【初心者必見】茶道教室の探し方や選び方を紹介!失敗しないポイントや流派など解説

茶道教室は全国にありますが、どこに入門しようか迷ったことはありませんか?

カルチャーセンターや個人教室、オンライン教室など沢山の選択肢がありますが、自分に合うのはどこなのか、考えてしまいますよね。

今回は、はじめての方に向けた茶道教室の選び方や探し方を、失敗しないポイントや流派の解説などまじえて解説します。

本記事は、大阪煎茶道教室の講師である翼仙が執筆しています。

茶道についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事はをご覧ください。

茶道教室を探す方法とは

茶道教室を探す方法は、WEBやSNS、流派の本部に問い合わせるなどの方法があります。

SNSや口コミで探す

良い茶道教室を探すには、SNSや知人の口コミを活用すると良いです。

いまは茶道教室やカルチャースクールは、入門者を募集するために、SNSを活用する教室が多いです。

自分の住むエリアの教室情報を探すのに有効ですし、SNSで口コミを探すこともできます。

WEB検索で探す

茶道教室の情報を探すには、WEB検索が有効です。

検索では、茶道教室と一緒に「地域名」や「流派」、「評判」などのクエリを入れると探しやすいです。

いまは低価格でホームページを作成できるため、個人教室の先生やカルチャースクールの先生でも、自身のWEBサイトを持っている事が多いです。

WEBサイトには、教室の場所や時間帯、講師情報など必要な情報が網羅されているので、ぜひ確認してみてください。

流派の本部に問い合わせる

茶道教室を探す際には、自分が希望する流派の本部に連絡することも手段の1つです。

茶道教室を開いているほとんどの先生が、茶道の流派に所属しているため、流派の本部は、全国で開かれている自分の流派の教室情報はすべて把握しています。WEBやSNSに掲載されていない隠れた茶道教室が、自分の希望エリアにある可能性があるため、一度流派の本部に電話連絡をしてみましょう。

茶道教室の選び方

茶道教室は、どこを選ぶかが重要、という声をよく聞きます。

自分が想像する茶道教室と、実際に通いだした茶道教室でギャップが生まれてくるからです。

茶道教室は、入門の費用や探す手間もかかるため、しっかりと選んで入会しましょう。

流派から選ぶ

茶道には沢山の流派があり、各流派によって、習う内容やスケジュール、費用や茶道具、同じ教室で習う仲間の雰囲気が異なります。

伝統的な茶道を行いたいなら裏千家や表千家、武家発祥のお点前を習いたいなら織部流や遠州流などがあります。

教室の雰囲気で選ぶ

教室の雰囲気は、茶道を長く続けていく上でもっとも重要な項目です。

ちょっとした趣味で習いたい人もいれば、本気で学びたい人もおり、交流会の頻度や先生が生徒とのコミュニケーションを促してくれるかなどは確認しておきましょう。

茶道は、先生以外にも、先に入門している先輩弟子から教わることも多く、教室の雰囲気と自分があっているか見極めましょう。

先生で選ぶ

茶道の先生には、高齢な方から、教室を開いたばかりの若い先生、外国の先生などいろんな人がいます。

それぞれの先生に特徴があり、大まかな教育の方針を決めるのは、流派の本部ではなく先生です。

考え方や使う茶道具、先生の先生はどんな人かなどを見て、納得した上で茶道教室を選ぶこともできます。

茶道教室の見学は必ず行いましょう

茶道をはじめる際には、なるべく教室見学をおこなうことをお勧めします。

ほとんどの茶道教室では、教室と生徒とのミスマッチを防ぐために、教室見学を行っています。

お稽古はどういう流れで行うのか、どんな和菓子が出てくるのか、茶道具はどんな焼き物・陶磁器が使われているか、床の間の生け花は取り換えられているか、お稽古後の雰囲気は和やかか等、実際に見学してみると沢山のことが分かります。

茶道を始める前に、自分のイメージと実際の教室の様子とのすり合わせを行い、満足いく形ではじめましょう!

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。