岐阜パワースポット南宮大社のご利益とは?お守りの種類や返し方、徳川家光などゆかりの人物、鉄や鉱山、見どころ、龍神との関係、なんの神様?駐車場やアクセス情報を解説!

はじめに

岐阜県にある南宮大社(なんぐうたいしゃ)は、古くから鉄鉱と鉱山の神様として信仰されてきました。その朱塗りの本殿が美しい神社は、徳川家光や多くの歴史的な人物とも関わりが深く、訪れる人々にさまざまなご利益をもたらします。本記事では、南宮大社のご利益やお守りの種類、徳川家光などゆかりの人物、鉄や鉱山との関係、見どころ、龍神との関係、神様、駐車場やアクセス情報について詳しく解説します。

参考…ぎふの旅ガイド「南宮大社|観光スポット

南宮大社の基本情報

所在地:〒503-2124 岐阜県不破郡垂井町宮代1734−1

電話番号:0584221225

拝観時間:6時~17時

南宮大社のご利益とは?

南宮大社のご利益は、鉄鉱や鉱山を司る金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)によるものです。この神社は金運上昇、商売繁盛、開運厄除のご利益があるとされています。特に金属業や鍛冶の関係者から「金属の総本宮」として厚い信仰を集めています。さらに、相殿神として祀られる彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と見野命(みののみこと)も安産や子育て、農業の守護神として信仰されています。これらの神々が、参拝者にさまざまなご利益をもたらし、地域の繁栄と人々の幸福を守っています。

お守りの種類や返し方

南宮大社では、鉄尽くしの多種多様なお守りが授与されています。それぞれの価格と効果について詳しく説明します。

お守りの種類と価格

  • 金運守: 金運上昇のご利益があるお守りです。初穂料は1,000円。
  • 御刀守: 運を切り開くご利益があります。初穂料は800円。
  • 金鈴守: 魔除けの効果があるお守りです。初穂料は800円。
  • 金鈴守(大): より強力な魔除けの効果が期待できるお守りです。初穂料は1,500円。

特に金運上昇の御守は、参拝者に人気です

お守りの返し方

お守りの返し方としては、神社に設置された返納所に納めるか、お焚き上げをお願いするのが一般的です。お焚き上げは、古いお守りやお札を神聖な儀式で燃やし、感謝を込めて天に返す行為です。これにより、神様への感謝の気持ちを示し、新たなスタートを切ることができます。南宮大社の社務所にて受付を行っていますので、必要な場合は参拝時にお問い合わせください。

参考…岐阜の参拝は鉄の神様・南宮大社へ

徳川家光などゆかりの人物

南宮大社は、徳川家光をはじめとする歴代将軍の崇敬を受けてきました。関ヶ原の合戦で焼失した社殿は、寛永十九年(1642年)に三代将軍徳川家光によって再建されました。この再建は、春日の局の願いによって実現され、南宮大社の歴史に大きな役割を果たしています。徳川家光の他にも、多くの大名や歴史的な人物が南宮大社を信仰し、社殿の保護と維持に尽力してきました。これにより、南宮大社は歴史的な重要性を持つ神社となり、多くの参拝者が訪れる理由の一つとなっています。

鉄や鉱山との関係

南宮大社は、鉄鉱や鉱山との深い関わりがあります。主祭神の金山彦大神(かなやまひこのおおかみ)は、伊耶那美命(いざなみのみこと)が火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ)を生んだ際に誕生した神で、その姿が流鉄に似ていたことから、鉄鉱や鉱山の神として信仰されるようになりました。現在でも、南宮大社は「金属の総本宮」として全国の金属業や鉄鉱業、鍛冶の関係者から厚い信仰を集めています。毎年行われる金山大祭では、鉄や鉱山に関する儀式や鍛冶のデモンストレーションが行われ、多くの参拝者が訪れます。

見どころ

南宮大社の見どころは、鮮やかな朱塗りの本殿と独特の南宮造の建築様式です。社殿の軒回りには「刳抜蟇股(くりぬきかえるまた)」という装飾が施されており、高舞殿には十二支が彫り込まれています。楼門の表には左大臣・右大臣、裏には狛犬が門番として参拝者を見守っており、その美しい彫刻が際立っています。また、楼門から本殿までが真っ直ぐに並んでおり、楼門から日の出を見ることができるという特別な景観も楽しめます。境内全体が美しい彫刻や装飾で彩られており、訪れる人々に感動を与えます。

龍神との関係

南宮大社には龍神との関わりも深く、そのご利益は強力な守護力を持つとされています。特に龍神のエネルギーが満ちている場所として、多くの参拝者が訪れ、祈願を行っています。龍神の存在は、南宮大社の神秘的な魅力をさらに高めています。龍神は、古代から神聖な生物として崇拝され、雨を降らせる力や豊穣をもたらす存在とされています。そのため、龍神のご利益を求めて参拝する人々は、農業や漁業の繁栄、商売の成功を願っています。

なんの神様?

南宮大社の主祭神は金山彦大神で、鉄鉱や鉱山を司る神として信仰されています。また、相殿神として彦火火出見尊と見野命が祀られ、農業や安産、子育ての守護神としても信仰されています。さらに、境内には多くの末社があり、それぞれ異なる神様が祀られています。例えば、樹下社には大己貴命(おおなむちのみこと)、高山社には木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が祀られており、それぞれ安産や子育て、農業のご利益があります。

駐車場やアクセス情報

駐車場:
南宮大社には普通車や大型バスのための駐車場が完備されています。観光シーズンや祭事の時期には混雑することもあるため、早めの到着をおすすめします。駐車場は広く、アクセスも良好ですので安心して利用できます。

南宮大社駐車場

アクセス:
南宮大社へのアクセスは非常に便利です。JR大垣駅からバスで約30分、「南宮大社前」バス停下車、徒歩約5分の距離にあります。また、名神高速道路「大垣IC」から車で約20分と、車でのアクセスも快適です。公共交通機関や自家用車のいずれを利用しても、スムーズに神社に到着することができます。

まとめ

南宮大社は、鉄鉱や鉱山の神様としての深い歴史を持ち、美しい朱塗りの社殿が魅力の神社です。徳川家光をはじめとする多くの歴史的な人物との関わりや、強力なご利益で知られています。ぜひ訪れて、その荘厳な雰囲気とご利益を体感してください。駐車場やアクセス情報を参考に、快適な参拝をお楽しみください。

南宮大社は訪れる人々にさまざまなご利益をもたらし、その歴史と美しい建築様式で多くの参拝者を魅了しています。

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