パワースポット鶴岡八幡宮が「怖い」「やばい」って本当？ご利益や見どころ、お守りや御朱印、鳩の由来や歴史、初詣はどれくらい混雑する？駐車場・アクセス方法も解説！

鶴岡八幡宮とは
まとめ

鶴岡八幡宮とは

鶴岡八幡宮は鎌倉市にある歴史的な神社で、鎌倉市の観光スポットとしても有名です。

とくに八幡宮の「八」が鳩に見立てられるなど、鳩にゆかりのある神社として知られています。

所在地：〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下２丁目１−３１所在地：

電話番号：0467220315

参考：鶴岡八幡宮【日本遺産】、鶴岡八幡宮 | TSURUGAOKAHACHIMANGU

鶴岡八幡宮が「怖い」「やばい」って本当？

鶴岡八幡宮（つるがおかはちまんぐう）は、その壮大さと神秘的な雰囲気から「怖い」「やばい」と評されることがあります。しかし、これは悪い意味ではなく、その迫力と存在感に圧倒されるといったポジティブな意味合いが強いです。

鶴岡八幡宮は多くの歴史的な事件や伝説の舞台となっており、その重厚な歴史が訪れる人々に深い印象を与えるのです。特に源頼朝が建立したとされるこの神社は、日本の武士の精神を象徴する場所でもあり、武家の守護神としての役割を果たしてきました。

そのため、訪れる人々に強い影響を与え、神聖な空間として畏敬の念を抱かせることがあるのです。これは単に「怖い」「やばい」という表現で片付けるのではなく、歴史と伝統の深さを感じる場所として理解するべきでしょう。

ご利益

鶴岡八幡宮のご利益は非常に多岐にわたります。主なご利益としては、商売繁盛、縁結び、厄除け、交通安全、学業成就などがあります。

また戦の神である八幡神を祀っているため、特に勝負や仕事運のご利益は非常に強いとされ、会社員や経営者などが参拝に訪れることが多いようです。

見どころ

境内には美しい自然が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。春には桜が咲き誇り、秋には紅葉が美しい景色を作り出します。

さらに、源氏池や白旗神社、舞殿など、見どころがたくさんあります。源氏池には蓮の花が咲き誇り、その美しさは訪れる人々を魅了します。

白旗神社は源頼朝を祀る神社で、その歴史的背景も見逃せません。

そして、舞殿では様々な神事や祭りが行われ、伝統文化を肌で感じることができます。

これらの見どころを巡りながら、心身ともにリフレッシュすることができるのが鶴岡八幡宮の魅力です。

お守りや御朱印

鶴岡八幡宮では、多種多様なお守りや御朱印が用意されています。特に人気なのは、鳩鈴お守りや折鶴お守りです。

これらのお守りは、参拝者に強力なご利益をもたらすとされています。

また、御朱印はその美しいデザインで多くの参拝者に愛されています。

鶴岡八幡宮の御朱印帳も特別なデザインが施されており、参拝の記念として手に入れる価値があります。

御朱印は、神社を訪れるたびに新しいものを集める楽しみがあり、それぞれの神社の特徴を感じることができます。

お守り一覧

お守りの種類	説明
仕事守	流鏑馬の的を射るが如く、良い仕事や就職に恵まれるよう祈願した御守。
破魔矢守	弓矢などの武具には攘災招福、厄除の意味があり、災いを打ち祓う御守。
刀守	災い・厄難を祓う信仰があり、厄難を断ち切る力強い御守。
安産守	「槐」（えんじゅ）の木に因み、安産を祈念した御守。
縁結び守	静御前が義経への愛を詠った歌に因んだお守り。
美心守	真の美しさと清らかさを内面から引き出し、身も心にしあわせが宿るよう祈願した御守。
鳩鈴守	八幡様のお使いとしての鳩の姿を模り、鈴の音で清々しい幸を祈願した御守。
折鶴叶え守	鶴に八幡様の力を込めて、広く願いが叶うよう祈願した御守。
大いちょう絵馬	倒伏した御神木の大銀杏に因み、空に向かって願いが届くよう祈願した御守。

