和歌山パワースポット紀三井寺のご利益とは?見どころ、ご本尊、階段とケーブルカー・エレベーター、御朱印、駐車場やアクセス情報を解説!

はじめに

紀三井寺(きみいでら)は、和歌山県和歌山市にある歴史ある寺院で、770年に開創されました。正式名は「紀三井山金剛宝寺護国院」ですが、三つの井戸が湧き出ることから「紀三井寺」と呼ばれています。ご本尊は十一面観世音菩薩で、厄除け、開運、良縁成就、安産、子授けなど多くのご利益があるとされています。毎月18日の観音様ご縁日には、多くの信者で賑わいます。また、紀三井寺は和歌山市内でも有名な桜の名所で、春には美しい景色が広がります。この記事では、紀三井寺のご利益や見どころ、歴史、アクセス情報などを詳しく解説します。

参考…和歌山市観光協会 公式HP|和歌山の歴史 紀三井寺

所在地:〒641-0012 和歌山県和歌山市紀三井寺1201

電話番号:0734441002

拝観時間:8時00分~17時00分

紀三井寺のご利益とは?

紀三井寺は、ご本尊の十一面観世音菩薩が祀られており、厄除け、開運、良縁成就、安産、子授けなど多くのご利益があるとされています。観音菩薩は、すべての人々の苦悩を取り除き、願いを叶えてくれる存在とされています。そのため、紀三井寺は特に女性や家族連れに人気のスポットです。毎月18日の観音様ご縁日には、多くの参拝者が訪れ、観音菩薩に祈りを捧げます。

参考…紀三井寺の歴史history

見どころ

紀三井寺の見どころは、境内にある三つの井戸「三井水(さんせいすい)」です。清浄水、楊柳水、吉祥水の三つの井戸からは、年間を通じて清らかな水が湧き出ています。この三井水は昭和60年に環境庁より日本名水百選に選ばれました。また、紀三井寺は桜の名所としても有名で、春には美しい桜が咲き誇り、多くの花見客で賑わいます。境内からは和歌の浦や淡路島、四国まで見渡せる絶景が広がり、訪れる人々を魅了します。

ご本尊

紀三井寺のご本尊は十一面観世音菩薩で、秘仏として大切に祀られています。この観音菩薩は、観音信仰の象徴であり、多くの参拝者にとっての救いの存在です。観音菩薩は、11種類の顔を持ち、それぞれが異なる姿勢や表情をしています。この十一面観世音菩薩は、厄除け、開運、良縁成就、安産、子授けなどのご利益があるとされ、多くの信者に深く信仰されています。

歴史

紀三井寺は、770年に唐の僧・為光上人によって開基されました。為光上人は中国(当時の唐国)から東シナ海を渡り、日本に到来し、この地で千手観音様の尊像を感得しました。それが紀三井寺の起こりとされています。歴代天皇や後白河法皇も訪れ、隆盛を極めました。また、江戸時代には紀州徳川家の歴代藩主が頻繁に参拝し、「紀州祈祷大道場」として尊崇されました。

階段とケーブルカー・エレベーター

紀三井寺の参道には、231段の急な石段「結縁坂」があります。この坂を登ると、良縁成就や商売繁盛のご利益があるとされています。しかし、石段を登るのが困難な方のために、2022年にはケーブルカーとエレベーターが設置されました。ケーブルカーは山麓の楼門下から山上の仏殿下まで約1分で移動でき、エレベーターを利用することで、快適に本堂まで参拝することができます。

お守りの種類や御朱印

紀三井寺では、様々なお守りや御朱印を受けることができます。特に人気があるのは、厄除け、開運、良縁成就、安産、子授けのお守りです。また、オリジナルの御朱印帳やクリアファイルも販売されており、参拝の記念に受けることができます。御朱印は、本堂受付所で納経時間の8時から17時まで受けることができます。

駐車場やアクセス情報

紀三井寺へのアクセスは、JR紀三井寺駅から徒歩約5分、または南海電鉄和歌山市駅からバスで紀三井寺バス停下車、徒歩10分です。駐車場も完備されており、北門前駐車場(1台300円)と山上駐車場(1台700円)が利用できます。公共交通機関や自家用車でのアクセスも便利で、多くの参拝者が訪れます。

紀三井寺 参拝者専用駐車場

紀三井寺 山上駐車場

まとめ文

紀三井寺は、和歌山県和歌山市にある歴史と自然が融合した特別な場所です。十一面観世音菩薩のご本尊が祀られ、厄除け、開運、良縁成就、安産、子授けなど多くのご利益が期待できます。見どころ満載の境内には、三井水の湧き出る井戸や美しい桜の風景が広がり、訪れる人々を魅了します。アクセスも良好で、ケーブルカーやエレベーターの利用が可能です。ぜひ一度訪れて、その魅力を体感してみてください。紀三井寺での参拝が、心の平安とご利益をもたらすことでしょう。

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