2024年京都時代祭はいつ?見どころやスケジュール、行列の順路や写真スポット、アクセス情報など紹介!

2024年京都時代祭はいつ?見どころやスケジュール、行列の順路や写真スポット、アクセス情報など紹介!

京都三大祭りの一つ、「時代祭(じだいまつり)」は、京都の歴史と文化を体感できる素晴らしい祭りです。平安遷都1100年を記念して始まり、京都市民に愛され続けているこの祭りでは、京都の歴史を反映した華麗な行列が見どころです。この記事では、2024年の京都時代祭の開催日や見どころ、行列の順路、ベストな写真スポット、アクセス情報などを紹介します。

参考…京都市公式サイト「文化史27 時代祭 – 京都市

2024年京都時代祭の開催日時・概要

  • 開催日:2024年10月22日(火)
    • 時代祭は、毎年10月22日に開催され、平安遷都の日を記念しています。
  • 開催場所:〒606-8341 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
  • 電話番号:0757610221
  • 概要:平安神宮での神事と市内を巡る壮大な時代行列が行われる予定です。

京都時代祭の見どころ

時代祭は、古代から近代までの歴史的な衣装をまとった約2,000名の行列が、京都の街を練り歩く祭りです。見どころは、各時代の風俗を忠実に再現した衣装や装飾品、そして京都の長い歴史を象徴する多様な人物や出来事が反映された行列です。

特に注目すべきは以下のポイントです:

  • 平安時代から明治時代までの行列:この行列は、約1,200年にわたる歴史を遡る形で編成されており、古代の貴族、武士、町人、芸能人、さらには明治維新の志士まで登場します。
  • 壮麗な衣装:各時代に対応した衣装や小物は、学術的な考証に基づいて作られており、歴史好きにはたまらない見どころです。

スケジュール

時代祭の祭事スケジュールは下記をご覧ください。

日付時間内容
10月15日13:30時代祭宣状祭:平安講社員約500名が、行列の無事執行を祈願する。
15:00時代祭奉祝踊り足固め:京都市地域女性連合会会員300名による踊り。
10月21日10:00時代祭前日祭:祭儀と参列者の安全を祈願する。
10月22日7:00時代祭:平安講社総長・奉行が参列し、平安講社総長が祭文を奏上する。
8:00神幸祭:御鳳輦に御霊代を移し、午前9時に神幸列が本宮を進発、行在所に向かう。
10:30行在所祭:崇敬者並市民代表が参列し、神饌講社より神饌が献じられる。
12:00行列進発
16:00大極殿祭並還幸祭:全行列到着後、御鳳輦を大極殿へ奉安し、祭典を終了する。

行列の順路

時代祭の行列は、以下のルートを通って進行します:

  1. 京都御所(出発地点)
  2. 烏丸通(烏丸御池)
  3. 河原町通
  4. 三条大橋(写真スポットのひとつ)
  5. 平安神宮(終着地点)

行列の所要時間は約3時間です。

写真スポット

時代祭を写真に収めるなら、以下のスポットが特におすすめです:

  1. 京都御所:出発直後の荘厳な雰囲気と、行列全体を見渡せる絶好の場所。
  2. 三条大橋付近:風景と行列が美しく重なり合うエリアで、撮影に最適なポイント。
  3. 平安神宮前:終点の平安神宮では、行列が壮大な神社を背景にしながら進み、絵になる瞬間を捉えることができます。

アクセス情報

時代祭へのアクセスは、京都市内の公共交通機関を利用するのが便利です。

  • 京都御所へのアクセス
  • 地下鉄「丸太町駅」から徒歩5分
  • JR「京都駅」からバスで約20分
  • 平安神宮へのアクセス
  • 地下鉄「東山駅」から徒歩10分
  • JR「京都駅」からバスで約30分

時代祭の当日は市内が混雑するため、早めに到着することをおすすめします。

時代祭の起源

時代祭は、京都の平安神宮で毎年10月22日(雨天順延)に行われるお祭りです。京都が日本の首都であった千余年の間に育まれた伝統工芸の技術を、動く歴史絵巻として見せることを目的としています。

時代祭が始まったのは明治28年、平安神宮の創建と平安遷都1100年を記念する行事としてでした。明治維新後、衰退していた京都の町おこし事業の一環として平安神宮が創建され、その熱意の象徴として、同じ意志のもとに時代祭も始まりました。

人々の願いは、「京都の歴史と文化が一目でわかるもの」「京都でしかできないもの」を作ることであり、京都人の誇りが込められています。時代行列は約2,000名、約2キロメートルに及び、明治維新時代から平安京が造営された延暦時代までを遡ります。時代考証に基づいて作られた衣装や祭具は全て「本物」であることも特徴です。

時代祭は、平安講社という京都市民による組織によって運営されており、総勢約2,000名もの人々が参加する一大行列となっています。

まとめ

2024年の京都時代祭は、京都の長い歴史を一度に体感できる特別な祭りです。華麗な衣装と歴史的な行列を楽しみながら、京都の街を散策する絶好の機会となるでしょう。見どころ満載の時代祭に参加して、京都の豊かな歴史文化に触れてみてください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。