2024年新居浜太鼓祭りの見どころや開催日時・場所など詳細情報を紹介!運行スケジュールや写真スポット、アクセス情報も解説

新居浜太鼓祭りとは?

新居浜太鼓祭り(にいはまたいこまつり)は、愛媛県新居浜市で毎年10月に開催される伝統的な祭りです。日本三大喧嘩祭りの一つとしても知られ、300年以上の歴史を誇るこの祭りは、迫力満点の太鼓台の競演と「かきくらべ」が最大の見どころです。観光客だけでなく地元住民にとっても、秋の風物詩として愛され続けています。

2024年の開催日程・開催場所

2024年の新居浜太鼓祭りは、10月16日(水)から18日(金)の3日間にわたり行われる予定です。特に見逃せないのは、10月17日の本番で、全ての太鼓台が一堂に会し、各所での競演や「かきくらべ」が行われます。

新居浜太鼓祭りは、新居浜市内各地で開催されます。詳細は下記の運行スケジュールを見ながらご覧ください。

見どころ1: 迫力満点の「かきくらべ」

新居浜太鼓祭りの最大の魅力は、各地区から集まった約50台の太鼓台が競い合う「かきくらべ」です。高さ5メートル、重さ3トンにも及ぶ豪華絢爛な太鼓台を、100人以上の男衆が担ぎ上げ、力強く進行する姿は圧巻です。太鼓の音や観客の歓声が響き渡り、祭りの熱気が頂点に達する瞬間を体感できます。

見どころ2: 夜太鼓

昼間の豪快な競演とは一味違った雰囲気が楽しめるのが夜太鼓です。太鼓台に灯された提灯が幻想的に光り、夜空の下で太鼓台が練り歩く光景は、昼間の喧騒とは対照的に荘厳で美しいです。特に、10月16日の夜に行われる「前夜祭」では、各太鼓台が集結し、見事な演出を楽しめます。

見どころ3: 鉄道や公園での太鼓台の競演

新居浜駅前や総合公園で行われる太鼓台の競演も人気のイベントです。新居浜駅前では、駅をバックに太鼓台が並び、迫力あるかきくらべが展開されます。総合公園では、広い芝生の中で太鼓台が競り合い、家族連れにも人気のスポットです。特に子供連れの方には、混雑を避けつつも祭りの熱気を味わえるこの場所がオススメです。

2024年新居浜太鼓祭り運行スケジュール

新居浜太鼓祭りの詳しい運行スケジュールは、新居浜市観光協会の公式サイトやパンフレットで確認できます。

10月15日(火)から18日(金)までの、地区ごとの太鼓台の運行場所と時間は下記になります。

10月15日(火)

  • 地区内自主運行:上本郷、喜来、岸影、下本郷
  • 18時~21時(11台):渦井川原かきくらべ (西条市の太鼓台7台も参加)

10月16日(水)

  • 地区内自主運行:上本郷、喜来、岸影、下本郷
  • 6時30分~(1台):阿島
  • 10時~12時30分(15台):清住神社祭〈下郷ふれあい公園〉
  • 14時10分~19時40(15台):河川敷公園かきくらべ
  • 15時30分~17時10分(9台):多喜浜地区内 統一行動
  • 18時~19時45分(9台):天神浜通りかきくらべ
  • 19時50分~21時00分(4台):天神浜通り夜太鼓

10月17日(木)

  • 9時~10時(4台):渦井広場太鼓寄せ
  • 10時~12時30分(15台):八旛神社かきくらべ
  • 14時10分~19時40(15台):八旛神社かきくらべ
  • 14時50分~(9台):榎本広場集合
  • 16時30分~16時50分(15台):多喜浜駅前二地区合同行事
  • 17時20分~20時00分(15台):多喜浜駅前かきくらべ
  • 18時~19時(4台):大生院・中萩地区夜太鼓
  • 19時30分~21時(2台):大足智姫神社祭
  • 20時05分~21時(5台):ザ・ビッグ松神子店夜太鼓

10月18日(金)

  • 8時30分~(3台):多喜浜駅前ロータリー
  • 9時~(3台):八旛神社統一氏参り
  • 10時~12時30分(15台):河川敷公園かきくらべ
  • 14時10分~19時40分(15台):八旛神社かきくらべ
  • 14時~15時(2台):イオンモール新居浜太鼓寄せ
  • 16時30分~16時50分(15台):多喜浜駅前二地区合同行事
  • 17時20分~20時00分(15台):多喜浜駅前かきくらべ

上記以外にも、各地区の太鼓台がそれぞれの神社への宮入りや、町内を練り歩くなど、様々なイベントが行われます。しかし、完全な運行スケジュールは提供されていません。新居浜市観光協会の公式サイトまたはパンフレットで、より詳細な情報を確認することをお勧めします。

参考…新居浜市公式サイト「令和6年(2024 年) 太鼓台の主な運行予定 – 新居浜市」

2024年新居浜太鼓祭りの太鼓台は合計何台参加するの?

新居浜太鼓祭りには、現在8地区(川西、川東、川東西部、船木、角野、泉川、中萩、大生院地区)、全54台の太鼓台が参加しています。各太鼓台は、それぞれの地区の自治会や青年団が中心となって運営・管理されています。

2024年新居浜太鼓祭り写真スポット

新居浜太鼓祭りでは、街のいたるところで迫力満点の太鼓台を見ることができます。

かきくらべ会場: 各地区で実施される「かきくらべ」は、太鼓台同士が激しくぶつかり合う、祭りの最大の見せ場です。

市内中心部: 太鼓台が街中を練り歩く様子は、どこを切り取っても絵になります。

2024年新居浜太鼓祭りアクセス情報

電車: JR予讃線新居浜駅下車すぐ

: 松山自動車道新居浜ICから約10分

当日の混雑予想

新居浜太鼓祭りは、毎年約20万人の観衆が訪れる人気イベントです。特に、かきくらべ会場や市内中心部は大変混雑しますので、時間に余裕を持って行動しましょう。

交通規制情報

祭り期間中は、交通規制が実施されます。 詳細は、新居浜市ホームページなどで確認してください。

新居浜太鼓祭りを楽しむためのポイント

1. 事前にスケジュールを確認

新居浜太鼓祭りは3日間にわたり、複数の会場で同時にイベントが開催されるため、事前にスケジュールを確認しておくことが大切です。特に見どころの「かきくらべ」や夜太鼓の時間帯は混雑するため、余裕を持って移動することをお勧めします。

2. 動きやすい服装で参加

祭りの会場は広範囲にわたるため、歩きやすい靴や動きやすい服装で参加するのがベストです。天気の変わりやすい季節でもあるため、雨具や防寒対策も忘れずに。

3. 早めの宿泊予約を

新居浜太鼓祭りは県外からの観光客も多く訪れるため、宿泊施設は早めに予約しておくのが賢明です。市内や周辺の宿泊施設はすぐに満室になることがあるため、旅行の計画は早めに立てておきましょう。

まとめ

新居浜太鼓祭りは、豪快な「かきくらべ」や美しい夜太鼓など、見どころが満載の祭りです。2024年も例年同様、熱気に包まれた3日間が繰り広げられること間違いなし。歴史と迫力が融合したこの祭りに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。