金運アップや芸術運の向上を願う人にとって、見逃せない開運日が「巳の日」です。とくに、60日に一度だけ巡ってくる「己巳(つちのとみ)の日」は、弁財天とのご縁が強く、“最強の金運日”として多くの人から注目を集めています。
この記事の2025年や2026年の「巳の日カレンダー」を事前にチェックしておくことで、金運の流れを味方につけるチャンスを逃さずにすみます。
今回は、巳の日とは何かをわかりやすく解説するとともに、2025年の巳の日・己巳の日一覧、さらには巳の日にやるといいこと、巳の日にやってはいけないことまで、実践しやすい開運アクションをまとめています。金運・芸術運・学び運を高めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
巳の日とは?金運・芸術運を高める開運日:巳と弁財天の関係
巳の日(みのひ)とは、十二支の「巳(=蛇)」にちなんだ吉日で、約12日に一度のペースで訪れます。この「巳」が象徴するのは、七福神の一柱である弁財天(べんざいてん)様と深いつながりを持つ蛇。
古来より蛇は「再生」「繁栄」「変化」を象徴し、脱皮を繰り返すその姿から「新しい自分への生まれ変わり」の意味も込められてきました。
とくに白蛇は、弁財天の遣いとされ、願いを天に届けてくれる神聖な存在ともいわれています。そのため巳の日は、弁財天のご加護にあやかりたい人にとって特別な日。芸術や音楽、学問、商売繁盛、金運・財運など、さまざまな運気を高めるのに最適とされています。
また、年の最初に訪れる巳の日は「初巳(はつみ)」と呼ばれ、弁財天を祀る寺社では特別な祭礼が行われることも。都内では「蛇窪神社」などが有名です。

願い事をする日としても知られており、「巳の日に祈ると、蛇がその願いを弁財天に届けてくれる」と信じられています。開運行動を始めたい人、金運アップを願う人にとって、まさにぴったりのタイミングといえるでしょう。
己巳(つちのとみ)の日とは?60日に一度の最強金運日
己巳の日(つちのとみのひ)とは、十二支の「巳(み)」と、十干の「己(つちのと)」が重なる60日に一度しか訪れない特別な吉日のことです。
この「十干十二支(じっかんじゅうにし)」の組み合わせは、干支暦における最小公倍数=60日周期で一巡するため、「己巳の日」は年に6回前後しか訪れない非常に貴重な日となります。
「巳」は金運や芸術、学問など多くのご利益を授けてくれる女神「弁財天(べんざいてん)」と深い関係を持つ日であること、そして「己(つちのと)」が五行思想において「金を育む土」の気を持つことから、土の力と巳(蛇)の象徴する財運エネルギーが組み合わさり、まさに最強の金運日といえるからです。
そのため、己巳の日は「お金に関わる新しいことを始める」「商売の祈願をする」「弁財天を祀る神社に参拝する」など、金運・財運に関する行動を起こすのに最適なタイミングとされています。
実際に、己巳の日には多くの参拝者が弁財天を祀る神社に訪れ、特別な祈願やご利益を求めて足を運ぶ光景が見られます。
60日に一度のチャンス。あなたもこの日に合わせて行動すれば、思わぬ金運や成功を手にするきっかけになるかもしれません。
乙巳(きのとみ)の年の己巳(つちのとみ)の日は、金運エネルギーが最高潮に達する特別な吉日
通常でも己巳の日(つちのとみのひ)は、金運・財運アップの効果が高い開運日として知られていますが、これが乙巳(きのとみ)の年と重なると、そのエネルギーはさらに強力なものへと昇華します。

前述しましたが、巳(み)という干支はそれ自体が「財運・知恵・変化」の象徴とされており、その「巳」が年・日ともに重なるタイミングは、運気の波が重なり合う“最高潮”の瞬間。しかも、「己(つちのと)」は五行思想において「土の気」を表し、「育む」「安定させる」という特性を持ちます。
一方、「乙(きのと)」は「若い草木の芽吹き」を意味し、成長・発展の兆しを示すエネルギーです。
つまり、乙巳の年の己巳の日は、「発展(乙) × 財の象徴(巳) × 安定した基盤(己)」という3つの運気がそろう非常に縁起のよい日。これまで積み重ねてきた努力や準備が、豊かさとして実を結びやすくなるタイミングとも言えます。
