静岡パワースポット久能山東照宮のご利益とは?隠された秘密、未完成って本当?見どころ、なんの神様を祀っているの?誰がつくった、家康の墓、アクセス方法を解説!
久能山東照宮の歴史と由来
静岡市の久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は、徳川家康公を祀る全国の「東照宮」の中で最初に創建された神社です。その創建は、家康公の遺言に基づき、1616年に2代将軍秀忠公の命により行われました。短期間のうちに建てられたこの社殿は、豪華絢爛な装飾と彫刻で知られ、江戸時代初期の建築技術の集大成とされています。2010年には本殿、石の間、拝殿が国宝に指定され、その他13棟の社殿も国の重要文化財に指定されています。
久能山東照宮の基本情報
所在地:〒422-8011 静岡県静岡市駿河区根古屋390
電話番号:0542372438
ご利益と隠された秘密
久能山東照宮は、出世運や勝負運をアップさせるパワースポットとしても知られています。風水的には「昇龍・回龍」の地形に位置し、富士山から流れる強い龍脈が駿河湾で逆流して久能山に集まると言われています。このため、一発逆転を願う人々が訪れています。また、家康公の手形「ますかけ線」に触れると強運が授かるともされています。
見どころ
久能山東照宮には多くの見どころがあります。以下にいくつかを紹介します。
1. 国宝の御社殿
久能山東照宮の御社殿は、極彩色の彫刻や絵が施されており、豪華な装飾が見ものです。特に、家康公の「命を大切に」「戦いをやめる」というメッセージが込められた彫刻は必見です。
2. 家康公の御手形
楼門を入ったところにある「家康公の御手形」は、知能線と感情線が一つになった「ますかけ線」と呼ばれる手相です。この手形に自分の手を重ねると、強運を授かると言われています。
3. 1159段の石段
ふもとから社殿まで続く1159段の石段は、「昇龍」の気が流れるルートとして知られています。運気を高めたい人は、ぜひこの石段を登ってみてください。
4. 家康公の墓
久能山東照宮には、徳川家康公の墓があり、その存在感に圧倒されます。家康公の遺体はここに埋葬され、歴史的な価値が高いスポットです。
未完成って本当?
久能山東照宮は未完成という噂がありますが、実際には創建当初から完璧な形で造られています。当時の最高技術を結集してわずか1年7カ月で造営されたこの社殿は、江戸時代初期の技術と芸術の粋を集めた建造物です。
誰がつくったの?
久能山東照宮の建造を指揮したのは、2代将軍徳川秀忠公の命により宰相頼将卿(後の紀州家の祖頼宣卿)です。大工棟梁は中井大和守正清が務め、当時の最高の建築技術が結集されました。
家康の墓
久能山東照宮には、徳川家康の墓があります。家康の遺体は久能山に埋葬され、その後、遺言に従って日光東照宮に小堂が建てられました。久能山東照宮は、家康の遺命を守り続ける重要な霊廟です。
アクセス方法
久能山東照宮へのアクセスは、以下の方法があります:
- 住所:静岡県静岡市駿河区東久能山
- ロープウェイ:日本平からロープウェイで約5分
- 徒歩:ふもとから石段を上るルート(1,159段)
日本平ロープウェイ 久能山駅
車でのアクセス
- 日本平久能山スマートインター:日本平山頂まで約20分
- 東名静岡・清水インター:日本平山頂まで約40分
公共交通機関でのアクセス
- JR静岡駅:しずてつジャストライン石田街道線で終点「東大谷」下車(約40分)、東大谷バス停で「久能山下行き」のバスに乗り換え、終点「久能山下」下車(約15分)
まとめ
久能山東照宮は、徳川家康を祀る最初の東照宮であり、歴史的価値の高い建造物です。出世運や勝負運を高めるパワースポットとしても人気があり、美しい景色と共に訪れる人々を魅了します。ぜひ一度訪れて、久能山東照宮の歴史とご利益を感じてみてください。
投稿者プロフィール
- IT会社でWEBマーケティング担当として勤務するかたわら、いけばな・華道にのめりこむ。普段はコンテンツ作成を行っていますが、イベントにまれに参加します。