この記事では、関東にある最強の「縁切り神社・お寺」を厳選してご紹介します。「悪縁を断ち切って良縁を引き寄せたい」「今の停滞した状況から抜け出したい」そんな願いを抱く女性たちに人気のスポットが、縁切りにご利益がある神社・お寺です。
この記事では、目的に合った神社を見つけられるよう、各スポットの特徴を丁寧にお伝えします。ぜひ最後までお読みいただき、あなたにぴったりの神社を見つけてください!
豊川稲荷東京別院
東京都港区に鎮座する「豊川稲荷東京別院」は、縁切りや開運招福を願う多くの参拝者が訪れるパワースポットです。この別院は、愛知県の豊川稲荷を本院とし、戦国時代の名将・織田信長や豊臣秀吉、そして徳川家康といった日本を動かした偉人たちが篤く信仰した由緒あるお寺としても知られています。歴史と信仰が息づく神秘的な空間が広がっています。
縁切りのご利益を授かる「叶稲荷尊天」
境内に足を踏み入れると、多くの方が縁切りのご利益を求める「叶稲荷尊天」に導かれます。この社は、悪縁を断ち切り、良縁を呼び込む力があるとされ、多くの人々が心を新たにするために訪れています。また、三神殿の左側に位置する「徳七郎稲荷」は、円満な人間関係を築きたいと願う方々に人気のスポットです。
榎大六天神(縁切榎)
東京都板橋区にある「榎大六天神」は、通称「縁切榎」として知られ、縁切りの効果が非常に高いと評判の神社です。江戸時代、旗本の屋敷に榎(えのき)と槻(つき)の木が並んでおり、「えんのつき=縁が尽きる」という語呂合わせが縁切りスポットとしての由来となりました。その後、榎の木は代を重ね、現在は三代目となっています。
昔からさまざまな逸話が語り継がれている
この神社の縁切り効果があまりに強力であったため、昔からさまざまな逸話が語り継がれています。たとえば、徳川家茂に嫁ぐ皇女和宮は、縁切榎を避けるためにわざわざ迂回路を通ったといわれています。また、婚前の女性がこの榎を避けて通ったという言い伝えも残されています。
現代でも、男女関係や人間関係の悩みを抱える方をはじめ、禁煙や断酒といった悪習慣を断ち切りたい人々が全国から訪れています。境内には願いを込めて奉納する絵馬が用意されており、参拝者は自分の願いを込めて絵馬を掛け、悪縁からの解放を祈願します。この絵馬は境内の自動販売機や近隣の蕎麦屋で購入することができます。
また、古くから伝わる言い伝えによると、榎の樹皮を煎じて飲ませることで縁切りの願いが叶うとも言われています。
明治神宮
東京都渋谷区代々木にある「明治神宮」は、第122代天皇・明治天皇と昭憲皇太后を御祭神とする、全国屈指の格式高い神社です。広大な敷地には、豊かな自然に囲まれた「明治神宮の杜(もり)」が広がり、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの空間となっています。毎年、大晦日から正月三が日にかけて約310万人もの参拝者が訪れる、日本一の初詣スポットでもあります。
「カップルで訪れると別れる」というジンクスが有名
明治神宮は、縁切りや縁結びのご利益があるパワースポットとしても知られています。特に「カップルで訪れると別れる」というジンクスが有名ですが、これは悪縁を自然に浄化してくれる神聖な力によるものだとも言われています。参拝することで、不要な縁を手放し、新たな良縁を引き寄せることができると信じられているのです。
また、神宮内には強いエネルギーを感じるスポットが点在しています。その中でも、清正井(きよまさのいど)は特に人気が高く、訪れる人々が願いを込めて静かに祈りを捧げています。ここで心を整えることで、新たな希望を胸に未来へ進む力を得られるでしょう。
宝禄稲荷神社(ほうろくいなりじんじゃ)
