2025年巳年 三重県の蛇にちなんだ神社やパワースポットを紹介!

2025年は十二支の巳年、蛇を象徴する年です。日本各地には蛇を神聖視する伝統があり、特に三重県には蛇にまつわる神社やパワースポットが点在しています。今年はその中でも特におすすめの場所をご紹介いたします。

1. 高田本山専修寺(たかだほんざん せんしゅうじ)

高田本山専修寺は、伊勢市に位置する浄土宗の寺院で、創建は800年を超える歴史を誇ります。この寺院の境内には象・竜・獏など、中国の言い伝えにもとづく沢山の彫刻が施されています。中国の龍は蛇をモチーフにしており、龍とは蛇のことを意味します。特に巳年には多くの参拝者が訪れるパワースポットとして知られています。

参考…観光三重「2024年の辰年に訪れたい!三重県の「辰」「龍」「竜」にまつわる

アクセス情報:

  • 住所: 三重県伊勢市高田町1234
  • 電話番号:0592324171
  • 交通手段: 伊勢市駅から徒歩15分、または伊勢市駅からバスで「高田本山前」下車徒歩5分

2. 椿大神社(つばきおおかみやしろ)

椿大神社は、鈴鹿市にある日本神話の大蛇伝説と深い関わりを持つ神社です。この神社には、大蛇を祀った「龍蛇神両地(りゅうじゃじんりょうち)神社」が併設されており、蛇にまつわる伝説が数多く伝えられています。巳年には特にご利益があるとされ、多くの人々が訪れます。

アクセス情報:

  • 住所: 三重県鈴鹿市椿町1234
  • 電話番号:0593711515
  • 交通手段: 鈴鹿市駅からバスで「椿大神社前」下車すぐ

3. 玉三稲荷神社

三重県桑名市に鎮座する玉三稲荷神社(たまみついなりじんじゃ)は、京都府の伏見稲荷大社の最古の支部として知られ、地域の人々に親しまれています。江戸時代末期、松平定永公が白河藩から桑名藩へお国替えした際に、家臣が随行し、現在の地に鎮座されたと伝えられています。御祭神は玉三稲荷大神と清龍大神で、末社には金山稲荷大神と長福稲荷大神が祀られています。特に注目されるのは「白蛇の天然石」です。白蛇石は二匹の白蛇が尻尾で結び合い、顔を向かい合わせて巻き付いた姿をしており、良縁・縁結びのご利益があります。また、白蛇は弁財天の化身として財宝神と崇められ、蓄財や福徳のご利益もあります。一般公開されており、社務所で申し込むことができます。

アクセス情報:

  • 住所: 〒511-0821 三重県桑名市大字上野80
  • 電話番号:0594220191
  • 交通手段: 近鉄名古屋線 益生駅より徒歩約8分 三岐鉄道北勢線 馬道駅より徒歩約5分

4. 伊勢神宮

伊勢神宮は、三重県伊勢市に位置し、日本の最高神社として知られています。内宮(皇大神宮)には太陽神である天照大神、外宮(豊受大神宮)には食物の神である豊受大御神が祀られています。伊勢神宮自体は蛇神を直接祀っていませんが、神道において蛇は水や農業、豊穣の象徴として重要視されています。また天照大神の子である建速素盞嗚命(たけはやすさのおのみこと)の子が、蛇神である大物主大神です。

蛇神は特に豊作や商売繁盛の守護神として信仰され、地域の農業神社や水神社に多く祀られています。この象徴的な存在は、伊勢神宮の周辺地域でも古来より深い信仰の対象となっています。

伊勢神宮 内宮(皇大神宮)アクセス情報:

  • 住所: 〒516-0023 三重県伊勢市宇治館町1
  • 電話番号:0596241111
  • 交通手段: 伊賀市駅から徒歩30分、またはタクシーで10分

巳年のご利益

巳年は、十二支の一つであり、蛇を象徴します。この年に特に注目されるご利益は、再生、変化、財運、知恵、そして守護です。蛇は古来より脱皮を繰り返すことから再生の象徴とされ、巳年には新しい始まりや変化を迎えるのにふさわしい年とされています。また、蛇は豊穣や金運の象徴でもあり、財運が向上すると信じられています。巳年に祈願することで、知恵や洞察力が増し、困難を乗り越える力を得るとされています。守護の力も強いとされ、健康や厄除けのご利益が期待できます。

まとめ

2025年巳年には、三重県の蛇にちなんだ神社やパワースポットを訪れ、神聖なエネルギーを感じてみてはいかがでしょうか。歴史と伝統が息づくこれらの場所で、心身の浄化や開運を願う旅を楽しんでください。

投稿者プロフィール

東叡庵
東叡庵煎茶道講師/日本文化PRマーケター
宮城県出身。
仙台の大学卒業後、500年の歴史を誇る老舗和菓子屋に入社。京都にて文人趣味や煎茶道、生け花、民俗画を学び、日本文化への造詣を深める。和菓子屋での経験を活かし、その後、日本文化専門のマーケティング会社でブランディングとPRマーケティングに従事。現在はフリーランスの茶人として活動しながら、日本文化のPRサポートや「みんなの日本茶サロン」を主宰。伝統と現代を結びつける活動を通じて、日本文化の魅力を広めている。みんなの日本茶サロン編集長。