【仙台のソウルフード】「村上屋餅店」のづんだ餅!その魅力と歴史に迫る!
仙台グルメ旅で外せないのが「づんだ餅」。枝豆の緑が鮮やかな餅菓子は、宮城県を代表するソウルフードです。数あるづんだ餅専門店の中でも、創業江戸時代、伊達家御用達の歴史を持つ老舗和菓子屋「村上屋餅店」は、地元の人はもちろん、多くの観光客で賑わっています。今回は、村上屋餅店の魅力、その人気の秘密を探ってみましょう。
江戸時代から続く、老舗の味「村上屋餅店」とは?
「村上屋餅店」の歴史は古く、なんと江戸時代から続く老舗です。元々は伊達家の御用菓子司として創業し、明治時代に入ってから餅店として歩み始めました。その伝統と技は、現在4代目の村上康雄さんへと受け継がれています。
お店の場所は仙台市青葉区北目町。仙台市営地下鉄東西線「五橋駅」から徒歩数分、JR仙台駅からも徒歩圏内とアクセスも抜群。週末ともなれば、店の前にはづんだ餅を求める人で長蛇の列ができるほどの人気店です。
村上屋餅店の「づんだ餅」
村上屋餅店の看板商品は、何と言っても「づんだ餅」。「餅が主役」と語る店主の言葉通り、素材の持ち味を最大限に引き出した絶品ぞろいです。
素材へのこだわり
村上屋餅店のづんだ餅の美味しさの秘密は、素材への徹底的なこだわりです。特に、づんだ餡に使われる枝豆は、厳選された新鮮なものだけを使用しています
「餅もづんだも、家庭でも作れるもの。わざわざ食べに来てくださるんだから、きちっとしたものを提供しなきゃ」と、店主の康雄さん。創業当時からの変わらぬ美味しさを守るため、妥協を許さない姿勢が、多くの人に愛される秘訣と言えるでしょう。
手作りの「づんだ餡」
村上屋餅店のづんだ餡は、なんと枝豆を潰すところから手作りというから驚きです。「づんだ」の名前の由来は、豆を打ってつぶす「豆打(づだ)」から来ていると言われています。その名の通り、昔ながらの製法を大切に守り続けているのです。
最大の特徴は、枝豆の薄皮を一つひとつ丁寧に手作業で取り除いていること。このひと手間が、づんだ餡の滑らかな舌触りを生み出しているのです。機械化が進む現代において、創業当時と変わらぬ製法で、手間暇かけて作られるづんだ餡は、まさに「職人技」の結晶です。
絶妙な塩梅と風味
村上屋餅店のづんだ餅は、口に入れた瞬間、枝豆の風味が口いっぱいに広がります。 甘じょっぱさのバランスが絶妙で、一度食べたら忘れられない美味しさです。もちもちとしたお餅との相性も抜群です。
その他のおすすめ商品
村上屋餅店では、づんだ餅以外にも、様々な種類の餅菓子が楽しめます。
●三色餅: づんだ・ごま・くるみの3種類の餡が楽しめる、お得なセットです。
●いちご大福: 春の季節限定商品です。
●づんだ塩大福: 箸を使わずに食べられるのでお土産にも最適。
村上屋餅店へのアクセス
住所: 宮城県仙台市青葉区北目町2−38
営業時間: 9:00-18:00 (ラストオーダー 17:30)
定休日: 月・火・水
アクセス:
●仙台市営地下鉄東西線「五橋駅」より徒歩約20分
●JR「仙台駅」より徒歩約20分
その他: 店内には3席のみイートインスペースがあります。
まとめ
「村上屋餅店」は、長年地元で愛され続ける、本場の味が楽しめるづんだ餅の専門店です。素材にこだわり、伝統の技で作り上げられた餅菓子は、どれも絶品。仙台を訪れた際には、ぜひ「村上屋餅店」で、本場のづんだ餅を味わってみてください。
仙台では老舗和菓子屋「売茶翁のみちのくせんべい」や創作和菓子「まめいち」など有名和菓子店の定番スイーツがしのぎを削っており、スイーツ激戦区です。仙台の土産菓子に興味を持たれた方は以下の記事もご覧ください。
投稿者プロフィール
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宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。
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