おみくじ「大吉」の効果はいつまで?意味や確率、保管方法、結ぶのか持ち帰るのかなど解説!


お正月や参拝時に引くことの多いおみくじ。その結果が「大吉」だった場合、とても嬉しくなる方も多いはずです。しかし、「大吉」の効果はいつまで続くの? 「大吉」を引いた後はどうすればいいの? と疑問に思うこともあります。この記事では、おみくじ「大吉」の意味や確率、保管方法、さらに結ぶべきか持ち帰るべきかについて詳しく解説します。

おみくじ「大吉」の意味

「大吉」は、おみくじの結果の中で最も良い運勢を示すものです。通常、おみくじには「大吉」「中吉」「小吉」「吉」「末吉」「凶」などの結果がありますが、「大吉」はその中でも最高の運気を表しています。

  • 「大吉」の意味:人生における重要な出来事(恋愛、仕事、健康、金運など)が良好な方向へ進むことを意味しています。これからの期間、何事にも恵まれる可能性が高いと言われます。

「大吉」の確率

神社やお寺によって異なりますが、「大吉」の確率は一般的に低めとされています。多くの神社では、参拝者が期待を持っておみくじを引くために、「大吉」の割合を10~20%程度に設定しているところが多いです。おみくじ全体の運勢のバランスを保つため、あまりに多くの人が「大吉」を引くわけではありません。

  • :100本のおみくじの中に10~20本の「大吉」が含まれるという設定が一般的です。

「大吉」の効果はいつまで?

おみくじの結果が示す効果については、神社やお寺によっても考え方が異なりますが、一般的にはおみくじの効果は次にお参りするまでと言われています。つまり、一度参拝しておみくじを引いたら、その運勢は次の参拝時まで続くと考えられています。

  • 「一年間の運勢」:お正月におみくじを引くことが多いため、「その年の運勢」として一年間の指針にする人が多いです。
  • 「次の参拝まで」:次に神社やお寺を訪れて新たにおみくじを引くまでは、前回の運勢が有効だという考え方もあります。

「大吉」を引いたらどうする?保管方法と持ち帰るか結ぶか

おみくじを引いた後の扱いについては、「結ぶ」べきか「持ち帰る」べきかで迷う人も多いですが、どちらが正しいという決まりはありません。神社やお寺の風習や、個人の信仰によって対応が異なることもあります。以下、それぞれの選択肢について説明します。

1. おみくじを結ぶ

多くの神社やお寺には、境内に木や特定の場所におみくじを結ぶためのスペースが設けられています。この場所におみくじを結ぶ行為は、「神様にお願いを預ける」という意味を持ち、運気を神に委ねるとされます。

  • 大吉を結ぶ理由:良い運勢がこれからも続くように祈願するために「大吉」であっても結ぶことがあります。特に次に訪れる時に新たな運気を求めたい場合は、この方法が推奨されます。

2. おみくじを持ち帰る

「大吉」のおみくじは特別な運勢を引き当てた証として、財布や家の中で大事に保管する人も多いです。持ち帰って自身の運気を上げるためのお守り代わりとして使うこともできます。

  • 大吉を持ち帰る理由:良い運勢を常に自分のそばに置き、守護してもらいたいという考えの下、持ち帰るのが一般的です。保管場所としては、神棚や引き出し、財布などが適しています。

おみくじの正しい保管方法

おみくじを持ち帰った場合、綺麗に保管することが大切です。お守りとして扱う場合は、以下のような場所に保管すると良いとされています。

  • 財布の中:金運や財運を高めたい場合におすすめです。財布に入れて持ち歩くことで、運気を引き寄せるとされています。
  • 神棚:家に神棚がある場合、そこに保管することで神様の加護を受けやすくなると考えられます。定期的に感謝の気持ちを持ってお参りすることも大切です。
  • 大事な引き出しの中:金庫や大切なものをしまう引き出しに入れておくことで、運気が逃げないように保管することができます。

おみくじは願いが叶ったらどうする?

おみくじに書かれている内容が実際に叶った場合、再度神社やお寺を訪れて感謝の意を込めておみくじをお焚き上げしてもらうのが良いとされています。おみくじを神社に結び直したり、感謝の気持ちとともに処分したりすることで、運気をリセットし、再び新たな運を呼び込むことができるとされています。

まとめ

おみくじの「大吉」は、多くの人が望む最高の結果です。その効果は次の参拝まで続くと言われることが多いですが、年の初めに引いた場合は、一年を通じてその運勢が保たれるとも考えられています。結ぶか持ち帰るかは個人の自由ですが、良い運気を長く保つためには、財布や神棚に大切に保管するのもおすすめです。願いが叶った時には、感謝の意を込めて再度お参りし、おみくじを神様に返すことで、新たな運を迎え入れることができるでしょう。

投稿者プロフィール

長理事
長理事
IT会社でWEBマーケティング担当として勤務するかたわら、いけばな・華道にのめりこむ。普段はコンテンツ作成を行っていますが、イベントにまれに参加します。