【2025巳年】宮崎県の蛇に関連する神社やパワースポットを紹介!

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2025年の干支巳年、蛇の年です。この特別な年を迎えるにあたり、蛇に関連する神社やパワースポットを訪れてみてはいかがでしょうか?宮崎県には、古代から蛇にまつわる伝説や神話が深く根付いている場所が数多く存在します。この記事では、宮崎県内の蛇に関連する神社やパワースポットを詳しく紹介し、その魅力をお伝えします。神秘的な体験を求める方や、特別な一年を過ごしたい方にぴったりの情報が満載です。

干支詣は正月の初詣がおすすめです。合わせて下記の記事もご覧ください。

霞神社

霞神社は、宮崎県西諸県郡高原町に位置する神社で、古来より農業、畜産、疾病、縁結び、開運、商売繁盛の神とされています。御祭神には大己貴命(大国主命)、少彦名命、保食命の三柱が祀られています。

霞神社は、「霞権現」とも称され、山岳信仰と修験道に深く関わりがあります。神殿の裏には岩窟があり、そこに住む白蛇様を拝すると幸運に恵まれるとされています。白蛇様は、霧島六所権現の使神とされ、御祭神とは別に神様として崇められています。WEBで最新の口コミやGooglemapレビューを見ると、実際にご覧になられた方も多いようです。

霞神社は、その霊験著しく、島津家の信仰も厚く、文化12年(1815)には薩摩藩主・島津重豪の御取立てにより「霞権現社」が建立されました。境内には文化12年の年号が刻まれた石灯籠も奉納されています。

長い参道の階段を登った先には絶景が広がり、多くの参拝者が訪れる霞神社は、神秘的な力と美しい景観を楽しむことができる特別な場所です。

参考:高原町観光協会「霞神社

所在地:〒889-4413 宮崎県西諸県郡高原町後川内1553

電話番号:0984420033

白龍神社

白龍神社は、宮崎県都城市高崎町に位置し、古来より「自然の神 白へびさま」を祀る神社です。白へびさまは家運繁栄、金運向上、家内安全などのご利益があるとされ、多くの参拝者に親しまれています。冬でも暖房、夏でも冷房が完備されており、白へびさまを一年中拝観できるのが特徴です。

白龍神社は、しめ縄の発祥地としても知られています。平成11年5月23日に白蛇の交尾の姿が見られ、これがしめ縄の起源とされています。毎年5月の第一日曜日には、合同祈願祭が行われ、多くの参拝者が訪れます。

また、白龍神社は鏡餅の由来とも深い関わりがあります。お正月に飾る鏡餅は「白へびさまのとぐろのお姿」から発祥し、家運繁栄や金運向上を願う風習が続いています。白蛇様が財布に乗って金運アップのお祓いをしてもらうこともできます。

白龍神社では、実際に白蛇様を抱っこすることもできるため、多くの参拝者が訪れてその神秘的な力を体感します。このように、白龍神社はその歴史と信仰の深さから、多くの人々に愛され続けています。

参考:白龍神社(はくりゅうじんじゃ)・宮崎県都城市

https://twitter.com/8hatimaro8/status/1700283296897171675

所在地:〒889-4413 宮崎県西諸県郡高原町後川内1781−40

電話番号:0986624963

御崎神社

御崎神社は、宮崎県串間市の都井岬最突端の断崖絶壁に位置する神社です。今から1,300年以上前の708年(和銅元年)に創建され、海の神である綿津見神(わだつみのかみ)を祀っています。古くから航海安全の神として、漁業や海運に携わる人々から篤く信仰されてきました。

この神社は、海の絶景を望むことができ、特に美しい初日の出を拝むスポットとしても有名です。周辺には蘇鉄の自生林が広がり、約3,000本もの蘇鉄が繁茂する光景は圧巻です。学術的にも大変貴重で、「都井岬ソテツ自生地」として国の特別天然記念物に指定されています。