「宝禄稲荷神社(ほうろくいなりじんじゃ)」は、外れくじや金運にまつわる悪運を断ち切り、福を呼び込むことができる、全国でも珍しい縁切り神社です。宝くじやギャンブルなど、何をやっても運に恵まれないと感じる人々が参拝に訪れ、金運再生を願うパワースポットとして注目されています。
くじ運に恵まれなかった一人の百姓の伝説
この神社の起源には、くじ運に恵まれなかった一人の百姓の伝説があります。ある日、外れてしまった「富くじ」(江戸時代の宝くじ)を祠に置いて帰ったところ、その後購入したくじが大当たり。その後、百姓の人生が好転し、感謝の気持ちからこの神社を創建したと伝えられています。この伝説がもととなり、金運や勝負運を左右する悪縁を断ち切る神社として知られるようになりました。
「宝禄祭」と呼ばれる“外れくじ供養”の祭事
特に5月22日には「宝禄祭」と呼ばれる“外れくじ供養”の祭事が行われ、多くの参拝者が訪れます。祭りでは、勝負事の運気を高める「宝禄狐」に触れたり、特別な縁起物である「宝禄稲荷勝運札」を入手することができます。また、遠方の方や参拝が難しい方でも、1,000円以上を神社に振り込むことで外れくじを供養していただけるサービスが用意されています。
さらに、宝禄稲荷神社のご利益は金運だけに留まらず、試験や試合といった勝負事全般にも及ぶとされています。繰り返し失敗を経験している人が訪れると、悪運との縁が断たれ、成功へと導かれるといわれています。
虎ノ門金刀比羅宮
東京都港区虎ノ門にある「虎ノ門金刀比羅宮」は、1660年に創建され、丸亀藩主・京極高和によって江戸藩邸内に分霊が祀られた神社です。その後、1979年に現在の地へ遷座され、江戸城の裏鬼門を守護する重要な存在となりました。虎ノ門のビジネス街に佇むこの神社は、縁切りや厄除けの御利益があることで多くの参拝者を集めています。
縁切りの由来
縁切りの由来には、保元の乱に敗れ讃岐へ流された崇徳上皇の逸話があります。崇徳上皇は世俗の一切を断ち切るために金刀比羅宮に籠もり、その後、妃の阿波内侍が彼を弔うために建立したのが、縁切りで有名な京都の「安井金比羅宮」です。虎ノ門金刀比羅宮でも、崇徳上皇をお祀りしており、悪縁を断ち切るご利益があるとされています。
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人間関係の縁切りや断酒祈願に効果があると評判
特に、仕事にまつわる人間関係の縁切りや断酒祈願に効果があると評判で、オフィス街にあることからビジネスパーソンが多く訪れます。職場でのストレスや不和に悩む方や、悪い習慣を断ちたいと願う方にとって、心を新たにする場所となっています。
日比谷神社
東京都港区のビル街の一角に静かに佇む「日比谷神社」は、穢れや悪縁を祓い、運気を高めてくれるパワースポットです。もともと日比谷公園内に創建された神社ですが、過去に3度も移転を経験しながらも、そのたびに復活を遂げたという奇跡的な歴史を持ち、「奇跡のお守り」が授与されることでも知られています。
祓戸四柱大神
ご祭神は、農業を司る「豊受大神(とようけのおおかみ)」と、あらゆる穢れを祓う「祓戸四柱大神(はらいどのよつはしらのおおかみ)」です。祓戸四柱大神は、「瀬織津比売(せおりつひめ)」「速開都比売(はやあきつひめ)」「気吹戸主(いぶきどぬし)」「速佐須良比売(はやさすらひめ)」の4柱の神様から成り立ち、それぞれが協力して浄化を行うとされています。
まず、瀬織津比売が災いや罪、穢れを川から海へ流し去り、速開都比売がそれを海の底で受け止めます。次に、気吹戸主が浄化するためにその穢れをさらに深い場所へ吹き飛ばし、最後に速佐須良比売がすべてを完全に浄化してくれるのです。4柱の神々が一体となり、悪縁や不運を徹底的に断ち切ってくれることから、縁切りに強いご利益があるとされています。
