香川県三豊市に位置する津嶋神社は、子供の健康と成長を守る神として全国的に知られているパワースポットです。
神社は瀬戸内海に浮かぶ津島にあり、年にわずか二日間だけ本殿へのアクセスが可能な特別な場所です。8月4日、5日に行われる夏季例大祭の期間中に津島橋が架けられ、多くの参拝者が訪れるこの神聖な場所について、詳しくご紹介します。
津嶋神社の祭神や由緒、夏季例大祭の魅力、七五三詣の情報、さらにはアクセス方法や駐車場情報まで、この記事を通じて完全ガイドいたします。これから津嶋神社を訪れる予定の方にとって、役立つ情報が満載です。
所在地:〒767-0031 香川県三豊市三野町大見6816−2
電話番号:0875725463
津嶋神社の概要とご利益
津嶋神社(つしまじんじゃ)は、香川県三豊市の北部に浮かぶ津島に位置し、子供の守り神として信仰を集めています。津島神社は香川県三豊市三野町の沖合に浮かぶ小さな島にあります。
そのため、神社へは普段はアクセスできず、橋が架かる夏季大祭の時だけ参拝が可能です。この神社は特に子供の健康と成長の守り神としてのご利益があるとされています。
主祭神は素盞鳴命(すさのおのみこと)であり、牛馬の神および子供の守護神として信仰されています。そのため、全国的にも珍しい小児守護の神社として知られています。
また、津嶋神社は昔から牛馬の守護神でもあり、農業に従事する人々からも篤く信仰されています。近年では、農作業の機械化に伴い牛の飼育農家は減少しましたが、津嶋神社の信仰は今も変わらず続いています。
年に二日だけの本殿参拝
津嶋神社の本殿は、年に二日だけ参拝可能です。毎年8月4日と5日に行われる夏季例大祭の期間中のみ、津島橋が架けられ、参拝が許されます。津島橋は昭和8年(1933年)に初めて架けられ、現在の橋は4代目になります。この橋が架かると、多くの参拝者が子供の健康と成長を祈願しに訪れます。
津嶋神社が位置する津島は、普段は陸地から隔絶されており、通常の参拝者は本殿にアクセスすることができません。しかし、夏季例大祭の時だけは例外で、この特別な期間にしか見られない美しい景色や神聖な空気が楽しめます。また、橋が架かるときには、島への渡航料が大人500円、子供200円(幼児以下は無料)となります。
所在地:〒767-0031 香川県三豊市三野町大見7463
祭神と由緒
津嶋神社の祭神は素戔嗚命(すさのおのみこと)であり、古くから牛馬の神と子供の守護神として信仰されてきました。この神社の創建は、文禄年間(1592年~1596年)に女の歌声が聞こえ、その声に導かれて津嶋神という神が降臨し、木を植えるようにというご神託を受けたことに始まります。その後、村人たちは鳥居を建てて祀り始め、牛馬や子供の守護神としての信仰が広がりました。
また、江戸時代からこどもの健康と成長を守る神として信仰されるようになり、大正時代にはその信仰が全国的に広がりました。津嶋神社は別名「牛頭天王(ごずてんのう)」とも呼ばれ、特に牛馬の疫病を封じる神として信仰されてきました。大見村で200頭以上の牛馬が死んだ際、津嶋神社の信仰によって一頭も病気にならなかったという逸話もあります。
夏季例大祭
毎年8月4日、5日に行われる夏季例大祭は、津嶋神社の最大のイベントであり、全国から多くの参拝者が訪れます。この期間中のみ、津島橋が架けられ、島へのアクセスが可能になります。例大祭では、御祈祷や奉納花火、獅子舞の奉納、夜市などが行われ、参拝者で賑わいます。特に花火大会は、夜空に舞う花火と瀬戸内海に映るその光景が美しく、多くの観光客を魅了します。
夏季例大祭は、子供たちとその家族が健康と成長を願って参拝するための重要な行事です。この期間中、津島橋を渡ることは特別な体験であり、子供や若いカップルに幸せが訪れるとされています。このため、多くの家族連れが訪れ、賑わいを見せます。
参考:津嶋神社|スポット・体験
七五三詣
津嶋神社の七五三詣は、三歳、五歳、七歳の子供たちが神社に参拝し、無事成長したことを感謝し、これからの幸福と長寿を祈願する行事です。男児は三歳と五歳、女児は三歳と七歳が七五三詣の歳とされ、伝統的な衣装を着て参拝します。
津嶋神社の七五三詣は特に人気があり、多くの家族が訪れます。毎年11月の特定の日に行われ、御祈祷の受付も事前に行われます。初穂料は7,000円で、御神札、御守、千歳飴などが含まれています。参拝時は事前の予約が推奨されており、七五三の記念撮影やレンタル衣装、着付けのサービスも提供されています。
