柏餅とは?由来や歴史、葉っぱが付いてる理由、子どもの日に食べる理由を解説
柏餅とは
柏餅とは、上新粉でつくられた餅で餡を包み、さらに柏の葉で巻いた和菓子です。
毎年5月5日の子どもの日・端午の節句に食べられている伝統的な菓子です。
餡は平たく整えられており、つぶ餡やこし餡、味噌餡など和菓子店によって味は異なります。
柏餅に葉っぱが付いている理由
柏餅に葉っぱが付いている理由は、柏の葉に抗菌作用があるためです。柏餅は水分量が多い生菓子になるため日持ちがしません。そのため5月にとれる柏の葉を使ったものと思われます。また抗菌作用のある柏の葉には独特の匂いがあり、苦みがあります。桜餅とは異なり、柏の葉っぱを食べることはできません。
柏餅を子どもの日・端午の節句に食べる理由
柏餅を子どもの日・端午の節句に食べる理由は、柏餅が子孫繫栄を願う縁起がある食べ物だからです。
柏の木は、冬の間も葉を落とすことなく春を待ち新葉が展開してから入れ替わる「枯凋性(こちょうせい)」の樹木です。このことから「代が途切れず続く」や「葉(覇)を守る」として家族隆盛のシンボルとされ、子どもが健やかに成長することを祈る端午の節句に柏餅が食べられるようになりました。
柏餅の口コミやレビュー
柏餅の味の種類
柏餅の味の種類は、基本はこし餡、つぶ餡、味噌餡です。それ以外には、上新粉の餅によもぎをいれて草餅にしたものが有名です。
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投稿者プロフィール
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宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。
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