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茶道の禅語「瀧直下三千丈」とは?掛軸の意味、読み方、使い方を解説

瀧直下三千丈の意味

瀧直下三千丈は、直訳すると、目の前に見える巨大な瀧が流れ落ちている様子は、まるで天の川が大空から瀧のように猛スピードで真っ逆さまに落下したような風景だ、と読めます。

茶道のお茶会では、夏のお席にかけられることが多いです。

瀧直下三千丈の読み方

瀧直下三千丈は、「たき ちょっかさんぜんじょう」と読みます。

瀧直下三千丈の歴史や由来

瀧直下三千丈の由来は、古代中国である唐の詩人・李白(りはく)の七言絶句「望廬山瀑布(ろざんのばくふをのぞむ)」の一節です。

日照香炉生紫烟   ひはこうろをてらしてしえんをしょうず
遥看瀑布挂前川   はるかにみるばくふのぜんせんにかくるを
飛流直下三千尺   ひりゅうちょっかさんぜんじゃく
疑是銀河落九天   うたごうらくはこれぎんがのきゅうてんよりおつるかと

瀧直下三千丈の時期

華道煎茶道のお茶会で瀧直下三千丈の掛軸が飾られる時期は、雨が降る梅雨時期の6月から、涼を求める7,8月が多いです。

さらに茶道の禅語について知りたい方は下記の記事をご覧ください。

投稿者プロフィール

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tea-writer日本茶講師/和文化PR
大学卒業後、老舗和菓子屋に入社。京都にて茶道、生け花、日本画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社に勤務。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。

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