この稀な吉日に、弁財天を祀る神社への参拝や、金運アップを願う行動を起こせば、まるで流れが開けるかのように、良縁や成功へと導かれるかもしれません。
【2025年】カレンダー:巳の日・己巳の日一覧
1月
24日(金)
2月
17日(月)
3月
13日(木)
25日(火)
4月
18日(金)
30日(水)
5月
24日(土)
6月
17日(火)
29日(日)
7月
23日(水)
8月
16日(土)
28日(木)
9月
21日(日)
10月
15日(水)
27日(月)
11月
20日(木)
12月
14日(日)
26日(金)
吉日と重なる最強の巳の日【2025年】
2025年は、開運のタイミングを逃したくない方にとって見逃せない年。中でも「巳の日」と他の吉日が重なる日は、金運・財運・芸術運が飛躍的に高まる“最強の開運日”として注目されています。
- 4月6日(日)巳の日 × 大安
→ 吉日ながら「不成就日」と重なるため注意が必要。 - 4月18日(金)巳の日 × 大安
→ 運気のバランスが良く、願いごとや新しいチャレンジに最適。 - 6月5日(木)巳の日 × 一粒万倍日
→ 少しの行動が万倍の成果につながる日。財布の新調や参拝に◎。 - 6月17日(火)巳の日 × 一粒万倍日
→ 金運・芸術運アップに効果的な開運日。 - 6月29日(日)己巳の日 × 一粒万倍日
→ 年間でも屈指の“スーパー開運日”。財運を引き寄せる行動に最適! - 12月26日(金)己巳の日 × 大安
→ 年末の締めくくりにふさわしい吉日。1年の感謝や来年の願いを込めた参拝に。
【2026年】カレンダー:巳の日・己巳の日一覧
1月
19日(月)
31日(土)
2月
24日(火)
3月
20日(金)
4月
13日(月)
25日(土)
5月
19日(火)
31日(日)
6月
24日(水)
7月
18日(土)
30日(木)
8月
23日(日)
9月
16日(水)
28日(月)
10月
22日(木)
11月
15日(日)
27日(金)
12月
21日(月)
吉日と重なる最強の巳の日【2026年】
- 1月7日(水)巳の日 × 大安
年始にふさわしいスタート運のある開運日。願いごと・参拝に最適。 - 4月25日(土)己巳の日 × 大安(※不成就日)
一見最強の吉日だが、不成就日が重なるため重要な願掛けには注意。 - 5月7日(木)巳の日 × 大安
バランスの良い吉日。金運・財運に関する新しい行動にぴったり。 - 6月24日(水)己巳の日 × 一粒万倍日
2026年屈指の“スーパー開運日”。お金にまつわるスタートや、弁財天への参拝がおすすめ! - 8月23日(日)己巳の日 × 大安(※不成就日)
吉日ながらも不成就日と重なるため、慎重に行動を。 - 12月21日(月)己巳の日 × 大安(※不成就日)
年末の節目と重なるが、願掛けは避けた方が無難。
巳の日にやるといいこと|金運・芸術運を高めるおすすめ開運アクション
巳の日は、金運・芸術運を司る「弁財天」と深いご縁がある開運日。とくに金運アップに関する行動をするのに最適とされ、多くの人がこのタイミングを利用して運気を引き寄せるアクションを行っています。ここでは、巳の日に実践すると良いことをわかりやすくご紹介します。
1. 弁財天を祀る神社に参拝する
巳の日に欠かせないのが、弁財天を祀る神社へのお参りです。とくに金運・芸術・学問・勝負運を高めたい人におすすめ。有名な弁財天神社では巳の日限定の御朱印や特別祈願を行っていることもあります。

2. 銭洗い(お金を清める)
弁財天が「水」から誕生したと伝えられることから、巳の日にお金を洗う「銭洗い」はとても縁起が良い行いとされています。洗ったお札を乾かして財布に入れておくと、金運が巡ると言われています。
3. 財布の新調・使い始め
巳の日は新しい財布を買ったり、使い始めたりするのに最適。とくに蛇の抜け殻を入れるとさらに金運が高まるという言い伝えもあります。金色や黄色の財布が人気です。
4. 宝くじの購入・投資のスタート