縁切りだけでなく、新たな良縁を呼び込むご利益も
また、縁切りだけでなく、新たな良縁を呼び込む運気アップのご利益も期待できます。都会の喧騒を離れ、日比谷神社の神聖な空間で祈りを捧げることで、心をリフレッシュし、新たな道を切り開くことができるでしょう。
抜弁天厳島神社(ぬけべんてんいつくしまじんじゃ)
東京都新宿区に鎮座する「抜弁天厳島神社(ぬけべんてんいつくしまじんじゃ)」は、約1000年の歴史を誇る由緒ある神社です。1086年、源義家が奥州征伐の帰りに創建したと伝えられており、江戸六弁天の一つ、さらに「山之手七福神」にも数えられています。その歴史と信仰の深さから、多くの参拝者が訪れる神聖なパワースポットとなっています。
源義家が「多くの苦難を乗り越えた」という逸話
この神社が縁切りスポットとして知られる背景には、源義家が「多くの苦難を乗り越えた」という逸話があります。また、弁天さま(弁財天)は「別れ」や「新しい出発」を象徴する存在でもあり、悪縁や困難からの解放を願う人々にとって特別なご利益をもたらすとされています。
特に、苦難を切り抜けたいと願う方は、参道を南から北へ通り抜ける儀式が効果的とされています。この参道通過の儀式によって、過去のしがらみを断ち切り、新たなスタートを切る力を授かると言われています。
於岩稲荷田宮神社
東京都新宿区に佇む「於岩稲荷田宮神社」は、縁切りや悪縁払いを願う人々にとって特別な場所です。同じく新宿区にある「於岩稲荷陽運寺」とともに、お岩さんゆかりの神社として知られ、怪談『東海道四谷怪談』にもその存在が描かれています。この神社には、お岩さんの霊験が宿るとされ、多くの参拝者が訪れています。
「御祈祷願礼」
縁切りを願う際の方法は、境内にある「御祈祷願礼」に悩み事や断ち切りたい縁を書き、お賽銭箱に納めるというものです。この願礼は、神主さんによって丁寧に祈祷されるため、安心して祈りを託すことができます。また、より本格的な縁切りを望む方には、お祓いを受けることもおすすめです。
於岩稲荷陽運寺(おいわいなりよううんじ)
東京都新宿区にある「於岩稲荷陽運寺(おいわいなりよううんじ)」は、縁切りと良縁を願う人々から「東京都内最強の縁切り寺」として広く知られています。悪縁を断ち切るだけでなく、新たな良縁を引き寄せるとされ、多くの参拝者が訪れています。特に、良縁に恵まれた後に再度お礼参りをすることで、さらなる縁の発展がもたらされるといわれています。
「水掛け福寿菩薩」
境内で注目すべきスポットの一つが「水掛け福寿菩薩」です。祝詞を唱えながら福寿菩薩に水を掛けることで、自分にまとわりつく邪気や悪運を洗い流せるとされています。この浄化の儀式によって、心身が清められ、前向きなエネルギーが湧き上がるといわれています。
「心願成就の石」
さらに、「心願成就の石」も訪れる人々に人気の場所です。願いを込めた「叶玉(かなたま)」を石の中心に投げ入れることで、ストーカー祓い、悪縁の切断、さらには恋愛成就まで、様々な願いが一度に叶うと言われています。
赤坂氷川神社
東京都港区に鎮座する「赤坂氷川神社」は、江戸時代に創建され、震災や戦時の空襲にも耐え、創建当時の姿を今に伝える歴史深い神社です。その「運の強さ」ゆえに、多くの参拝者が訪れる都内屈指のパワースポットとして知られています。
恋愛成就のご利益で特に有名
この神社は、恋愛成就のご利益で特に有名であり、東京三大縁結び神社の一つにも数えられています。毎月1回行われる「縁結び参り」では、縁結びのパワーアイテムである“四合御櫛(しあわせみくし)”が授与されることから、良縁を願う多くの参拝者が訪れます。
悪縁を断ち切るご利益もある
