多摩市パワースポット武蔵国一之宮「小野神社」のご利益とは？なんの神様？見どころ、お守りや御朱印、スピリチュアルな不思議体験、有名な例大祭、瀬織津姫との関係、アクセス方法や駐車場について解説！

多摩市にある武蔵国一之宮「小野神社」は、古くから篤い信仰を集めるパワースポットです。中世に全国的に確立された一之宮の格付けを持ち、国内第一の鎮守としての格式を誇ります。

主祭神として祀られる天ノ下春命と瀬織津姫命は、健康・長寿・縁結び・厄除けなど多岐にわたるご利益をもたらします。境内には多くの見どころがあり、美しい社殿や鳥居、隋神門などが訪れる人々を魅了します。

また、小野神社には数多くの末社が点在しており、伊勢神宮内宮・外宮、鹿島神社、三嶋神社など多くの神々が祀られています。スピリチュアルな不思議体験を求める参拝者にとっては、お守りや御朱印が心の支えとなるでしょう。

さらに、毎年9月に行われる例大祭は、地域の歴史や文化を感じることができる盛大な祭りです。ぜひ一度、小野神社を訪れて、その魅力とご利益を体験してみてください。

小野神社のご利益とは？

小野神社は東京都多摩市に位置し、武蔵国一之宮としての格式を持つ神社です。そのご利益は多岐にわたり、健康・長寿・縁結び・厄除けなどがあります。

古くから武蔵国の中心的な神社として篤い信仰を集め、現代でも多くの参拝者が訪れます。特に、健康や長寿を願う人々にとって心強いご利益をもたらす場所です。

また、縁結びの神としても知られ、恋愛成就や結婚を願うカップルにも人気があります。厄除けのご利益もあり、さまざまな厄災から身を守るために訪れる人々が絶えません。

所在地：〒206-0002 東京都多摩市一ノ宮１丁目１８−８

電話番号：0423381151

参考：武蔵国一之宮小野神社（公式サイト）、小野神社 (東京都神社庁)

なんの神様？

小野神社の主祭神は天下春命（あめのしたはるのみこと）と瀬織津姫命（せおりつひめのみこと）です。天下春命は八意思兼神の御子神であり、武蔵国開拓の祖神として知られています。開墾の神としても崇敬され、地域の発展に寄与してきました。

一方、瀬織津姫命は大祓詞に登場する川の神で、すべての罪を海に流す力を持つとされています。このため、浄化や厄除けのご利益があると信じられています。

その他にも、伊弉諾尊、素盞嗚尊、大己貴大神、瓊々杵尊、彦火火出見尊、倉稲魂命など、多くの神々が祀られています。

見どころ

小野神社の見どころは、その歴史と文化を感じることができる境内にあります。まず注目すべきは、本殿や拝殿、随神門などの社殿です。特に、本殿には武蔵国一宮としての格式が感じられる立派な造りが特徴です。

随神門には、東京都指定有形文化財である木像随身倚像が安置されています。これらの像は、鎌倉時代末期の元応元年（1319年）に因幡法橋応円によって奉納され、1628年（寛永5年）には鎌倉仏師大弐宗慶によって修復されたものです。どちらも檜材で制作され、頭部は挿首、玉眼の寄木造りの木像で、胡粉地に彩色が施されています。

境内には、縁結びに御利益があるとされる「ハート石」があります。この石は、訪れる参拝者に良縁をもたらすと信じられており、写真を撮る観光客も多いです。

また、摂末社も充実しており、伊勢神宮内宮や外宮、八坂神社、三嶋神宮、愛宕神社などが祀られています。これらの摂末社は、それぞれ異なる祭神を祀っており、参拝者はさまざまな御利益を求めて訪れます。

さらに、小野神社には東京都指定有形文化財として木像随身倚像が保存されており、これらの文化財も見どころの一つです。随神倚像は、神道の神々の像であり、挿首内や胴部の内側には墨書があり、元応元年（1319年）に作られたものであることが確認されています。

小野神社は、その歴史と文化、そして豊かな自然に囲まれた場所として、多くの参拝者に愛されています。訪れることで、古の日本の神々と歴史に触れることができるでしょう。

お守りや御朱印情報

小野神社では、さまざまな御朱印を授かることができます。特に、令和7年限定の干支御朱印が人気です。

干支御朱印【開運・昇り蛇と鶴と日月】：年内のみの頒布で、開運のご利益があります。
干支御朱印【招福・優しい蛇と亀】：玄武、北極星、北斗七星、錨星をモチーフにした招福の御朱印です。

その他にも、瀬織津比咩大神の御朱印や、小野神社ならではの御朱印があります。また、小野神社以外の兼務社（愛宕神社、百草八幡宮、春日神社、石明神社、十二神社、八幡大神社、大宮神社、神明神社）の御朱印も、小野神社で受けることができます。

