茨城県パワースポット雀神社のご利益とは？なんの神様？見どころ、祭りやマルシェなどイベント情報、由緒、お守りや御朱印情報など解説！

雀神社（すずめじんじゃ）は、茨城県古河市宮前町に位置する歴史ある神社で、旧古河町の総鎮守として地域の守護神とされています。社名の「雀」は「鎮め」が変化したものであり、主祭神には大己貴命が祀られています。

他に少彦名命と事代主命も配祀されており、病気平癒や商売繁盛、家内安全など多岐にわたるご利益があるとされています。創建は崇神天皇の時代に東国鎮護のために豊城入彦命が勧請した「鎮社」に始まるとされています。

また、清和天皇の貞観年間に出雲国出雲大社の分霊を祀ったとする伝承も存在します。室町時代・戦国時代には、足利成氏ら歴代古河公方家の崇敬を受け、江戸時代にも歴代古河城主に厚く信仰されてきました。

本記事では、雀神社のご利益や祀られている神様、見どころ、祭りやイベント情報、由緒、お守りや御朱印情報などを詳しく解説します。

所在地：〒306-0031 茨城県古河市宮前町４−５２

電話番号：0280220477

参考：雀神社 | こがナビ、雀神社（公式Instagram）、雀神社 | こがナビ｜古河市観光協会

雀神社のご利益とは？

雀神社（すずめじんじゃ）は、茨城県古河市宮前町に位置し、旧古河町の総鎮守である歴史ある神社です。社名の「雀」は「鎮め」が変化したもので、地域の守護神として親しまれています。

主祭神は大己貴命で、他に少彦名命と事代主命が祀られています。これらの神々は、病気平癒や商売繁盛、家内安全など多岐にわたるご利益があるとされています。地元の人々にとって、頼りになる存在として古くから信仰されています。

なんの神様？雀神社の由緒

雀神社の創建は、崇神天皇の時代に東国鎮護のために豊城入彦命が勧請した「鎮社」に始まるとされています。また、清和天皇の貞観年間に出雲国出雲大社の分霊を祀ったとする伝承もあります。

室町時代・戦国時代には、足利成氏ら歴代古河公方家の崇敬を受け、江戸時代には歴代古河城主にも大切にされてきました。現在の社殿は、慶長10年（1605年）に古河城主の松平康長が造営したもので、市の指定文化財となっています。

見どころ

雀神社の見どころとして、まず流造銅板葺の本殿があります。この本殿は、慶長10年に造営されたもので、桃山期の建築様式が見られる貴重な文化財です。また、神社の入口に立つ御神木の大欅（夫婦欅）も見逃せません。この欅は2本の木が接着・合体しており、樹高25メートル、目通り周囲8.8メートルにも達します。さらに、渡良瀬川の堤防からは渡良瀬遊水地の広大な風景を一望でき、天気が良ければ富士山や日光連山を眺めることもできます。

祭りやマルシェなどイベント情報

雀神社では年間を通じてさまざまな祭りやイベントが開催されます。1月1日には元旦祭、2月に節分祭、4月8日に春祭り、8月1日には例大祭（夏祭り）、11月8日に秋祭りが行われます。春祭りでは無病息災・五穀豊穣・家内安全・国家安泰を祈願し、神楽殿にて磐戸神楽が演じられます。また、夏祭りでは悪疫退散のために悪戸新田に伝わる獅子舞（ササラ）が奉納されます。

さらに境内では定期的にマルシェやイベントが開催されており、地域の方含め遠方から多くの方も参加される人気のイベントになっているようです。

お守りや御朱印情報

雀神社では、さまざまなお守りや御朱印を授与しています。お守りは健康祈願や厄除け、商売繁盛など多岐にわたり、自分に合ったお守りを見つけることができます。また、御朱印は参拝の証として多くの人々に人気があります。特に、祭りの時期には限定の御朱印やお守りが登場することもあり、記念品として手に入れることができます。

アクセス方法や駐車場情報

雀神社へのアクセスは非常に便利で、公共交通機関を利用するのが特におすすめです。鉄道を利用する場合、最寄り駅はJR宇都宮線（東北本線）の古河駅です。古河駅の西口から徒歩約17分（約1.5km）で神社に到着します。また、市内観光用の無料レンタル自転車「コガッツ」を利用することもできます。東武日光線の新古河駅からは徒歩約23分（約1.9km）です。

