母倉日はどんな日?意味や読み方、やった方がいいこと、やってはいけないことや注意点、2024年、2025年の日付を解説!

母倉日とは

母倉日(ぼそうにち)は、日本の暦における吉日の一つで、「母が子を育てるように、天が人を慈しむ」とされる大吉日です。この日は、万物が生じ繁栄する吉兆の日とされ、特に婚姻や子どもに関することに縁起が良いとされています。また、新築や引越し、起業など新しいことを始めるのにも良い日とされています。

母倉日の由来

母倉日の由来は江戸時代にあり、1755年より使用されていた宝暦暦(ほうりゃくれき)の吉日として用いられたのが始まりと言われています。この日が吉日とされる理由は、「母が子を育てるように天が人を慈しむ日」という意味が込められているからです。

七箇の善日

母倉日は「七箇の善日(ななこのぜんにち)」の一つであり、他に天赦日、天恩日、大明日、鬼宿日、月徳日、神吉日があります。これらはすべて暦上で吉日とされている日で、特に重要な行事やイベントの際に選ばれることが多いです。

母倉日にやると良いこと

母倉日は特に婚姻関係に向いている吉日とされています。具体的に母倉日に行うと良いとされることを紹介します:

  • 結婚に関すること:挙式や披露宴、婚姻届の提出など。
  • 子どもに関すること:お宮参り、七五三、出生届の提出など。
  • 住まいに関すること:新築、リフォーム、引っ越しの日取りなど。
  • 仕事に関すること:起業や開店、会社の登記など。

母倉日にやってはいけないこと

母倉日は基本的には何をしても良いとされますが、注意すべき点もあります。凶日とされる仏滅や赤口、不成就日などと重なる場合は、その力が相殺される可能性があるため、特に大切な行事の日取りには注意が必要です。結婚式や入籍など重要なイベントは、凶日と重ならない日を選ぶのが無難です。

2024年の母倉日一覧

2024年の母倉日は以下の通りです:

日付
1月6日(土)・7日(日)・18日(木)・19日(金)・30日(火)・31日(水)
2月5日(月)・6日(火)・17日(土)・18日(日)・29日(木)
3月1日(金)・12日(火)・13日(水)・24日(日)・25日(月)
4月11日(木)・12日(金)・23日(火)・24日(水)
5月14日(火)・15日(水)・26日(日)・27日(月)
6月7日(金)・8日(土)・19日(水)・20日(木)
7月1日(月)・2日(火)・16日(火)・17日(水)・28日(日)・29日(月)
8月8日(木)・11日(日・祝)・14日(水)・17日(土)・20日(火)・23日(金)・26日(月)・29日(木)
9月1日(日)・4日(水)・7日(土)・10日(火)・13日(金)・16日(月・祝)・19日(木)・22日(日・祝)・25日(水)・28日(土)
10月1日(火)・4日(金)・7日(月)・8日(火)・9日(水)・20日(日)・21日(月)
11月1日(金)・2日(土)・16日(土)・17日(日)・28日(木)・29日(金)
12月10日(火)・11日(水)・22日(日)・23日(月)

2025年の母倉日一覧

2025年の母倉日は以下の通りです:

日付
1月10日(金)・11日(土)・12日(日)・13日(月・祝)・14日(火)
2月9日(日)・10日(月)・11日(火・祝)・12日(水)・13日(木)・24日(月・祝)・25日(火)・26日(水)・27日(木)・28日(金)
3月11日(火)・12日(水)・13日(木)・14日(金)・15日(土)
4月10日(木)・11日(金)・12日(土)・13日(日)・14日(月)・25日(金)・26日(土)・27日(日)・28日(月)・29日(火・祝)
5月10日(土)・11日(日)・12日(月)・13日(火)・14日(水)
6月9日(月)・10日(火)・11日(水)・12日(木)・13日(金)・24日(火)・25日(水)・26日(木)・27日(金)・28日(土)
7月9日(水)・10日(木)・11日(金)・12日(土)・13日(日)
8月8日(金)・9日(土)・10日(日)・11日(月・祝)・12日(火)・23日(土)・24日(日)・25日(月)・26日(火)・27日(水)
9月7日(日)・8日(月)・9日(火)・10日(水)・11日(木)
10月7日(火)・8日(水)・9日(木)・10日(金)・11日(土)・22日(水)・23日(木)・24日(金)・25日(土)・26日(日)
11月6日(木)・7日(金)・8日(土)・9日(日)・10日(月)
12月6日(土)・7日(日)・8日(月)・9日(火)・10日(水)・21日(日)・22日(月)・23日(火)・24日(水)・25日(木)

まとめ

母倉日は、婚姻や子どもに関することに特に良いとされる大吉日で、万物が生じ繁栄する吉兆の日とされています。この日は結婚式や入籍、子どもの行事、新築や引越し、起業などに最適です。特に婚姻関係の日取りには縁起が良いため、ぜひ母倉日を選んでみてください。2024年と2025年の母倉日の日付を参考にして、大切なイベントの日取りを決める際に活用してください。吉日と凶日が重なる場合には注意が必要ですが、基本的には何をしても良い運気に恵まれる日とされています。素晴らしい一日を過ごし、新しいスタートを切るのに母倉日をぜひご活用ください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。