御朱印帳・お守り・お札・交通安全

小野神社では、御朱印帳やお守り、お札、交通安全のお守りも取り扱っています。

御朱印帳：
- 瀬織津比咩大神の御朱印帳
- 赤と黒の柄あり御朱印帳
お守り（瀬織津姫）：
- 黒と赤の柄を選べるお守り
お札（小野神社）：
- 小野神社のお札
交通安全（小野神社）：
- 交通安全のお守り
お守り（小野神社）：
- 小野神社のお守り

御朱印やお守りをご希望の方は、事前に予約をお勧めします。遠方からお越しの方は、予約をしてから訪れることでスムーズに授かることができます。小野神社でぜひ御朱印やお守りを手に入れて、心の支えにしてください。

参考：御朱印

スピリチュアルな不思議体験

ネットやSNSを検索すると小野神社は、その神聖な雰囲気から多くのスピリチュアルな不思議体験が語られています。

例えば、境内を散策していると、心が清められる感覚を味わうことができると言われています。また、参拝することで心身ともにリフレッシュし、エネルギーが高まると感じる人も多いです。さらに、神社の敷地内にはパワースポットとされる場所がいくつかあり、ここで祈りを捧げると特別な力を感じることができると言われています。スピリチュアルな体験を求める方には、ぜひ一度訪れてみてほしい場所です。

有名な例大祭

小野神社の有名な例大祭としては、毎年9月の第2日曜日に行われる例大祭が挙げられます。この祭りでは、神輿の巡行や奉納演奏などが行われ、多くの参拝者で賑わいます。

特に、神輿の巡行は見ごたえがあり、地域の人々が一体となって祭りを楽しむ様子を見ることができます。

また、その他にも元旦祭や節分祭、初午祭、祈念祭など、年間を通じて多くの祭礼が行われています。これらの祭りに参加することで、地域の歴史や文化を感じることができるでしょう。

瀬織津姫との関係

小野神社の主祭神の一柱である瀬織津姫命は、神道の大祓詞に登場する神様です。川に坐す水の神で、すべての罪や穢れを海に流す力を持つとされています。

このため、瀬織津姫は浄化や厄除けの象徴とされています。小野神社では、瀬織津姫を祀ることで、参拝者が心身を浄化し、清々しい気持ちで新たなスタートを切ることができると信じられています。瀬織津姫の存在は、小野神社のご利益をさらに高める重要な要素となっています。

アクセス方法や駐車場について

小野神社へのアクセス方法は非常に便利です。電車でお越しの場合、最寄り駅は京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」で、駅から徒歩約6分です。

また、車でお越しの場合、中央高速「国立府中インター」から約10分で到着します。駐車場も完備されており、参拝者は安心して車を利用できます。

特に、混雑する時期や大型イベントの際には、公共交通機関の利用が推奨されていますが、車でのアクセスも非常に便利です。

小野神社参拝者駐車場

〒206-0002 東京都多摩市一ノ宮１丁目１８−９

小野神社の由緒

小野神社（おのじんじゃ）は、東京都多摩市に位置する歴史ある神社で、武蔵国一宮を称しています。『延喜式神名帳』に記載されている式内社「武蔵国多磨郡小野神社」の論社の1つであり、もう1つの論社は府中市の小野神社です。多摩川の氾濫にともない遷座を繰り返した結果、2社になったとも、どちらかが本社でありもう一方が分祠であるともいわれています。

小野神社の創建は、安寧天皇18年（紀元前531年）に遡ります。当時、国造の兄武日命が祖神を祀り創建したと伝えられています。主祭神は天下春命（あめのしたはるのみこと）と瀬織津比咩命（せおりつひめのみこと）を含む8柱で、特に武蔵国の開拓の祖神として崇敬されています。

歴史的には、後北条氏や太田道灌らの崇敬を受け、江戸時代には一宮大明神と称されていました。江戸幕府からは朱印地15石が寄進されるなど、地域の重要な神社として栄えていました。明治時代には郷社に列格され、昭和時代には再建や修復が行われ、現在も地域の信仰の中心として機能しています。

まとめ文

小野神社は、多摩市に位置する武蔵国一之宮として、歴史と伝統を持つ神社です。主祭神の天ノ下春命と瀬織津姫命は、健康や長寿、縁結び、厄除けなど多くのご利益をもたらします。

美しい社殿や鳥居、隋神門が訪れる人々を魅了し、境内には伊勢神宮内宮・外宮、鹿島神社、三嶋神社など多くの神々が祀られています。

スピリチュアルな不思議体験を求める人々にとっては、心が清められる感覚を味わえる場所です。また、毎年9月の例大祭では、神輿の巡行や奉納演奏などが行われ、多くの参拝者で賑わいます。瀬織津姫命は浄化や厄除けの象徴として、小野神社のご利益をさらに高める重要な神様です。アクセスも良好で、京王線聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩6分、車でのアクセスも可能です。

駐車場も完備されているため、安心して参拝できます。ぜひ、小野神社を訪れて、その歴史と文化、美しい自然を感じながら、ご利益を受け取ってみてください。

投稿者プロフィール

tea-writer日本茶講師/和文化PR

大学卒業後、老舗和菓子屋に入社。京都にて茶道、生け花、日本画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社に勤務。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。