【2025巳年】大分県の蛇に関連する神社やパワースポットを紹介!

大分県には、蛇に関連する神社やパワースポットが多く存在しています。これらの場所は、古くから地域の人々に親しまれ、様々な伝説や信仰が結びついています。2025年、大分県の蛇に関連する神社やパワースポットを探訪し、その魅力を再発見しましょう。

九重白蛇参拝所・龍昇院

九重白蛇参拝所・龍昇院は、大分県九重町に位置する神聖な場所です。九重夢大吊橋の大駐車場から橋を渡って訪れることができ、運が良ければ無料送迎車も利用できます。龍昇院には駐車場もあるため、北方ゲートから車で直接行くことも可能です。

この参拝所では、交通安全や健康などの祈願ができ、お守りの販売も行っています。白蛇様の参拝は、大人500円、小中学生100円、未就学児は無料です。参拝者は、白蛇様を手のひらに乗せて写真を撮ることができ、その強い気を感じる体験ができます。また、スタッフは親切で、参拝者が少ないときには、さまざまな話を聞くことができます。

白蛇様は「強い気」を放つ存在として知られ、その御利益は金運や健康運の向上など多岐にわたります。参拝所内には、白蛇の剥製も展示されており、特に4月16日には御神体として御開帳され、多くの参拝者が訪れます。

所在地:〒879-4911 大分県玖珠郡九重町田野1999

電話番号:0973793151

穴森神社

穴森神社は、大分県竹田市に位置する歴史ある神社で、『平家物語』「緒環の章」にも登場する由緒ある社殿と洞窟を持ちます。この神社の御神体は、嫗岳大明神の化身である大蛇が住んでいたと伝えられる岩窟です。また、宇田姫神社の御神体である穴と通じているという説もあります。

穴森神社は、岡城の築城主である緒方三郎惟栄のふるさとでもあり、大蛇の末裔とされています。洞窟内の小石を持ち帰ると子宝に恵まれるとの言い伝えがあり、多くの参拝者が訪れます。願いが叶ったら、持ち帰った小石を元の洞窟へ戻すことが慣わしとなっています。

大蛇信仰の背景には、大和三輪山に類似する神婚伝説や英雄物語があります。嫗岳大明神と大蛇の関係は、地域の自然信仰と結びついており、神聖視されています。現在でも恋と出会いの場所として多くの参拝者が訪れる穴森神社は、その神秘的な雰囲気と歴史的背景から、多くの人々に親しまれています。

所在地:〒878-0574 大分県竹田市神原1432

森八幡社

森八幡社は、大分県竹田市に位置し、応神天皇、神功皇后、玉依姫、源為朝を祭る神社です。約870年前に源為朝が鶴ヶ丘八幡宮を勧請して創建されたと伝わります。為朝が父の命に従い、緒方三郎惟栄を頼りにこの地に来る途中、松本村の大きな松の木に矢を放ち、その地に鶴ヶ丘八幡宮の分霊を祀ったことが由来です。

森八幡社は「穴森神社」とも深い関係があります。『平家物語』にも登場する緒方三郎惟栄は、地元豪族の姫と蛇神の子と伝えられており、その蛇神は竹田市の穴森神社の洞窟に棲んでいたとされています。この伝説により、森八幡社は蛇信仰と結びつき、地域の人々に親しまれています。

また、地元の古老が為朝を案内したことから、「案内迫」という地名が「穴井迫」に変わったと伝えられています。このように、森八幡社はその歴史と伝説が深く結びついた神社であり、参拝者に豊かな歴史と信仰の風景を提供しています。

所在地:〒878-0021 大分県竹田市穴井迫

まとめ文: 大分県の蛇に関連する神社やパワースポットは、その歴史と伝説によって魅力的な場所となっています。2025年には、これらの場所を訪れることで、地域の文化や信仰をより深く理解し、心を豊かにすることができるでしょう。大分県の自然と歴史が織りなす独特の魅力を、ぜひ感じてみてください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶道講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。