公式】兵庫県

見どころ

生石神社の見どころは、圧倒的な存在感を放つ「石の宝殿」です。神社へ向かう長い石段を上り、拝殿、神門を通り抜けた先に広がる巨岩に息を呑むことでしょう。神職に尋ねると、「巨岩の周りを左回りに進み、裏側突起部分を両手で触れるとパワーをいただける」とのこと。実際に触れてみると、優しく包み込まれるような印象を受けます。また、石の宝殿の全景を眺めることができる山上公園も訪れる価値があります。

参考:生石神社|寺社・仏閣|見どころガイド

読み方となんの神様?

生石神社の読み方は「おうしこじんじゃ」です。主祭神は大穴牟遅命(オオナムチ)と少彦名命(スクナヒコナ)で、国土経営のため出雲からこの地に至り、石の宮殿を造営しようとしました。残念ながら反乱により未完成のままとなった石の宝殿に鎮まり、国を守ることを誓ったとされています。

日本三奇とは

「日本三奇」とは、日本に伝わる三つの奇跡的な建造物を指します。それぞれの建造物には、いつ、誰が、何のために、どうやって作ったのかが分からないという謎があり、神話や伝説が多く残されています。具体的には、兵庫県高砂市の「石の宝殿」、宮崎県高原町の「天之逆鉾」、そして宮城県塩竈市の「四口の神竈」が含まれます。江戸時代の医者、橘南谿が記した書物で紹介され、「日本三奇」として人々を魅了し続けています。現代の科学をもってしても、その成り立ちや目的は解明されておらず、神秘的な魅力を持つ建造物です。

石の宝殿

石の宝殿(いしのほうでん)は、兵庫県高砂市にある生石神社のご神体で、巨大な石造物です。横6.4m、高さ5.7m、奥行7.2mのサイズを持ち、推定重量は約500トン。その形状から、かつての人々がこの石をどうやって運び、設置したのかは謎とされています。神話によれば、大穴牟遅(オオナムチ)と少彦名(スクナヒコナ)の二神が建造を試みましたが、反乱によって未完成のままとなったとされています。この壮大な石は、日本三奇の一つとして多くの訪問者を魅了しています。

浮石

浮石(うきいし)は、石の宝殿の別名で、水面に浮かんでいるように見えることからそう呼ばれます。この特異な見た目は、石の下部が深く削り取られているためであり、実際に水に浮いているわけではありません。この視覚的効果が、石の宝殿を一層神秘的にしています。浮石は、巨石文化の証として、またその不思議な存在感から強力なパワースポットとしても知られており、訪れた人々に特別なエネルギーを感じさせます。

宇宙人との関係

石の宝殿の建造方法や目的については、現代の科学をもってしても明確な解明がなされていないため、宇宙人が関わったのではないかという説も存在します。これは、石の巨大さや精巧な形状が、古代の技術では不可能と考えられるためです。このような仮説は、人気のテレビ番組「古代の宇宙人」などでも取り上げられており、宇宙からの訪問者が古代文明に影響を与えた可能性を探る一環として議論されています。この神秘と謎が、石の宝殿を一層魅力的にしているのです。

お守りの種類や御朱印情報

お守りの種類

お守りの種類価格
厄除けお守り500円
健康長寿お守り500円
商売繁盛お守り500円
縁結びお守り500円
交通安全お守り500円

御朱印情報

御朱印の種類価格
通常御朱印300円
季節限定御朱印500円
特別御朱印700円
御朱印帳(特製表紙付き)1,200円

駐車場・最寄り駅やアクセス情報

生石神社へのアクセスは、JR山陽本線の「宝殿駅」から徒歩約25分です。神社周辺には駐車場も完備されており、車でのアクセスも便利です。住所は兵庫県高砂市阿弥陀町生石171で、近隣には高砂市コミュニティバス(じょうとんバス)の「ふれあいの郷生石」停留所も利用できます。

生石神社駐車場

まとめ

生石神社は、兵庫県高砂市に鎮座する歴史と神秘に満ちた神社で、厄除けや病気平癒、健康祈願のご利益があるとされています。特に「石の宝殿」は圧倒的な存在感と不思議なパワーを感じさせるスポットで、訪れる価値があります。アクセスも良好で、車や公共交通機関を利用して気軽に訪れることができます。ぜひ一度足を運んで、その神秘的な魅力を体感してみてください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。