御崎神社には、大蛇にまつわる伝説もあります。かつて、この岬は大蛇が棲むとされ、村人たちを恐れさせていました。勇敢な若者が火攻めで大蛇を退治した後、白蛇が現れ、村人たちはその白蛇を神の使者と信じました。白蛇を見た者は無病息災や家庭繁盛のご利益を授かったと伝えられています。

普段は無人ですが、正月三が日には社務所で御朱印やお守りの販売が行われ、多くの参拝者が訪れます。御崎神社は、その美しい景観と不思議な雰囲気が訪れる人々を魅了する場所です。

参考:宮崎県観光協会「みさきじんじゃ 御崎神社 – 宮崎県観光協会」、串間市観光協会「御崎神社|串間市観光物産協会サイト

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所在地:〒888-0221 宮崎県串間市大納

電話番号:0987720479

速川神社

速川神社は、宮崎県西都市に佇む神秘的な神社です。主祭神に瀬織津比咩命(せおりつひめのみこと)を祀り、他に速開津比咩命、気吹戸主命、速佐須良比咩命の四柱の神々を奉斎しています。この神社は、「願い事を一つだけかなえてもらえる」と評判で、多くの参拝者が訪れる秘境の地にあります。

速川神社は、天孫降臨の際に邇邇芸命が瀬織津姫を速川の急流で失い、その霊を慰めるために小さな祠を建立したことに始まると伝えられています。また、神社の周辺には、男滝・女滝・蛇滝など七滝があり、特に蛇滝は現在の龍神の滝にあたるとされています。この滝に捧げる龍神信仰から、参拝者が生卵を供えて祈願する習慣が生まれました。

速川神社は、厳かな自然に囲まれた場所で、参道を歩きながら雄大な景色と神秘的な雰囲気を感じることができます。白蛇様に関連する龍神信仰もあり、参拝者はこの神社で特別な体験をすることができます。参拝方法として、生卵とロウソクを供え、厳かな参拝を行うことが推奨されています。

このように、速川神社はその歴史と信仰の深さから、多くの人々に崇敬される特別な場所です。心身を清め、願いを叶えるために訪れる価値がある神社です。

参考:西都市商工観光課「速川神社|一つだけ願いが叶うと云われる秘境の神社を巡る

所在地:〒881-0027 宮崎県西都市南方183−2

電話番号:0983420114

東霧島神社

東霧島神社(つまきりしまじんじゃ)は、霧島山を囲む霧島六所権現の一つとして知られています。創建は第5代孝昭天皇の時代に遡り、山の噴火などで荒廃したところ、応年3年(963年)に性空上人によって再興されました。江戸時代には東霧島大権現宮と呼ばれていました。

主祭神は建国の祖とされる伊耶那岐命(イザナギノミコト)で、国造りの神・国家守護の神として広く信仰されています。境内には竜王が下さる霊水「竜王神水」があり、この御神水でお金を洗い身に納めると金運が向上するとされています。

神社内の見どころには、鬼が造ったとされる「鬼磐階段」や、雌雄一対の龍が彫られた立派な柱があります。龍は古来より蛇と同一されています。また、社殿近くには龍(蛇)の形をした倒木や、イザナギの尊の涙が固まったと伝えられる「神石」があり、特に三段に切られた形状が神秘的です。

東霧島神社は、農工商すべての開運・福寿・治病・航海・縁結び・安産など多岐にわたるご利益があり、県内外から多くの参拝者が訪れる神秘的なパワースポットです。2025年の巳年に訪れて、新しい運気を取り入れるには絶好の場所といえるでしょう。

参考:東霧島神社 – 宮崎県都城市ホームページ

所在地:〒889-4504 宮崎県都城市高崎町東霧島1560

電話番号:0986621713

まとめ文

2025年の巳年には、宮崎県の蛇に関連する神社やパワースポットを訪れて、特別な体験をしてみませんか?霞神社、白龍神社、御崎神社、速川神社、東霧島神社といった場所は、古代からの伝統や神話が息づく場所です。これらの場所を訪れることで、心身の浄化や開運、家内安全などのご利益を得ることができるでしょう。宮崎県の美しい自然とともに、神秘的な旅を楽しんでください。

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投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。