津嶋神社お守り一覧
津嶋神社では、さまざまなご利益が期待できるお守りを取り揃えています。以下にその一覧をまとめました。価格に関しては変動する可能性があるので、必ず公式サイトをご確認ください。
家内安全守護木札
- 価格:1,500円
- 家内安全を願う木札
津嶋神社御神札(大)
- 価格:1,000円
- 大きなサイズの御神札
津嶋神社御神札(小)
- 価格:500円
- 小さなサイズの御神札
感虫引付封じ御神札
- 価格:1,000円
- 感虫引付封じの御神札
津嶋神社御守り(幟型)
- 価格:各500円
- 幟型のお守り
津嶋神社御守り(3色)
- 価格:各800円
- 3色から選べるお守り
安産御守り
- 価格:各800円
- 安産を願うお守り
無病息災御守り(5色ひょうたん)
- 価格:800円
- 5色のひょうたん型の無病息災お守り
小人守護(絵馬型お守り)
- 価格:800円
- 絵馬型の小人守護お守り
学業成就御守り
- 価格:各800円
- 学業成就を願うお守り
津嶋神社縁結び御守り(2色)
- 価格:各800円
- 2色から選べる縁結びお守り
津嶋神社合格御守り
- 価格:800円
- 合格を祈願するお守り
津嶋神社ランドセル御守り(5色)
- 価格:各800円
- 5色から選べるランドセル型のお守り
津嶋神社夢叶う御守り(5色)
- 価格:各800円
- 夢を叶えるお守り
津嶋神社お守り(つしま橋)(3色)
- 価格:各800円
- 3色から選べるつしま橋お守り
津嶋神社子授御守
- 価格:800円
- 子授けを願うお守り
津嶋神社オリジナル朱印帳
- 価格:2,000円
- 津嶋神社オリジナルの朱印帳
津嶋神社交通安全守護
- 価格:各800円
- 交通安全を祈願する守護
津嶋神社交通安全御守
- 価格:各800円
- 交通安全のお守り
これらのお守りは、津嶋神社の公式サイトまたは直接お問い合わせいただくことで購入が可能です。ご利益をいただき、日々の生活をより豊かにするために、ぜひお守りをご活用ください。
アクセス情報と駐車場情報
津嶋神社へのアクセス方法としては、主にJR四国の津島ノ宮駅を利用する方法があります。この駅は夏季例大祭の時だけ営業する臨時駅であり、毎年8月4日、5日の2日間のみ営業します。また、三豊市コミュニティバス詫間三野線の東久保谷停留所も利用可能です。このバスは平日・土曜のみ運行し、日曜・祝日・年末年始は運休となります。
車で訪れる場合は、さぬき浜街道(香川県道21号丸亀詫間豊浜線)を利用し、さぬき浜街道のバイパスを通ることができます。駐車場に関しては、夏季例大祭時には駐車場がないため、できるだけ公共交通機関を利用することをおすすめします。
所在地:〒767-0031 香川県三豊市三野町大見
まとめ
津嶋神社は、香川県三豊市の津島に位置し、子供の健康と成長を守る神として信仰を集めています。毎年8月4日、5日の夏季例大祭の時だけ参拝が可能であり、この特別な期間には多くの参拝者が訪れます。
津嶋神社の歴史やご利益、由緒、そして夏季例大祭や七五三詣などの行事について詳しく解説しました。特に、夏季例大祭の期間中には津島橋が架けられ、美しい瀬戸内海の景色を楽しみながら本殿までアクセスできます。
また、アクセス方法や駐車場情報も紹介し、訪れる際の参考となる情報を提供しました。津嶋神社は、歴史と自然が織りなす特別な場所であり、参拝を通じて心身の健康と幸せを願うことができます。ぜひ、この記事を参考にして、素晴らしい参拝体験をお楽しみください。
投稿者プロフィール
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- 日本茶講師/和文化PR
- 大学卒業後、老舗和菓子屋に入社。京都にて茶道、生け花、日本画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社に勤務。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。
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