金運に関わる行動全般が吉とされる巳の日は、宝くじの購入や新しい投資を始めるのにもぴったり。小さな一歩が大きな利益をもたらす可能性を秘めています。

5. 芸術や音楽に触れる・表現する
弁財天は芸術や音楽の神様でもあります。巳の日には絵を描いたり、楽器を演奏したり、作品を応募するなど、自分の創造性を表現してみましょう。展示会への申し込みや創作活動のスタートにも良いタイミングです。
6. 開運アイテムを購入・身につける
蛇をモチーフにした縁起物や弁財天のアイテム(コイン・置物・アクセサリー)などは、巳の日に手に入れるとよりご利益があるとされます。金運アップグッズを財布に入れたり、神棚に飾るのも◎。
7. 起業・口座開設・商売スタート
新しいお店をオープンする、銀行口座を作る、ビジネスを始めるなど「お金に関わる新たなスタート」は巳の日に行うのが吉。とくに「己巳の日」と重なれば最強の金運日となります。
8. 勉強や趣味を始める
資格取得のための勉強や、将来につながるスキルアップ、新しい趣味をスタートするのもおすすめです。「始めること」に強い日なので、目標に向けて一歩踏み出すにはぴったりのタイミングです。
9. 部屋や財布周りの掃除
運気を呼び込むには、空間を整えることも大切。巳の日に玄関やトイレ、財布の保管場所などを掃除することで、停滞していた気がリセットされ、新たな運が流れ込んできます。
10. お寿司を食べる
巳の日にお寿司を食べると金運が上がるという風習もあります。これは上巳の節句に由来するもので、「巳寿司(みずし)」として京都の言い伝えにも登場。迷ったら開運フードとしてぜひ楽しんでみてください。
巳の日は、ただのラッキーデーではなく、意識的に行動することでその運気を味方につけられる特別な日です。自分の願いや目標に合わせて、できることから取り入れてみましょう。
巳の日にやってはいけないこと|金運を下げるNG行動に注意!
巳の日は、弁財天と深いご縁がある特別な吉日。金運・財運アップの行動を取るのにぴったりな日として知られていますが、逆に運気を下げてしまう「やってはいけないこと」も存在します。
ここでは、せっかくの巳の日のエネルギーを無駄にしないために、避けるべき行動を分かりやすくご紹介します。
1. 無計画な支出・衝動買い
巳の日は「お金を生む日」である一方で、不必要な大きな出費や衝動買いは金運を逃す原因になるといわれています。たとえば以下のような行動は要注意です:
- 欲しくなって突然購入した高額商品(家電・家具など)
- 明確な目的がない状態での買い物
- 身の丈に合わない見栄消費
お金を「使う」よりも「育てる」意識が大切な日。どうしても必要な支出は、しっかり計画を立てて行いましょう。
2. お金の貸し借り
巳の日にお金を「貸す」「借りる」ことは、金運を流してしまう行動とされています。特に注意したいのが以下のケースです:
- 返済の見込みがあいまいな貸し借り
- 信頼関係が不安定な相手との金銭のやりとり
- 不要なローンや借入
金運を高めたい日だからこそ、お金に関する判断は慎重に。どうしても必要な場合は、返済条件や目的を明確にしておくと良いでしょう。
3. ネガティブな言葉・思考
「お金がない」「ツイてない」「どうせムリ」などの否定的な言葉や愚痴、悪口は運気を大きく下げる原因になります。特に巳の日のようにエネルギーが高まる日は、発する言葉の力も大きくなります。
- 金運に関するマイナス発言
- 他人への嫉妬や批判
- 愚痴や文句ばかりの会話
ポジティブな言葉と感謝の気持ちを持って過ごすことで、巳の日のエネルギーを味方につけることができます。
まとめ
「巳の日」や「己巳の日」は、ただの吉日ではなく、弁財天のご加護が強まる特別な開運日です。とくに、2025年や2026年の「巳の日カレンダー」を活用すれば、宝くじ購入や財布の新調、神社参拝など、金運を意識した行動をするベストタイミングを見極めることができます。
一方で、巳の日にやってはいけないことにも注意しながら、日々の行動や言葉に気を配ることで、さらなる運気アップが期待できます。この記事でご紹介した知識とアクションをもとに、巳の日を活かして豊かな未来を引き寄せてください。