【2025巳年】岐阜県の蛇に関連する神社やパワースポットを紹介!

2025年の干支巳年、蛇は伝統より日本文化において特別な存在として敬われています。 特に蛇は財運や縁結び、守護を象徴する生き物とされ、その存在を祀る神社やパワースポットは多くの人々に訪れられています。 岐阜県にも、蛇に関連した神社や霊体験あらたかなスポットが点在し、自然豊かな土地柄がこれらの場所のこの記事では、巳年の訪問を前にして、岐阜県で特に注目すべき蛇関連神社やパワースポットを詳しくご紹介します。良い運気でお迎えしましょう。

高賀神社

高賀神社は、岐阜県関市に位置し、その創建は養老元年(717年)に遡ります。この神社は、高賀山信仰の拠点として、平安・鎌倉時代に隆盛を極め、円空上人をはじめ多くの修験者たちの修行の場となっていました。現在でも、その豊かな自然の中で、参拝者を優しく迎え入れています。

高賀神社は、平安時代に時の帝の命を受けた藤原高光公が、猿虎蛇伝説に基づいて創建された神社です。伝説によれば、高光公は猿の頭、虎の体、蛇の尻尾を持つ魔物を退治するため、高賀山の麓にお宮を建て、神に祈り続けました。ある夜、夢のお告げに従い、ふくべヶ岳へ登り、ひょうたんの中の魔物を討ち取りました。この魔物退治の伝説は、今なお神社の歴史と深く結びついています。

高賀神社は、湧水の御神水を求めて多くの人々が訪れる場所でもあります。境内には、神社収蔵庫や円空記念館が併設され、訪れる人々にその歴史と信仰の深さを伝えています。さらに、高賀神社遥拝所「高賀神水庵」は、高賀の入口に位置し、参拝者に神聖な空間を提供しています。

所在地:〒501-2806 岐阜県関市洞戸高賀1217

電話番号:0581582295

八大白龍大神

八大白龍大神は、岐阜県各務原市に位置する神社で、古くからの日本の祈りの姿を保つ場所です。この神社は「神仏習合」の例として知られ、八匹の白龍が住んでいると伝えられています。神社は、白龍の住む「おがせ池」に面しており、ゆったりとしたのどかな雰囲気が特徴です。

八大白龍大神の創建は奈良時代の宝亀年間(770年頃)とされ、一晩でできたと伝えられるおがせ池には、大蛇や龍神が住んでいると言われています。昭和45年には社が火事に見舞われましたが、その際に逃げずに残った白蛇が白龍として崇められ、現在は剥製として保存されています。この白蛇の剥製は毎年4月16日に御開帳され、多くの参拝者が訪れます。

神社の正面には奉納された日本画が飾られ、八匹の白龍の絵が描かれています。参拝者はその絵を見ながら、白龍や白蛇の神秘的な力に思いを馳せます。おがせ池には龍の化身とされる鯉が多数生息し、参拝者から与えられる餌を求めて集まります。八大白龍大神は、地元の人々にとっても憩いの場所となっており、老若男女が次々に訪れる場所です。

所在地:〒509-0104 岐阜県各務原市

アクセス:名鉄各務原線 苧ヶ瀬駅から徒歩17分

伊奈波神社

伊奈波神社は、岐阜市に位置する美濃国三宮の神社で、水神を祀り、水害や洪水から人々を守る神様として古くから信仰されています。主祭神は五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)で、家内安全、商売繁盛、安産、交通安全などのご利益もあるとされています。

境内には朱色の楼門や本殿、拝殿が立ち並び、荘厳な雰囲気が漂います。また、黒龍社や蛇神社といった水神に関する神社も多数存在し、特に蛇神社では水神の神使である蛇が祀られています。蛇は水神の象徴として、古くから神聖視され、神社の守護者とされています。

伊奈波神社は、地域の代表的な観光スポットであり、多くの参拝者が訪れます。拝観時間は9:00〜16:00で、無料の駐車場も完備されています。その歴史や信仰の深さを感じながら、美しい境内を散策することができるでしょう。

所在地:〒500-8043 岐阜県岐阜市伊奈波通1丁目1

電話番号:0582625151

まとめ

岐阜県には蛇に関連する神社やパワースポットが多く存在し、それぞれが独自の歴史や伝統を持っています。2025年巳年に、これらの場所を訪れることで、自然とのつながりや神秘的な体験を楽しむことができるでしょう。また、健康や幸福を願うための祈りを捧げることができるため、多くの人々に親しまれています。

さらに全国の蛇にまつわる神社やパワースポットについて知りたい方は下記の記事をご覧ください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。