このように、鶴岡八幡宮ではさまざまな願意に対応したお守りがご用意されています。それぞれの祈願に合わせて、お守りを選んでみてください。

参考：鶴岡八幡宮「ご祈祷・お守り」

鳩の由来

鶴岡八幡宮には多くの鳩が住んでいますが、これは神社のシンボルとも言える存在です。

鳩は、八幡神の使いとして古くから信仰されてきました。八幡神は弓矢の神であり、平和と繁栄を象徴する存在です。

八幡神の使いがなぜ鳩なのか、その起源ははっきりとはわかっていませんが、鎌倉時代までには鳩が八幡神の化身や使いと認識されていたようです。

伝承によれば、『八幡宇佐宮御託宣集』では、欽明天皇の時代に八幡神が金の鷹として現れ、後に金の鳩に変わったとされています。また、『八幡愚童訓』乙本には、インドの舎衛国で八幡神が鳩の姿で現れたと記述されています。石清水八幡宮の『宮寺縁起抄』でも、八幡神が紫鳥（鳩）として姿を現したと伝えられています。

参考：八幡神の使いはなぜ鳩なのか。八幡宮と鳩との結びつきは何か。 | レファレンス協同データベース

鶴岡八幡宮の歴史

鶴岡八幡宮は鎌倉幕府と共に始まり、鎌倉の発展を見守り続けてきた神社です。その起源は、源頼朝の祖先である源頼義が、京都の石清水八幡宮を勧請し、由比ヶ浜辺に祀ったことに始まります。その後、源頼朝が現在の地に遷し、鶴岡八幡宮の基礎を築きました。

1180年に鎌倉幕府を開いた源頼朝は、鶴岡八幡宮を篤く崇敬し、幕府の守護神としました。鶴岡八幡宮では、放生会や流鏑馬、相撲、舞楽などの祭事が行われ、東国社会の精神的・社会的中心となりました。

八幡神を祀る神社は全国に4万社以上あり、武運の神として信仰されています。鶴岡八幡宮では、応神天皇、神功皇后、比売神の三柱を御祭神として祀っています。

このように、鶴岡八幡宮は「武士の都・鎌倉の文化の起点」として、多くの歴史と伝統文化が生まれ、今日まで続いています。

参考：鶴岡八幡宮「知る｜鶴岡八幡宮 TSURUGAOKAHACHIMANGU」

初詣の混雑

鶴岡八幡宮は初詣の時期には非常に多くの参拝者で賑わいます。

毎年約200万人以上が訪れると言われ、その混雑ぶりは壮観です。

特に元旦から三が日までの間は、境内は参拝者でいっぱいになり、行列ができることもあります。

この時期に訪れる場合は、混雑を避けるために早朝や夕方などの時間帯を選ぶと良いでしょう。また、公共交通機関を利用することをお勧めします。

初詣は新しい一年の始まりを祝う大切な行事であり、多くの人々がご利益を求めて訪れます。

そのため、鶴岡八幡宮では様々なイベントや神事が行われ、訪れる人々にとって特別な体験となります。

この時期の参拝は、神社の雰囲気を存分に感じることができ、心身ともにリフレッシュする良い機会となります。

アクセス方法

電車をご利用の方

JR横須賀線、JR湘南新宿ライン
- 「JR鎌倉駅」東口から徒歩10分
江ノ島電鉄
- 「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分

車をご利用の方

横浜横須賀道路（旭横須賀道路）
- 朝日奈ICから、県道204号線を鎌倉方面へ約5km

駐車場のご案内

鶴岡八幡宮参拝者専用駐車場
- 〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下２丁目１８−３１
  - 普通車: 9:00〜19:30
    - 1時間まで600円、以降30分毎300円
    - 普通車40台、大型車10台
  - 大型バス: 9:00〜17:00
    - 1時間まで2,000円、以降30分毎1,000円
鶴岡八幡宮の駐車場は限られているため、公共交通機関の利用をお勧めします。

まとめ

鶴岡八幡宮は「怖い」「やばい」と言われることもありますが、実際は多くのご利益と見どころを持つパワースポットです。

鎌倉幕府の象徴として栄えた歴史や、源頼朝により現在の地に遷された経緯があります。鳩は八幡神の使いとされ、その由来も伝承に彩られています。

境内では、流鏑馬神事や放生会などの伝統行事が行われ、観光客や信仰者を魅了します。

初詣には多くの参拝者が訪れ、混雑が予想されるため、早めの訪問をお勧めします。駐車場も完備されており、電車や車でのアクセスも便利です。

お守りや御朱印も豊富で、それぞれの願いに応じたものが用意されています。ぜひ、鶴岡八幡宮の神聖な空間で心を清め、ご利益を体感してみてください。

伝統と歴史が息づくこの場所で、新たな発見と感動があるでしょう。

投稿者プロフィール

tea-writer日本茶講師/和文化PR

大学卒業後、老舗和菓子屋に入社。京都にて茶道、生け花、日本画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社に勤務。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。