一方で、悪縁を断ち切るご利益もある縁切り神社としても信仰を集めています。境内にある「包丁塚」は、使い古した包丁を奉納するための塚で、包丁の「切る」という性質から、悪縁や不要な関係を断ち切る象徴とされています。参拝者は、この塚に祈りを捧げることで、心の重荷を解き放ち、新たな一歩を踏み出しています。
さらに、神社内には幕末の志士・勝海舟が命名した「四合稲荷(しあわせいなり)」や、推定樹齢400年を誇る「大銀杏(おおいちょう)」など、見どころも豊富です。縁切りと縁結び、双方の祈願を終えた後にこれらを巡ることで、より深いご利益を得ることができるでしょう。
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井の頭弁財天
東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる「井の頭公園」の中に佇む「井の頭弁財天」は、美しい自然に囲まれたパワースポットです。七福神の紅一点である弁財天を祀るこの神社は、音楽・芸術・智慧を司る女神として知られていますが、縁切りのご利益でも注目を集めています。その背景には、井の頭公園の池にまつわる都市伝説があります。「カップルでボートに乗ると別れる」という噂は、弁財天が嫉妬するからだと言われており、恋愛関係の縁切りを望む人々が訪れるようになったのです。
八臂弁財天像(はっぴべんざいてんぞう)
井の頭弁財天の本尊は、八本の手を持つ「八臂弁財天像(はっぴべんざいてんぞう)」です。この秘仏は通常非公開であり、巳年にのみ特別に御開帳されます。
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この神社では、特別な参拝方法が伝えられています。身・口・意の三密(しんくいのさんみつ)を大切にし、手を叩かず静かに合掌して、ご真言を心の中で唱えながら祈願を行います。これにより、内面から心を整え、静かな時間の中で深く願いを込めることができます。
江島神社(えのしまじんじゃ)
神奈川県藤沢市の江ノ島に鎮座する「江島神社(えのしまじんじゃ)」は、島全体が強力なパワースポットとされ、毎年多くの参拝者が訪れる日本三大弁財天の一つです。滋賀県の竹生島、広島県の厳島と並び、特に音楽や芸能、智慧財宝、縁結びのご利益がある神社として知られています。
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良縁を守り育て、悪縁を断ち切る力を持つと言われている
江島神社の主祭神である弁財天は、芸能や音楽の女神としてだけでなく、人々に智慧や財運、愛嬌を授ける神様です。さらに、良縁を守り育て、悪縁を断ち切る力を持つとも言われています。「今ある縁が自分にとって良いものか迷っている方」にとって、弁財天は心強い存在です。良縁はさらに深めるよう祈り、悪縁であれば新しい一歩を踏み出せるよう後押ししてくれるでしょう。
また、江ノ島は人気のデートスポットでもありますが、「この人との関係を続けていいのだろうか」と不安を抱える相手とは訪れない方が良いかもしれません。弁財天の力によって、悪縁であれば自然と別れの道を歩むことになると言われています。
東慶寺(とうけいじ)
神奈川県北鎌倉に佇む「東慶寺(とうけいじ)」は、女性の縁切り寺として深い歴史を持つ臨済宗の寺院です。鎌倉時代後期から、男性との離縁を求める女性たちの駆け込み寺として知られ、江戸時代には幕府公認の縁切り寺となりました。当時、女性が自ら離婚を申し出ることは非常に困難でしたが、東慶寺に駆け込み、そこで3年間の保護を受けることで正式に離婚が認められる制度が存在していました。
明治時代に縁切り寺制度は廃止されましたが、東慶寺は現在も縁切りや新たな人生を望む参拝者を迎え入れています。特に、過去のしがらみや悪縁から解放されたいと願う女性たちにとって、心の拠り所となる特別な場所です。
