【2025巳年】山形県の蛇にまつわる神社やパワースポットを紹介!

はじめに

2025年は巳年(へび年)!古来より神秘的な力を持つとされてきた蛇は、再生や知恵、そして変容を象徴する動物です。巳年の到来を記念して、今回は、神秘的な蛇のパワーを感じられる、山形県内の神社やパワースポットをご紹介します。

山形県で巳年のパワーを感じよう!

山形県には、古くから蛇が神聖な生き物として崇められてきた歴史があり、多くの神社に蛇にまつわる伝説や信仰が残されています。そんな山形県で、巳年の年にぜひ訪れたいパワースポットをいくつかご紹介します。

獅子口諏訪神社(西川町)

獅子口諏訪神社は、古くから白蛇の伝説が伝わる神秘的な神社です。昔、獅子の頭のような岩の上に7日間白蛇が現れ、村人たちは白蛇が諏訪大社の使いであるとの神託を受け、神社を建立しました。この神社は特に女性の守護神として信仰され、縁結びや安産のご利益があるとされています。また、境内には獅子舞絵図や松尾芭蕉の句碑、バクチクサなどがあり、訪れる人々に神秘的な雰囲気を提供します。巳年には、蛇のパワーを感じに訪れてみてはいかがでしょうか。

  • ご利益: 縁結び、安産
  • 所在地:〒990-0711 山形県西村山郡西川町吉川2315−3
  • 電話番号:0237742483
  • 拝観時間:24時間拝観可能

鳥海山大物忌神社(遊佐町)

鳥海山大物忌神社(ちょうかいさんおおものいみじんじゃ)は、山形県飽海郡遊佐町の鳥海山山頂に本殿を持ち、山麓の吹浦と蕨岡に口ノ宮(里宮)が置かれています。祭神は大物忌神(おおものいみのかみ)で、出羽国一宮として崇敬されています。神社の歴史は、貞観13年(871年)に噴火で流出した溶岩泥流の中に大蛇と無数の小蛇が見られたことに由来します。大物忌神は蛇体であるとされ、蛇との深い繋がりがあります。修験道の霊場としても栄え、様々な伝統行事が行われています。

毎年7月には蛇まつりが行われたり、正月には蛇に見立てたしめ縄も山門につるされるなど、蛇との関連の深さがうかがえます。

参考…遊佐鳥海観光協会「遊佐のまつり

  • ご利益: 健康運、商売繁盛、家庭円満
  • 所在地: 〒999-8521 山形県飽海郡遊佐町吹浦布倉1
  • 電話番号:0234772301
  • 拝観時間:9時~16時

外川神社仙人堂(戸沢村)

外川神社(仙人堂)は、山形県最上郡戸沢村古口に位置し、最上川のほとりに鎮座しています。義経の従者常陸坊海尊がこの地に留まり仙人となったという伝説があり、農業や航海安全の神として信仰されています。

この神社には白蛇が神の使いとされる伝説があり、白蛇が現れることで村人たちに神聖視されてきました。白蛇は再生や守護の象徴とされ、特に縁結びや安全祈願に御利益があるとされています。

また、外川神社では白蛇に関連する行事や祭りが行われており、訪れる人々に神秘的な体験を提供しています。最上川舟下りでの訪問も可能です。

参考…山形県観光公式サイト「外川神社(仙人堂)|観光スポット(戸沢村・最上地方)

所在地:山形県戸沢村

白蛇の滝(村山市)

  • 特徴: 白蛇の滝は、山形県村山市樽石にある神秘的な滝で、樽石川上流に位置します。流れ落ちる水の様子が、まるで何匹もの蛇に見えるため、この名がつきました。白蛇の伝説があり、白蛇が現れることで村人たちに神聖視されてきました。滝は落差20mの分岐瀑で、観光シーズンは5月中旬から11月上旬まで。滝の近くまで行くと、冷たい水やしぶきを間近で感じることができ、その雄大な自然を体感できます。
  • 所在地:〒995-0205 山形県村山市樽石

巳年の年に神社を訪れるメリット

巳年の年に蛇にまつわる神社を訪れると、以下のようなメリットが期待できます。

  • 開運: 巳年のパワーと神社の力が合わさり、開運につながる可能性があります。
  • 心身の浄化: 神聖な空気に触れることで、心身が浄化され、リフレッシュできます。
  • 新たなスタート: 蛇は再生を象徴するため、新たなスタートを切る力を得られるかもしれません。
  • 願いの成就: ご自身の願いに合わせて、神社の神様に祈願することで、願いが叶うかもしれません。

まとめ

山形県には、蛇にまつわる歴史や信仰が深く根付いており、多くのパワースポットが存在します。巳年の年にこれらの場所を訪れることで、神秘的な蛇のパワーを感じ、心身のリフレッシュや新たなスタートを切るきっかけとなるかもしれません。ぜひ、ご自身のペースで巡ってみてください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。