自動車で訪れる場合、雀神社専用駐車場があり、また近隣にコインパーキングが複数あります。車で来られる方はこれらの駐車場を利用することをおすすめします。特に週末や祭りの時期には混雑することがあるため、早めに到着することを心掛けると良いでしょう。

雀神社駐車場

所在地：〒306-0031 茨城県古河市宮前町 4

雀神社の口コミやレビュー

ネットやSNSに記載されている雀神社を訪れた人々の口コミやレビューをまとめました。多くの参拝者がその歴史と雰囲気を高く評価しています。

「雀神社は、古河市の総鎮守として歴史を感じる神社です。特に入口にある大欅は圧巻で、神社の歴史を物語るような存在感があります。境内は広く、静かで落ち着いた雰囲気が漂っています。」

「古河駅から徒歩圏内でアクセスが良く、観光のついでに立ち寄るのにちょうど良い場所です。境内には江戸時代初期に造営された社殿や市指定天然記念物の大欅など、見どころが多く、ゆっくりとお参りすることができました。」

「雀神社は、こじんまりとした神社ですが、歴史を感じる建物や御神木の大欅があり、自然のパワーを感じながら散策できます。特に春の桜や秋の紅葉の時期には、美しい景色を楽しむことができます。」

「地元の人々に愛されている神社で、初詣や節分祭などのイベント時には多くの参拝者で賑わいます。参拝後には、周辺の観光スポットも楽しむことができ、充実した一日を過ごすことができました。」

これらの口コミから、雀神社は歴史と自然が調和した場所であり、多くの人々にとって心の拠り所となっていることがわかります。訪れた際には、ぜひその魅力を体感してみてください。

雀神社周辺の観光スポット

雀神社を訪れた際には、周辺の観光スポットもぜひ楽しんでください。まず、雀神社から徒歩約7分の場所にある「正定寺」は、古河城主の土井利勝が創建した浄土宗のお寺です。四代将軍家綱の母であるお楽の方の墓や芭蕉塚など、歴史的な見どころが多くあります。

また、雀神社から徒歩約14分の場所にある「古河市民家園」は、昔の農工具などが展示されている歴史的建造物です。古民家の中は冷房がなくても涼しく感じられ、歴史を感じることができます。

さらに、雀神社から徒歩約14分の場所にある「ネーブルパーク」は、広大な公園で、古民家や竹林、子供遊具、芝生広場、ホタルの里などがあり、家族連れで楽しむことができます。特に春の桜や秋の紅葉の時期には、美しい景色を楽しむことができます。

また、雀神社から徒歩約11分の場所にある「古河歴史博物館」は、地方都市ながら立派な歴史博物館で、鷹見泉石の歴史資料などが展示されています。歴史好きにはたまらないスポットです。

さらに、雀神社から徒歩約15分の場所にある「モルタルデコ教室 kc-forest 古河教室」では、クラフト体験が楽しめます。自分だけのオリジナル作品を作ることができ、特別な思い出作りに最適です。

このように、雀神社周辺には歴史や自然、アクティビティを楽しめるスポットが点在しています。雀神社を訪れた際には、ぜひこれらのスポットも巡って、充実した一日をお過ごしください。

まとめ文

雀神社は、茨城県古河市に位置する歴史と伝統を持つ神社で、旧古河町の総鎮守として地域の守護神とされています。主祭神である大己貴命をはじめ、少彦名命と事代主命も祀られており、病気平癒や商売繁盛、家内安全など多岐にわたるご利益が期待できます。

その創建は崇神天皇の時代にまで遡り、足利成氏ら歴代古河公方家や歴代古河城主に厚く信仰されてきました。社殿や御神木の大欅など、見どころも豊富で、特に渡良瀬川の堤防からは広大な景色を楽しむことができます。

また、雀神社では年間を通じて多くの祭りやイベントが開催され、地域の人々に愛されています。お守りや御朱印も豊富で、参拝の記念に手に入れることができます。歴史と自然が調和したこの神社で、特別なひとときを過ごし、心身の健康や家内安全を祈願してください。雀神社の魅力を存分に味わい、充実した参拝体験をお楽しみください。

投稿者プロフィール

tea-writer日本茶講師/和文化PR

大学卒業後、老舗和菓子屋に入社。京都にて茶道、生け花、日本画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社に勤務。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。