デジタルデトックスの効果が得られると話題
また、現代では「目の前のことを心で感じてほしい」という寺の願いから、境内での撮影が全面禁止されています。このため、参拝中はスマートフォンやカメラを手放し、デジタルデトックスの効果が得られると話題になっています。仕事や日常生活でデジタル依存に疲れた方々が、心をリフレッシュするために訪れるスポットとしても人気を集めています。
本牧神社
神奈川県横浜市にある「本牧神社」は、創建時期は不明ながら、鎌倉時代にはすでに存在していたとされる由緒ある神社です。太平洋戦争後には米軍によって接収され、一時期別の場所に遷座していたという歴史を持ち、時代の波を超えて地域を見守り続けてきました。
毎年行われる伝統行事「お馬流し」が有名
本牧神社は厄除けや災厄払いのご利益で知られ、毎年行われる伝統行事「お馬流し」が有名です。この神事では、様々な災いを退けるための儀式が行われ、多くの参拝者が平安を祈ります。
境内の「榎(えのき)」の木は縁切りと良縁成就の象徴
さらに、境内にある「榎(えのき)」の木は縁切りと良縁成就の象徴とされています。伝承によれば、榎の周りを右回りに3周すると良縁を引き寄せ、左回りに3周すると悪縁を断ち切ることができるとされています。悪縁から解放され、新たな出会いや関係を築きたいと願う人々にとって、この榎は特別な存在です。
本牧神社は、悪縁を断ち切ることと良縁を育むことが表裏一体であることを示してくれる神社です。心を整え、新たな希望を胸に秘めて訪れることで、あなたにとって最適な未来への道が開かれるかもしれません。
本光寺
千葉県市川市にある「本光寺」は、650年もの長い歴史を持つ由緒ある日蓮宗の寺院です。その総本山は、山梨県の名高い霊場「身延山久遠寺」にあり、古くから信仰の拠り所として多くの人々を見守り続けてきました。寺内には悪縁を断ち切る力を持つとされる守護神「源三位頼政和光尊儀(源頼政公)」が祀られた稲荷堂があり、悪縁切りを願う人々が訪れています。
「悪縁切りの弓矢御守」
本光寺で特に人気を集めているのが「悪縁切りの弓矢御守」です。源頼政公は平安時代の弓術の名手として知られ、その逸話から悪縁を断ち切り、新たな良縁を呼び込む力があるとされています。この弓矢御守を持ち、心を込めて祈願することで、腐れ縁や不運との決別が叶うと言われています。
鴻神社(こうじんじゃ)
埼玉県鴻巣市に鎮座する「鴻神社(こうじんじゃ)」は、悪縁を断ち切り、良縁を呼び込む神聖なパワースポットとして知られています。その名の由来には、古くから伝わるコウノトリの伝説があります。ある日、コウノトリが自分の卵を狙う蛇と激しい戦いを繰り広げ、見事に卵を守り抜いたとされています。その後、災いが起こらなくなったことから、地域の守護神として崇められ、神社の名前にもその鳥が由来となったのです。
悪縁を断ち切り、人生を良い方向へ導くご利益がある
境内には「三狐稲荷神社」があり、天狐・地狐・人狐という三体の狐が祀られています。それぞれが「天(天運)」「地(現実)」「人(人間関係)」を象徴しており、悪縁を断ち切り、人生を良い方向へ導くご利益があるとされています。参拝者は、自らの願いを込めた絵馬やお狐を奉納し、悪縁から解放されるとともに、新たな良縁に恵まれることを祈ります。
満徳寺
群馬県太田市にある「満徳寺」は、かつて女性の逃げ場となり、縁切り寺として全国的に知られていました。江戸時代、離婚が困難だった時代において、満徳寺と神奈川県の東慶寺は、女性たちが悪縁から逃れ、新たな人生を切り開くための駆け込み寺として機能していました。しかし、1872年に廃寺となった後、現在は「縁切寺満徳寺資料館」として復元され、その歴史を今に伝えています。
