福岡にある海神の総本社パワースポット志賀海神社のご利益とは?白龍伝説、読み方、見どころ、なんの神様を祀っているの?砂で清める龍の都とは、御朱印やお守り、駐車場やアクセス情報も解説!
志賀海神社の歴史と由緒
福岡市東区の志賀島に鎮座する志賀海神社は、古くから「海神の総本社」として知られ、「龍の都」とも称されています。創建は古く、明確な年代は不明ですが、1900年以上の歴史を持ちます。志賀島は「漢委奴国王」の金印が出土したことで有名な地であり、志賀海神社もその歴史的背景を持ち、古くから信仰されてきました。
所在地:〒811-0323 福岡県福岡市東区志賀島877
電話番号:0926036501
志賀海神社の読み方
志賀海神社は「しかのうみじんじゃ」と読みます。
ご利益と神様
志賀海神社の御祭神は「綿津見三神(わたつみさんしん)」で、海の主宰神として、海上交通の安全や豊かな海産物のお恵みをもたらす神とされています。また、禊祓(みそぎばらい)の神として、不浄や災厄を祓い清め、健康長寿や家内安全、子供守護など多岐にわたるご利益があります。御祭神の三柱は以下の通りです:
- 底津綿津見神(そこつわたつみのかみ)
- 仲津綿津見神(なかつわたつみのかみ)
- 表津綿津見神(うはつわたつみのかみ)
白龍伝説と「龍の都」
志賀海神社は、「龍の都」としても知られています。神功皇后が三韓出兵の際、志賀島の阿曇磯良から干珠満珠を授かり、無事に帰還したという伝説があります。この神社には、その様子を描いた神功皇后出兵絵巻が残されており、志賀島全体に多くの神功皇后伝説が存在します。また、境内には「亀石遙拝所」があり、美しい海景色を一望できます。
見どころ
志賀海神社の見どころをいくつか紹介します:
- 御潮井(清め砂):参拝前に砂で身体を清めることで、不浄を払い、心身ともに清浄にします。
- 亀石遙拝所:鳥居から望む青い海と亀石が印象的なスポットで、美しい景色が広がります。
- お願い地蔵さん:抱き上げたり触ったりすることで、諸願成就を祈ることができます。
- 男坂と女坂:急な男坂(198段)は仕事運をアップさせると言われ、帰りは緩やかな女坂を使います。
- 摂社・末社:拝殿の周りにある摂社・末社も参拝し、神々のご加護を祈りましょう。
御朱印とお守り
志賀海神社では、さまざまなお守りや御朱印を授与しています。以下のようなものがあります:
- 開運龍頭みくじ:龍のモチーフがついたおみくじで、運勢を占います。
- 龍神勝守:勝利運を願うお守りで、特にスポーツや仕事での成功を祈ります。
- 事無き柴:神功皇后が奉納した「事無き柴」は、外出の際に持ち歩くと災難を避けられると言われています。
歴史
志賀海神社は、福岡市東区の志賀島に鎮座する由緒ある神社で、その創建は明確ではないものの、古くから「海神の総本社」として信仰されています。志賀島北部の勝馬に「表津宮」「仲津宮」「沖津宮」の三社が建てられ、それぞれ「表津綿津見神」「仲津綿津見神」「底津綿津見神」を祀っていました。2世紀から4世紀の間に表津宮が現在の場所に遷座され、併せて他の二社も奉祀されました。綿津見三神を祖神とする阿曇族が代々奉斎し、平安時代には阿曇神に神封が寄進されました。南北朝時代には衰退するも、大内氏や豊臣秀吉、黒田氏などの支援を受けて再興されました。志賀海神社はまた、神功皇后の三韓出兵にまつわる伝説や、龍神信仰など、数多くの神話や伝承が残されており、その歴史的・文化的価値は非常に高いものです。
駐車場とアクセス情報
志賀海神社へのアクセス情報は以下の通りです:
- 住所:福岡県福岡市東区志賀島877
- 駐車場:50台分の駐車スペースがあります。
- 公共交通機関:
- 西鉄バス「志賀島バス停」下車、徒歩約15分
- JR香椎線「西戸崎駅」から車で約10分
- 車の場合、福岡高速6号線「アイランドシティ出入口」から約20分、九州自動車道「古賀IC」から約35分
志賀海神社 参拝者駐車場
まとめ
志賀海神社は、福岡県の志賀島に位置する歴史ある神社で、多岐にわたるご利益をもたらすパワースポットです。特に「龍の都」として知られ、海や水の神様としてのご利益が期待できます。境内の美しい海景色を楽しみながら、心身ともに癒やされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。アクセスも良好で、ぜひ一度訪れてその魅力を体験してください。
投稿者プロフィール
- IT会社でWEBマーケティング担当として勤務するかたわら、いけばな・華道にのめりこむ。普段はコンテンツ作成を行っていますが、イベントにまれに参加します。