人気の縁切りスポット「縁切・縁結厠(えんきり・えんむすびかわや)」
資料館内には、訪れる人々に人気の縁切りスポット「縁切・縁結厠(えんきり・えんむすびかわや)」があります。ここでは、縁切札と縁結札をそれぞれのトイレに流すことで、悪縁を断ち切り、良縁を呼び込むという独自の儀式が行われます。右側の白いトイレが縁切り用、左側の黒いトイレが縁結び用となっており、正しい順序で行うことが重要です。
門田(かどた)稲荷神社
栃木県足利市に鎮座する「門田(かどた)稲荷神社」は、別名「縁切稲荷」とも呼ばれ、日本三大縁切稲荷の一つとして知られています。東京都の榎木稲荷や京都の伏見稲荷と並び、古くから悪縁を断ち切るために多くの参拝者が訪れる神社です。男女関係だけでなく、病気や依存、悪癖、賭け事といった様々な悪縁を断ち切るご利益があるとされています。
「縁切絵馬」が数多く奉納
境内には、昔から伝わる「縁切絵馬」が数多く奉納されています。その中には、強い願いが込められたものや、縁を切りたい相手の写真をピンで刺した絵馬も見られ、独特の迫力ある雰囲気が漂っています。このような絵馬は、悪縁を断つための強い祈りの象徴として、訪れる人々に深い印象を与えています。
良縁を招く祈願も可能
門田稲荷神社では、悪縁を切るだけでなく、良縁を招く祈願も可能です。参拝者は、過去のしがらみや困難から解放され、新たな人生を切り開くための力を求めて訪れます。静かな境内で自分の心と向き合い、願いを込めた絵馬を奉納してみてはいかがでしょうか。あなたもここで新たなスタートのきっかけをつかめるかもしれません。
大杉神社
茨城県稲敷市にある「大杉神社」は、茨城県内で最強の縁切り・縁結び神社として広く知られています。ここでは、悪縁を断ち切るための独特な儀式が行われており、多くの参拝者が訪れる人気のパワースポットとなっています。
大杉神社の縁切り儀式は、まず心の中で決められた呪文を3度唱えた後、境内にある「悪縁切りの齋庭(ゆにわ)」で土器を割るというものです。この土器を割ることで、悪縁や不運が断ち切られるとされています。また、遠方の方には、指定の土器を自宅で割り、その破片を郵送して境内の齋庭に撒くことで同様のご利益が得られるとされていますが、神社を訪れて直接儀式を行う方がより効果的と言われています。
縁切りを終えた後は、縁結びの願いを込めて参拝をすると、良縁を呼び込むご利益も授かれるとされています。悪縁から解放され、新たな幸せな縁を引き寄せたい方にとって、大杉神社は心の支えとなる神聖な場所です。
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まとめ
この記事では、関東にある最強の縁切り神社・お寺を厳選してご紹介しました。人生において、避けたい人間関係や断ち切りたい悪い習慣、停滞した運気など、何かをリセットしたいと感じることは誰しもあるものです。そんな時に頼りになるのが、縁切りのご利益がある神社・お寺です。
それぞれの神社・お寺には、古くから伝わる由緒や独自の儀式、特徴的なスポットがあります。悪縁を断ち切るだけでなく、良縁を呼び込み、新たな人生を切り開く力を授かることができるのが、これらの神社の魅力です。また、心の中を浄化し、前向きな気持ちで新しい一歩を踏み出せる場所としても多くの人々に親しまれています。
悪縁から解放されたいと感じたときには、ぜひこの記事を参考に、あなたに合った神社・お寺を訪れてみてください。静かな境内で祈りを捧げることで、心が軽くなり、未来への新たな道が開けるはずです。悪縁を手放し、良縁に恵まれる素晴らしい人生を歩んでいきましょう!
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